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【原稿&トーク音声】2021年12月ゴスペルアワー「イエスの4つの名前」

父母コンビでお届けしているラジオ「ゴスペルアワー」の「原稿」を、トーク部分の「音声」と共に、ラジオの再放送が終わってから投稿しています。ラジオ内で紹介した歌は、どなたかがアップされているyoutubeから探して埋め込ませていただきます。(youtubeで見つけられなかった場合はご紹介できませんがご了承ください。)

ラジオでゴスペルアワーを聴くことができない方にも、ゴスペル(=福音・良い知らせ・グッドニュース)が届きますように!

下記リンクの、Youtube「ラジオ・ゴスペルアワー」の再生リストで、これまでのトーク音声&音楽を通してお聞きいただくこともできます。

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トーク1

父:みなさん、(父母)こんばんは (母)2021年12月のゴスペルアワーの時間です。

父:ゴスペルアワーの「ゴスペル」とは、「福音・良い知らせ・グッドニュース」という意味です。天地万物をつくられた創造主・神様がおられて、私たちを罪から救うため、約2000年前に、神が人となってこの地上にうまれてくださったのが、イエス・キリストです。

  このイエス・キリストが、私たちの罪の身代わりとなって、十字架で死んで、葬られ、三日目によみがえり、復活したことがゴスペル・福音だと聖書は教えています。

イエス様を私の罪からの救い主として信じるだけで、罪がゆるされ、神の子とされ、永遠の命が与えられて、神の国、天の御国に入れていただけるということが聖書の中で約束されています。

母:今日は2021年12月、今年、12回目今年最後のゴスペルアワーです。

父:今月は12月・クリスマスの月ですので、クリスマスのお話をしたいと思います。

母:今日は「イエスの4つの名前」というテーマでお届けします。

父:まずイエスキリストの誕生日は全世界でクリスマスとして毎年祝われています。

母:しかし、イエスキリストが12月25日に生まれたとは、聖書のどこにも書いてありませんので、実際の誕生日はいつなのか、はっきりしません。

父:今年は西暦で2021年という意味は、「イエスキリストが生まれてから2021年という意味です。」

母:ただし、西暦を定めた時の当時の学者の計算間違いがあったことが後から判明したために、実際にイエスキリストが誕生したのは、BC(紀元前)4年か5年に生まれたと現在は考えられています。

父:しかし、イエスキリストが生まれる約700年も前に旧約聖書の中で、イザヤという名前の預言者が「救い主・キリストの誕生」を預言していました。

母:旧約聖書イザヤ書7:14 見よ、おとめが身ごもって、男の子を産み/その名をインマヌエルと呼ぶ。

父:そして新約聖書のマタイの福音書1:23では、イエスキリストの誕生の記事の中でこのように書かれています。 「見よ、おとめが身ごもって男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。」この名は、「神は我々と共におられる」という意味である。

母:インマヌエルという言葉の意味は、「神はわれらとともにおられる」という意味です。

父:イエスキリストは神が人となってこの地上に生まれてくださった救い主で、神は私たちとともにいてくださるインマヌエルの救い主です。

母:それでは、今日の最初の賛美をお届けします。

父:小坂忠さんの歌で「インマヌエル麗しい御名」という賛美です。

母:それでは、どうぞお聞きください。

※ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して貼り付けています 

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トーク2

父: 小坂忠さんの歌で「インマヌエル麗しい御名」という賛美をお届けしました。

母: 今日のゴスペルアワーは「イエスの4つの名前」というテーマでお届けしています。

父: 預言者イザヤは更にイエスキリストの誕生の預言の中で、生まれる救い主・メシヤ・

  キリストは4つの名前(4つの呼び名)があることを教えました。

母:イザヤ書 9章6節 ひとりのみどりごが私たちのために生まれる。ひとりの男の子が私たちに与えられる。主権はその肩にあり、その名は「不思議な助言者、力ある神、永遠の父、平和の君」と呼ばれる。

