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西国第八番・豊山長谷寺

自分にとっては、なかなか行きにくい場所なので、より行きにくく、かつ、行きたかった場所も絡めた巡礼ルートにした。

行程

2022年5月22日(日)
SLOW HOUSE NARA →👟→ 奈良駅 6:55 →🚃→ 7:23 桜井駅 7:29 →🚃→ 7:49 室生口大野駅 →👟→ 7:55 大野寺(磨崖仏) 8:16 →🚌→ 8:34 室生龍穴神社 8:40 →👟→ 8:54 天の岩戸 8:58 →👟→ 9:02 妙吉祥龍穴 9:15 →👟→ 9:35 室生龍穴神社 9:43 →🚌→ 10:03 室生口大野駅 10:07 →🚃→ 10:18 長谷寺駅 →👟→ 10:33 西国番外法起院 10:43 →👟→ 10:49 長谷寺 13:59 →👟→ 長谷寺駅 14:20 →🚃→ 15:04 鶴橋駅 15:06 →🚃→ 15:12 大阪難波駅 →👟→ 15:52 坐摩神社

見どころ

大野寺対岸の磨崖仏

一見した限りでは自然のままの岩壁のように見える
よく見ると確かに仏が彫られている。弥勒仏とのこと。

室生龍穴神社

奈良交通バスが神社前まで運行するようになり来やすくなった。
日曜日は8時台のバスがあるので、早く到着できる。

正面に見えるは拝殿。本殿はこの奥にあるので見逃してはならない。

妙吉祥龍穴

法起院

七堂伽藍が美々しくととのった長谷寺より、この寂れたお堂の方が今度の旅では印象的に残った

法起院ホームページによれば、白州正子は上記のごとく感じたとのこと。
西国三十三所を開いた徳道上人に思いをはせます
徳道上人ご霊廟の大木の根元で、このような生物に出迎えられました

長谷寺

今回の巡礼では、下記3つ全て開催中で、たいへんにありがたかった。
春と秋に開催されているようなので、次回も時期を合わせて参拝したい。

寺宝展メモ👉徳川綱吉は絵が上手く字が丁寧。狩野探信・探雪兄弟の画風を比較すると、兄探信のほうが弟探雪よりも古風(繊細かつ大胆)な印象。英岳僧正(だったかな)が月ごとのお題に応じ著名な和歌を書いた色紙が秀逸。
大観音特別拝観メモ👉御足に触れられるありがたさはもちろん、観音応化三十三身板絵、裏観音、薬師如来坐像(日光菩薩、月光菩薩、十二神将を従えている)も見逃せない。小銭(お賽銭)を多く持っていきたい。
本坊大講堂特別拝観メモ👉レプリカとはいえ本尊御影大画軸は見事。長谷寺縁起絵巻(複写)(子どもでもわかるような簡易な解説付き)も見応え読み応えあり。

多くの人が素通りしてしまっていた不動堂。立派なお不動さまを拝ませていただきました。
本尊大観音の特別拝観中に、法螺貝を吹いている音が聞こえた。修験者の人が来たのかと思ったが、この看板によれば、正午を知らせる音だった模様。午前六時に鐘、正午に貝と鐘、午後八時に貝の音で時を知らせるらしい。偶然にも貝と鐘の両方の音を聞いたようでありがたい!
本堂に掛かる額には、堂々として存在感ある筆致の文字
額が建物に全く負けていない
涼やかな風がわたり抜ける
舞台からの景色はもう夏の雰囲気
彼方にはびんずるさんのお顔を拝する人、此方の上方には鶴と亀の額。光と陰の対比が美しい。
朱色の五重塔が緑葉に映える
本坊内部。木造建築には外の植物がよく似合う

坐摩神社

晴れ晴れとした感じの境内。カラッとしている。
ちょうど祈祷される方がいらっしゃったので、しばらく建物外で祈祷の様子を見させていただいた。
「菊と向かい鷺御朱印」(御朱印料1,000円 見開きサイズ 書き置き 裏面のり付き)というのがカッコよかったので、次回はそちらをいただこう。

近代的な鳥居
秀吉の時代(440年前)に命じられて、現地に遷座
都会のオアシス的存在なのだろうか
勇ましい


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