幸も不幸もキリがない

堕ちた、と思った。大好きなあの人が手の届くところまで堕ちてきてしまった、と。(憧れていた生き方。喜ばしいことのはずなのに)
自分の手で彼を汚していく感覚。ケースに入って飾られていた時はあれほど綺麗に見えたのに。釣った魚に餌をやらないのは男も女も一緒かな。ビョーキかもしれない。
心のどこかで新しい出会いを求めている。
好きなのに、好きじゃない。ただの彼氏に成り下がらないで、なんて思う。もう遅いけれど。手を伸ばしたのはこの私じゃないか。失礼で、自己中で、意味不明。
本当は、自分自身が一番ハッピーエンドを望んでいないのだろう。悩んで悩んで悩み抜くことが生きることと長年思い、そこから抜け出せない。幸せを跳ね除けようとしている自分が、今ここに、いる。
悩むことに慣れすぎている? 根本的に人を信用していない? どうしてこうなっちまうんだ

ハマショーの『MONEY』がすきです。