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警鐘

1999の年、7の月、

空から恐怖の大王が降ってくる。

アンゴルモアの大王を復活させるために、

その前後の期間、マルスは幸福の名のもとに支配に乗り出すだろう。

ノストラダムスの大予言
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わたしは、
そんなことはないと思いながら、
刻々とせまりくる日にドキドキ

クラスの男の子は、
夏休みの宿題しなくて、
大丈夫だって笑ってた

夏休みの宿題は、
前半にすると、
親がドリル追加とかしそうだし、
かといって、あしたも、明後日も、
何ページまでと縛られたくない。

毎年サライの歌を聴くころ、
短期集中といえば、
まだいいのだろうか…

絵はかけない

頭でえがくものと、
描けるものが一致しない

毎年、空と電柱、電線をかいていた

一度がんばって、
草むしりをする母をかいたら、
クラスのみんなが怖いって、
ドン引きされて。

たしかに怖い。

腕めちゃくちゃ長いし

そんでもって泳げないのだけど、
一度がんばってクロールっぽいのを、
会得し夏休み明けの記録会で、
バタ足13メートルを超える日が来た。

しかし、
クロールっぽすぎたのか、
いきなり先生に外野に出された。

溺れていると勘違いしたらしい
ジタバタにしか見えなかったんだな

だからといって、
泳ぎを極めようなんて思わない

仕方ない

がんばった結果が、
溺れているだなんて、
才能の無さを知るには充分。

話しはもどり、
1999年7月31日、
大予言がくるかと怖かった

母は全く興味がなく、
あれだけいったのに、
最後の晩餐かもだから、
お寿司にといったのに、
冷やし中華だった

「酢が入ってるのは同じ」
そういうところが、
なんかあれなんだぞっ!

しかも甘すぎたからと、
勝手に酢を増し増しされて、
むせ返りながら、
涙目でたべた記憶。

だけど20時になれば、
眠たいのが私なわけで、
怖いとか言って寝てしまう。

翌日8月1日、
変わらぬ朝が来た。

無駄に警戒心だけはあるので、
念のため、1日も誤差かもだから、
忍び足で過ごすように、
息をひそめるようにいた。

いま聞けば、
大予言の解釈は別のひとで、
諸説あり西暦3797年くらいまでの、
予言というはなしも。

それだけあれば、
何かはあるだろうなって思って。

とある日、
美術で、互いに顔を描き合うという、
地獄の沙汰がきた。

自画像ならいい

人さまの顔だなんて…
少しでも可愛さを引き出して、
描きたい。
だって可愛いし。

だけど目で視て、
頭でイメージしても、
うまくいかない

付け焼き刃的に、
「少女漫画」をよんでいたので、
(男の子ならコロコロコミック?)

鼻は小さく「く」の字。
( ꇐ₃ꇐ )まつげバサバサ、
輝く鼻下まである大きな瞳。

もはや、誰かわからない

私を描いてくれたのみたら、
かなりの、おブス。

わたしこんなんなの?と、
しばらく飾られていたなかで、
いつも一番にわたしが視野にはいる

再び大予言の話しにもどる

まさに「今」なのじゃなかろうか

頭上からふりかかるもの、
未知なる「コロナ」、
変異して、いたちごっこのように、
完全な治療法も未知数

ガイアは問いかけている
滅亡し再生するのか

本当の恐怖は、
さわがしく現れない

気づいたら隣りにもういる

普段の業務に、
ワクチンをだす時間、
希釈しはじめる時間、

昼休みを返上して、
接種する

医師は診察し看護師が接種
その後30分、
見守る

話さないよう促しても、
井戸端会議のように話しがやまない

自分でメリット、デメリットを
把握せず、「危機感」がないから、
病院に行けばいいんだろうって、
行ったら全部してくれる

そんなんだから、
若者になかなかいかない。

後期高齢者に一応入る母も(71)、
初回は7月の予約しかとれない

だけど地方だから。

あまりオリンピックに関係ないから、
躍起になって接種を促されないし、
会場を増やすこともない

歯科医師にまで、
筋肉注射をだなんて。

医師も看護師も全ての科を、
完璧にできるわけがない
現に皮膚科の医師に接種を、
頼んでもしないだろう

何回もいう、
看護師が準備して、接種している

その現状で精一杯

リスクを冒してまで、
これ以上は、きっと無理で。

予想していたように、
未知なるものに対して、
びっくりするようなミスをする

信じられない!と簡単に言うけれど、
残念ながら、人がする限り、
ミスは起きるし、そこに、
筋肉注射をし慣れていないひとが、
注射をすると、更にリスクがあがる

オリンピックまでに、
なんとか都市部は打ち終えたい

手はうって開催したといいたい

誰かの何かが、
そうして熱さ喉元過ぎれば、
一斉に医療ミスだとさわぎ、
核心をかくして。

勝手に崇めたてられ、
大義の前にいのちを差し出せとしか、
伝わってこないなかで、
今度は勝手に医療の失墜となる

あの人の危機感のなさも、
誰かれ全部の悪いことまで、
医療が背負えと今度はきこえる。

撹乱されたなかで、
きっとオリンピックはするのだろう

大予言は【警鐘】だと思う

もうマスクなしに、
向き合って互いの顔はかけない

そんな些細だと思うような事の、
ひとつ、ひとつが警鐘で、
聴いててみない、聴かないなら、
いつの日か、再生をした新しい、
未来で生きるひとは、愚かさに
笑うのだろう。

オリンピック選手に、
みんながなれるわけじゃない

選手の気持ちを想うと、
胸はいたむ
年齢だって1歳ちがえば、
身体はまた違うのだから。

特別待遇で万全にして、
他国から受け入れる

日本で
万全にできた試しもないのに、
その時だけ万全てなんだろな。

ひとつ特別を認めたら、
次からつぎに特別はふえる

風の時代は、
いろんなことが明るみにも、
なるんだって。

見たくもないし、
想像できちゃう時点で、
もう残念なことだし、
三兄弟が無事に育たない限り、
この身は壊せない、なくせない

日常さえあれば、
幸せは感じられる

日常が日常でなくなった今、
どうしたら豊かになれるか、
模索する気持ちを、
本当に知ってほしい

密集する大縄跳びも、
鬼ごっこも、
かくれんぼも、
綱引きも、
宿泊学習もない(嫌だったけれど)

小さな、ちいさな
当たり前だったことが、
だんだん記憶から薄れていく

なにが当たり前で、
なにが尊かったかさえ、
振り返れないほど、
疲弊しているひとがたくさんいる

ずっと頭に響く警鐘が、
自分の何かを壊していくようで。

壊していくようだけれど、
壊されない、失わない

もうたくさん失ったけれど、
今ならまだ手が届く

限られた中に、
色をつけて輝かせたい



※読んでくれた方
ありがとうございます。
幸せくる‪ビームを๛ก(ー̀ωー́ก)‬🌟