アンガーログつけると、自分がめっさ怒っている事が分かる

アンガーマネジメントの手法の一つに、アンガーログをつけるというのがあります。

https://www.angermanagement.co.jp/blog/10712

自分が怒りを感じたときに、その怒りをサラサラッと書き留めておくって手法です。

なぜ書き留めるのか。理由は大きく2つ。

1つ目は、人間の怒りのピークは6秒だと言われています。これは諸説あるのだけど、一般的によく言われているのが6秒。怒りを感じたときに最初の6秒をやり過ごしたら、案外収まります。この6秒のうちになにかアクションを取ってしまうと、多くの場合怒りが増幅されます。それがTwitterなどのクソコメントにつながったりします。なのでその6秒をやり過ごすため。

2つ目は、こっちのほうが重要なのだけど、自分は何によって怒りを覚えるのか、を知ること。そしてどんなときに怒りが大きいのかを把握すること。

自分のことって案外分かってないですよね。結構気づいていない事が多い。怒りもそう。「あれ?なんでオレ今怒ってんだろ?」って時、ありません?なんで怒っているのかすらわからなくなるくらい、自分のことはよく分からない。

よく分からないことって管理も解決もできません。英語が分からない人にオズの魔法使いを原書で読め、って言ったって無理なように、自分が何によって怒りを覚えるのか分からないのに、それを抑えろとか無理ゲーもいいところです。

なので、まずはそれを知らなきゃいけない。知るところからスタートです。そのためには記録するのが一番手っ取り早い。

ということでアンガーログなわけです。

やり方は色々あるんですが、スマホのメモでもいいし、カレンダーアプリに記録でもいいし、手帳でもメモ帳でも何でもいいです。サラサラっと「いつ」「どこで」「なにがあった」「怒りのレベル」みたいなもんを記録するだけ。チョロいもんです。まあ、しばらく続けないとすぐ忘れるんですけどね。

これやると、ホンマに自分がめっさ怒ってるのがよく分かる。僕はホンマに些細なことでイラッとしたりムカッときたりします。多いのは、

・歩いてるときに急に目の前で立ち止まる、横から目の前に出てくる

・混んでるのに歩きスマホでチンタラ歩いて流れを阻害している

・電車で駅について、ドアが閉まる直前に飛び降りる、飛び乗ってくる

・閉まりかけているエレベータに駆け込んでくる

などなど。まー、狭量だこと。要は僕の場合は、自分の(中での)スムーズな行動を阻害されることに怒りを覚える傾向が強い、ということですよね。

この辺を知っておくと、どういうときに気をつけないといけないか、ってのが分かってくるし、どうやって怒りの感情と付き合うか、ってのも見えやすくなる。

そのためにも、まずはアンガーログ、です。

ちなみに僕のおすすめは、アンガーログのアプリです。iOSもAndroidもある。

https://apps.apple.com/jp/app/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%82%B0/id1140388884

https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.angermanagement.diary&hl=ja

いや、別にこれじゃなくてもいいし、正直このアプリもそんなにイケてるわけじゃないのだけど、これだと日付や場所をそのまま記録してくれるので楽に入力できます。それに怒りだけじゃなくて、嬉しいとかびっくりとか他の感情についても登録できるので、色々と入力するのには向いてる。

それと、アンガーログは数日で終わっても意味なくて、しばらく続けないといけない。そうなるとやっぱりアプリとか使って、常に持ち歩くであろうスマホから簡単に登録できる方がいいよね、ってことです。

さて、僕は今日はどんなことに腹を立ててたやろうか。。。

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