父:イエスキリストの誕生日を記念し、祝う12月25日のクリスマスの前の4週間の日曜日をアドベント(待降節)と呼びます。教会によっては、4本のろうそくを毎週1本ずつ灯してキリストの誕生を待ち望むという習慣もあります。

母:私たちの教会では、クリスマスまでの4週間のアドベント・待降節の日曜日、①不思議な助言者、②力ある神、③永遠の父、④平和の君というイエスキリストの4つの名前の意味を1週間に1つずつ学ぶ予定ですが、ゴスペルアワーは12月1回限りですので、今日4つの名前の意味を全部まとめて1度にご紹介します。

父:イエスキリストが生まれる約700年前にイザヤという預言者は、やがて生まれるメシヤ・救い主の第一の呼び名は、①不思議な助言者と紹介しました。英語ではWonderful Counselor(すばらしいカウンセラー)と紹介されています。

母:聖書の神様は天地万物を創造し、造られた全知全能の神様です。

父:全知・全能の「全知」という言葉は、すべてのことをご存知、なんでも知っておられるという意味です。

母:私たちが問題や困難に直面したとしても、全知の何でもご存知の神様が、私たちに最善のアドバイス・助言をくださる神様です。

父:2番目のイエス様の呼び名は「力ある神」と呼ばれています。他の翻訳の聖書では、「大能の神」、または「全能の神」と翻訳されています。

母:そうですよね。どんなに知恵があっても、全く力がない神様では困ります。

また、逆に、力はあっても、知恵が全くない神様でも困ります。

父:救い主として生まれるキリスト・メシヤは、第一になんでも知っておられる全知の神様、二番目になんでもできないことはない全能の神様であるということを紹介しているんですね。

母:聖書の言葉 

ヨハネの黙示録 11:17 「私たちはあなたに感謝します。今おられ、昔おられた全能者、神である主よ。あなたは偉大な力を働かせて、王となられました。

父:イザヤ書41:10

恐れるな。わたしはあたなとともにいる。たじろぐな、わたしがあなたの神だから。わたしはあなたを強くし、あなたを助け、私の義の右の手であなたを守る

母:それでは、今日の2曲目の讃美をおとどけします。

  小坂忠さんの歌で「力ある主の御名」をおとどけします。 

父:それではお聞きください。

※ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して貼り付けています

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トーク3

父:小坂忠さんの歌で「力ある主の御名」をおとどけしました。

母:今日のゴスペルアワーは「イエスの4つの名前」というテーマでお届けしています。

父:イエス様が生まれる700年も前に、預言者イザヤが預言した救い主、イエスキリストの3番目の名前は何でしょう。

①不思議なる助言者、②力ある神、③永遠の父、④平和の君

母:はい、「永遠の父」という呼び名・名前ですね。

  「永遠の父」という言葉にはどんな意味があるのでしょうか?

父:はい、ここでクイズです。「音楽の父」といえば誰でしょう? バッハです。

では、「天文学の父」と言えば・・・、ガリレオ・ガリレイです。こうした人々が「父」と呼ばれるのは、それぞれの分野でそれまでになかった新しいものを生み出し、その後の学問の基礎をつくった人を父と呼びます。

  救い主キリストが「父」と呼ばれるのも同じです。救い主は、救いを生み出し、神の国を生み出した方なので、「父」と呼ばれているのです。

母:またインドではガンディーが「独立の父」と呼ばれ、アメリカでは初代大統領ジョージ・ワシントンは「建国の父」と呼ばれています。南アフリカのネルソン・マンデラ元大統領も「アフリカの父」と呼ばれました。

父:現在の小学校では、保護者会という呼び方が一般的ですが、昔は、「父兄会」という呼び方がありました。「父兄」というのは、単純に父と兄を指すのではなく、児童や生徒の「保護者」を意味しています。

