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【原稿&トーク音声】2021年2月 ゴスペルアワー「雪のように白く」

父母コンビでお届けしているラジオ「ゴスペルアワー」の「原稿」を、トーク部分の「音声」と共に、ラジオの再放送が終わってから投稿しています。ラジオ内で紹介した歌は、どなたかがアップされているyoutubeから探して埋め込ませていただきます。(youtubeで見つけられなかった場合はご紹介できませんがご了承ください。)
ラジオでゴスペルアワーを聴くことができない方にも、ゴスペル(=福音・良い知らせ・グッドニュース)が届きますように!

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トーク1

父:みなさん、 (父母:)こんばんは
 
母:2021年2月のゴスペルアワーの時間です。

父:ゴスペルアワーの「ゴスペル」とは、「福音・良い知らせ・グッドニュース」という意味です。天地万物をつくられた創造主・神様がおられて、私たちを罪から救うため、約2000年前に、神が人となってこの地上にうまれてくださったのが、イエス・キリストです。このイエス・キリストが、私たちの罪の身代わりとなって、十字架で死んで、葬られ、三日目によみがえり、復活したことがゴスペル・福音だと聖書は教えています。イエス様を私の罪からの救い主として信じるだけで、罪がゆるされ、神の子とされ、永遠の命が与えられて、天国にいれていただけるということが聖書の中で約束されています。

母: 今日は2021年2月、今年、2回目のゴスペルアワーです。

父: 今日は「雪のように白く」というテーマでお届けしたいと思います。

母: 私は、秋田県に住んで40年になりますが、今までで一番雪が多い年になりました。

父: 聖書の中では、「雪」という言葉は、旧約聖書に22回、新約聖書には2回しか出て来ません。

母: 次のような聖書の言葉があります。

父: イザヤ書 1:18 「さあ、来たれ。論じ合おう。──【主】は言われる──たとえ、あなたがたの罪が緋のように赤くても、雪のように白くなる。」

母: 私たちが罪で汚れていても、雪の様に白くなる、清められるという約束があります。

父: 私たち日本人の感覚では、「罪の色は真っ黒」と考えやすいと思います。

母: 服でも、汚れると だいたい、黒く、きたなくなりますよね。

父: しかし聖書では、黒ではなく、赤なのです。「たとえあなた方の罪が緋のように赤くても」と書かれています。この緋という漢字は、糸偏(いとへん)に非常識の「非」で、赤いという意味です。

母: 濃くて明るい赤色、緋色 と辞書では説明されています。

父: 聖書の時代には、カイガラ虫という小さい虫の卵から取れる緋色(赤色)の染料で布を染めたものは、雨にぬれても、洗ってもその赤色の色は落ちませんでした。私たちの人間の罪も同じです。どんなに頑張っても人間の努力で取り除くことができないことを象徴しています。

母: しかし、イエス様は、私たちの頑固な罪を取り除くために十字架で死んでくださいました。

父: 聖書の言葉、第一ヨハネ1:御子イエスの血がすべての罪から私たちをきよめてくださいます。・・・ もし私たちが自分の罪を告白するなら、神は真実で正しい方ですから、その罪を赦し、私たちをすべての不義からきよめてくださいます。

母: それでは、今日の最初の歌として、水野源三さんの雪道という歌をお届けします。

父: 主よ 雪道で寒かったでしょう。妹が作ったおしるこを召し上がって
冷えたお体をあたためてください。あなたとともにいられるだけで
わたしの心はあたたかです。

母: それではどうぞおききください。 

トーク2

父:  水野源三さんの歌で、「雪道」をおとどけしました。

母:  今日は「雪のように白く」というテーマでお届けしています。

父: 聖書の中で、もう1つ 雪という言葉が使われている有名な言葉があります。
  詩篇51:7 ヒソプで私の罪を除いてください。そうすれば私はきよくなります。私を洗ってください。そうすれば私は雪よりも白くなります。

母: 旧約聖書の時代は、人が罪を犯した場合は、人間の身代わりに羊が殺され、血を流すことによって、その罪がゆるされました。

父: イエスキリストが世の罪を取り除く神の子羊として十字架にかかって血を流されて、死んでくださいました。このイエス様を救い主として信じれば罪がゆるされるので、もう羊とかを犠牲に殺す必要はなくなりました。

母: モーセの十戒の映画の中で、エジプトで奴隷となっていたイスラエル人がエジプトから救われる時に、羊を殺して、ヒソプという植物の束で、羊の血を家の入口のかもい、柱に血を塗りました。

父: 羊の血が塗られていた家には、滅びの禍(わざわい)が過ぎ去ったということから、過ぎ越しの祭りと呼ばれました。イエスキリストの十字架の血が私たちを滅びから救うと聖書は教えています。

