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See you soon, ESR

どうも、お久しぶりです。
ささっとエミールスミスロウの移籍報道についてまとめます。

新天地は西ロンドン

現地7/29、Sky SportsのDharmesh SheshよりESRが£34m (£27m + £7m)のディールでフラムに移籍することが報道されました。(ポストはSheshを引用したFabrizio Romanoのもの)

£34mという移籍金ですが、これはアーセナルのクラブレコードとなる売却額。2017年にリヴァプールに移籍したアレックス・オクスレイド=チェンバレンの€38m(当時のレート)と同等の移籍金となりました。(どうやらESRは€で換算すると€41mという説もあるのでもしかすると最高額かもしれません)

ここ2シーズンの稼働率、成績を見たら市場価値を下げており個人的には£20mくらいなのかもしれないと思っていましたが、思ったより高く売れたな、というのが第一印象です。

フラム側のオーバーペイ感も否めないですが、クリスタルパレスとの競合の噂もあったこと、2021/2022にはPLで二桁ゴールを取りイングランド代表歴もある悩める天才の才能に賭けてこの移籍金となった感じでしょう。

フラムとしてもESR獲得は小さくないリスクだとは思いますが、その分リターンも大きいことを理解しての獲得だと感じました。

救世主からベンチを温める日々

2018年のヨーロッパリーグのカラバフ戦でデビューしたのち、ライプツィヒやハダースフィールドでのレンタル生活で経験を積んだのち、2020/2021シーズンは背水の陣となったチェルシー戦で大活躍。
あれがなければ多分アルテタはとっくにクビになってたでしょう。
21/22が彼のキャリアイヤーでしょう。シーズン二桁、🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿代表デビュー。順風満帆に見えましたが、故障が彼のアーセナルでのキャリアを狂わせてしまいました。
22/23はシーズンの大部分を欠場、昨季も満足なプレータイムを得ることはできませんでした。

一部にてアルテタはESRが好みじゃないとの声がありますが、ESRを残したがっていたのはアルテタですしおそらくプランはあったのだろうと思われます。

ですが移籍を希望したのはESR本人ですし、本人のキャリアのことを考えたら移籍するのは良い選択だと思います。


今後の動き

スミスロウの報道が出た直後に、アーセナル公式よりリカルド・カーラフィオーリがついに加入しました。休暇もメディカルも終わっての発表となり、「ここでタイトルを勝ち取りたい」と意気込んでいますので期待したいですね。
これでDFラインは充実ですね、ヤクブ・キヴィオルかオレクサンドル・ジンチェンコの移籍はありそう。冨安はいつ戻ってくるんだ。

ESRの移籍に伴い、空いたスポットにレアルソシエダのミケル・メリーノ、PSGのファビアン・ルイスというEURO2024優勝メンバーの名前が上がっています。どちらも一定のクオリティは担保してくれる選手ですが、仮に獲得するならどれくらいの移籍金になるのでしょうか。

また放出側では、エディ・エンケティアがマルセイユと個人合意したとの噂もありますが、そこから先の報道はあまり聞こえませんし、キヴィオルのインテル移籍の噂も何もなさそう。

売りオペどうなるんすかね、ラムズデールもあるし。

さいごに

生え抜き10番の移籍は、どう考えても心にきますね。Saka and Emile Smith Roweのチャントが聞けなくなるのは残念ですが、スリーライオンズで聞けたら個人的には最高ですね。
そのためにもESRには頑張って欲しいです。

では。

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