 ですから、救い主イエス様が「父」と呼ばれている意味は、私たちを養い、守り、導き、私たちを保護してくださる方という意味が込められています。

母:しかも大切なのは、「永遠の父」と呼ばれていることです。ガンディーさんやマンデラさんやジョージ・ワシントンさんがどんなに偉大な方だったとしても、永遠の存在ではありません。

父:しかし、イエスキリストは私たちを世の終わりまでいつまでも、永遠に守り、保護して下さる方なので、「永遠の父」と呼ばれているのです。

母:それでは今日の3曲目の歌をお届けします。

  森祐理さんの歌で、「ワンダフルギフト」をお届けします。

父:それではお聞きください。

※ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して貼り付けています

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トーク4

父:森祐理さんの歌で、「ワンダフルギフト」という歌をお届けしました。

母:今日のゴスペルアワーは「イエスの4つの名前」というテーマでお届けしています。

父:救い主イエスキリストは4番目に「平和の君」と呼ばれています。

母:キリストは世界に・私たちに平和をもたらすためにこの地上に生まれて下さいました。

父:戦争と平和という本がありますが、ある小学校6年生のクラスで「どうやって戦争が始まるのか、考えてきなさい」という宿題が出ました。子供は考えてみたのですが、よくわかりませんでした。それで、父親に聞いてみました。「お父さん、どうやって戦争が始まるの?」父親は答えました。「そうだなぁ、例えばアメリカがイギリスを攻撃すると戦争が始まるんだな。」それを聞いていた母親がこう言いました。

母:「そんなことあるわけないでしょ。アメリカとイギリスは同盟国なんですから。」

父:父親は反論しました。「ただのたとえじゃないか。」母親が言い返しました。

母:「間違ったたとえなんか話したら、間違ったことを覚えるじゃないですか。

そんなことしたら教育にならないでしょ!」

父:父親はいらいらして叫びました。「うるさい。黙れ。」母親も負けてはいません。

母:「あなたこそうるさいわよ。」

父:それを聞いていた子供は言いました。「お父さんもお母さんも、もう止めてよ。

ぼく、戦争がどうやって始まるか、よく分かったから。」

母:イエスキリストは世界に、私たちに平和をもたらし、また私たちの心に平安を与えるために救い主としてこの地上に生まれてくださいました。

父:クリスマスは、天地万物を造られた神様が私たちにイエスキリストという最高のプレゼントを与えて下さった日です。

母:一度も教会に行かれたことが無い方も、今年はぜひ12月19日の日曜日はお近くの教会にお気軽にお出かけください。

父:最後に聖書の中のクリスマスの物語を紹介します。

「マリアは月が満ちて、男子の初子を産んだ。そして、その子を布にくるんで飼葉桶に寝かせた。宿屋には彼らのいる場所がなかったからである。

母:さて、その地方で、羊飼いたちが野宿をしながら、羊の群れの夜番をしていた。

父:すると、主の使いが彼らのところに来て、主の栄光が周りを照らしたので、彼らは非常に恐れた。

母: 御使いは彼らに言った。「恐れることはありません。見なさい。私は、この民全体に与えられる、大きな喜びを告げ知らせます。

父:今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。あなたがたは、布にくるまって飼葉桶に寝ているみどりごを見つけます。それが、あなたがたのためのしるしです。」

母:すると突然、その御使いと一緒におびただしい数の天の軍勢が現れて、神を賛美した。

父: 「いと高き所で、栄光が神にあるように。地の上で、平和がみこころにかなう人々にあるように。

父:それでは最後に、ゴスペルアワーのテーマソング、

  「きみは愛されるために生まれた」を聞きながらお別れしたいと思います。

あなたも愛されていることを忘れないでください。

 今夜も、そして今年もゴスペルアワーを聞いて下さりありがとうございました。

父:それでは  母:この次は  父:来年(1)月にまた  

母:お耳に  父母:かかりましょう。

※ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して貼り付けています

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◆本放送:第1金曜日 19時~

◆再放送:翌週金曜日 19時~

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