母: 日本の神社でも、神主さんが、おはらいで罪けがれをはらい落すという儀式を行いますが、人間の心の中の罪はイエスキリストの十字架のあがない・救いによって清められると聖書は教えています。

父: それでは今日の2曲目の歌をおとどけします。
水野源三さんの「足跡」という歌です。

母: 雪道にどこまでも続く足跡は、私の重荷を負いゆかれるキリストの足跡

父: それではどうぞおききください。

トーク3

父:  水野源三さんの「足跡」という歌を、お届けしました。

母:  今日は「雪のように白く」」というテーマでお届けしています。

父: 新約聖書で2回だけ出て来る「雪」という言葉の1つは、ヨハネの黙示録の1:14です。
イエス様の弟子のヨハネが、迫害のためにパトモス島という島に、島流しされた時に、ヨハネはイエスキリストの幻を見ます。

母: ヨハネが見たイエスキリストの姿は、「その頭と髪は白い羊毛のように、また雪のように白く、その目は燃える炎のようであった。」と書かれています。

父: 頭と髪が白い 雪のように白かったという表現は、年をとって、白髪になっていたという意味ではなく、「きよさ」を表しています。

母: 実は、旧約聖書のダニエル書の中で、ダニエルが見た神さまの幻で、「その衣は雪のように白く、頭髪は混じりけのない羊の毛のよう」という言葉が出てきます。

父: 黙示録を書いたヨハネは、イエスキリストこそ、ダニエルが預言した永遠の神、きよい神であると言うことを教えたかったのです。

母: 聖書は 全知全能のきよい神様が、同時に、私たちを愛し、私たちをやさしく導く、良い羊飼いであるとも教えています。

父: 私たちの教会・プロテスタントの教会では、イエスキリストの肖像画を飾るということはありませんが、イエスキリストが子羊を肩に抱いている絵があります。キリストの愛に抱かれて守られていることを見ることができます。

母: まばたきの詩人、水野源三さんは、9才の時赤痢のために、体が不自由になってしまいました。

父: 動けない源三さんをだっこしてお父さんが外に連れ出して、冬の夜空を見せてくれました。その時の思い出を詩にした「星座」という歌があります。

歩けない私は 父に抱かれて 見上げた 雪晴れ空には
神様の奇しき御業なる 冬の星座が美しく輝いていた
13年前に父は逝ったけれど 今夜も冬の星座が美しく輝いている

母: それでは、今日の3曲目の歌として、水野源三さんの 「星座」をお届けします。

父: 時代が変わっても、決して変わることのない永遠の神様が、私たちひとりひとりに対して、「わたしの目にはあなたは高価で尊い、わたしはあなたを愛している」と語って下さいます。

母: それではお聞きください。

トーク4

父:  水野源三さんの歌で、「星座」をおとどけしました

母:  今日は「雪のように白く」というテーマでお届けしました。

父:  心の中が汚い、罪深い人の特徴は、3つあるそうです。
①「ありがとう」という感謝のことばを言えない。
②「ごめんなさい」と謝ることができない。
③「どうぞお先に、」という謙遜な心がない

母: 自己中心な心の罪を認めて、悔い改めて、私の罪の身代わりとして十字架で死んで、よみがえられたイエスキリストを救い主として信じる時に、どんな人でも、だれでも罪がゆるされ、雪のように白い・清い者と神様はしてくださいます。

父: 人はうわべを見るが、主は(神様は)心を見る、と聖書にあります。
  私たちの心は、清い心でしょうか?

母: 状況や人のせいにするのではなく、どんな困難な状況の只中にあっても、罪をゆるされ、雪のように白い清い心を与えて下さる神様に、感謝しながら毎日を過ごしたいものですね。

父: 「私の目にはあなたは高価で尊い。私はあなたを愛している」と言ってくださる神様の愛のメッセージを、みなさんも、ぜひ、お近くの教会に行って聞いてみてください。

私たちの羽後町聖書教会は、日曜日の朝10時半から礼拝が始まりますが、教会によっては、朝10時15分から始まる教会もあれば、10時45分から礼拝が始まるという教会もあります。普段着のままで、てぶらで、お気軽に教会に足を運んでみてください。

母: それでは最後に、ゴスペルアワーのテーマソング、「きみは愛されるために生まれた」を聞きながらお別れしたいと思います。

父: あなたも愛されていることを忘れないでください。
今夜もゴスペルアワーを聞いて下さりありがとうございました。

父: それでは  
母: この次は  
父: 来月3月にまた  
母: お耳に  
父母:かかりましょう。

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