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【原稿&トーク音声】2022年8月ゴスペルアワー「マジックテープ」

父母コンビでお届けしているラジオ「ゴスペルアワー」の「原稿」を、トーク部分の「音声」と共に、ラジオの再放送が終わってから投稿しています。ラジオ内で紹介した歌は、どなたかがアップされているyoutubeから探して埋め込ませていただきます。(youtubeで見つけられなかった場合はご紹介できませんがご了承ください。)
ラジオでゴスペルアワーを聴くことができない方にも、ゴスペル(=福音・良い知らせ・グッドニュース)が届きますように!

下記リンクの、Youtube「ラジオ・ゴスペルアワー」の再生リストで、これまでのトーク音声&音楽を通してお聞きいただくこともできます。

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トーク1

父:みなさん、(父母)こんばんは (母)2022年8月のゴスペルアワーの時間です。

父:ゴスペルアワーの「ゴスペル」とは、「福音・良い知らせ・グッドニュース」という意味です。天地万物をつくられた創造主・神様がおられて、私たちを罪から救うため、約2000年前に、神が人となってこの地上にうまれてくださったのが、イエス・キリストです。
母:このイエス・キリストが、私たちの罪の身代わりとなって、十字架で死んで、葬られ、三日目によみがえり、復活したことがゴスペル・福音だと聖書は教えています。
父:イエス様を私の罪からの救い主として信じるだけで、罪がゆるされ、神の子とされ、永遠の命が与えられて、神の国、天の御国に入れていただけるということが聖書の中で約束されています。

母: 2022年8月、今年、8回目のゴスペルアワーです。

父:今日のゴスペルアワーは「マジックテープ」というテーマでお届けします。

母:日本語ではマジックテープで通じますが、海外では、「マジックテープ」と言っても、通じないようですね。

父:そうみたいですね。海外では一般的には、Velcro(ベルクロ)と呼ばれているようですね。

母:それで、その「マジックテープ」がどうしたんですか?

父:お母さんは、最初にマジックテープを使ったのはいつだったか覚えていますか?
 わたしは、マジックテープでとめるタイプのスニーカーを買った時が初めてだったと思います。簡単にマジックテープでとめられて、すごく便利だと思いました。

母:わたしはいつだったかなぁ、はっきりした記憶がありません。
  でも、今は毎朝、血圧計る時に、お世話になっています。

父:パソコンの電源ケーブルをまとめる紐(ひも)も、マジックテープですよね。

母:生活の色々な場所でマジックテープが使われていて、便利ですが、いつだれが発明したんでしょうね?

父:はい、時は、1948年のスイスでの出来事です。愛犬を連れて山に出かけていたジョルジュ・デ・メストラルさんは、自分の服や犬の毛に沢山の引っ付き虫、オナモミの実の一種・野生のゴボウの実がくっついているのに気づきました。不思議に思った彼は、その実を持ち帰り、さっそく顕微鏡で覗いてみました。すると、その実は無数の鉤(かぎ)でできていて、その鉤が衣服や犬の毛にしっかりと絡みついていたのです。

母:リンゴが落ちるのを見ても、どうしてリンゴが落ちるのかと考える人がほとんどいないように、今までも何百何千の人の服に、ひっつき虫がくっ付いて来たと思いますが、それを不思議に思った人はいなかったんですね。

父:これにヒントを得た彼はオナモミの構造を応用して付けたり、外したり、着脱が自由自在の魔法のファスナーを発明しようとしたのです。そして何年かの試行錯誤の末、特殊ナイロンの糸を使用して、無数の鉤(かぎ・フック)と輪で構成された面ファスナーをつくりだしました。これが面ファスナー(マジックテープ)の誕生でした。

母:「面ファスナー」というのが正式な商品名なんですね。遠い昔に聞いた記憶があります。

父:日本では1960年、2本の布がピタリとくっつき、着脱が自在な『魔法のテープ』という意味の 「マジックテープ」という商品名で、クラレという会社が最初に生産・販売を開始しました。最初はなかなか売れなかったそうですが、爆発的に売れ出したきっかけは何だったと思いますか? ヒントは「1964年・新幹線」です。

母:1964年は、東海道新幹線が開通した年ですよね。

父:はい、それでは、今日最初の賛美をおとどけする時間になりましたので、賛美を聞きながら答えを考えてみて下さい。
サムエルさんの「ゆるがない岩」という歌をおとどけします。

母:それでは、どうぞお聞きください。

※ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して貼り付けています

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トーク2

父:サムエルさんの「ゆるがない岩」という歌をお届けしました。
  はい、マジックテープが日本で知られるようになった理由はわかりましたか?

母:わっかりませ~ん。降参です。

父:マジックテープの名前が全国に広がったのは、1964年にデビューした東海道新幹線の客席のヘッドレストカバーのファスナー(留め具)に採用され、一躍注目を浴びたのがきっかけでした。 それまでは パチンとボタンで留めていたので、付けたり外したりするのが大変手間も時間もかかりました。

母:でもマジックテープは簡単に付けたり、外したりできるので、交換作業も短時間で、楽にできたんですね。

父:今や、面ファスナーの代名詞でもある「マジックテープ」は、クラレという会社の登録商標だったんですね。

母:これもバイオミミクリー(生物模倣)の1つですね。自然界に存在している不思議な、便利な機能・仕組みを見ると、その自然を作った神様が、素晴らしいアイディア・知恵をもって、自然界をつくられたことがわかりますよね。

父:アメリカNASAが宇宙でも、宇宙船の中でもマジックテープが大活躍しているそうですよ。

母:宇宙服に道具を簡単にとめて利用できるようにマジックテープが使われているんですよね。

父:それに、道具が無重力の状態で、ぷかぷか浮かんでしまわない様に宇宙船の壁にも、マジックテープでとめられる様になっているんですよね。
 「まんじ、たいした便利だんしなぁ」

母:なぜ突然、秋田弁? 秋田以外でこのゴスペルアワーを聞いてくださっている方のために通訳すると、「本当に、大変、便利ですね」という意味ですね。

父:はい、それでは今日の2曲目の歌はサムエルさんの祝福の詩をお届けします。

母:それではどうぞお聞きください。

※ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して貼り付けています

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トーク3

父:サムエルさんの祝福の詩という賛美をおとどけしました。

母:今日のゴスペルアワーは「マジックテープ」というテーマでお届けしています。

父:マジックテープを発明したスイスのジョルジュ・デ・メストラルさん。
彼はここからヒントを得て数百万ドル・2億円以上のビジネスを生み出しました。すごいですね。

母:彼は1907年スイスに生まれ、ローザンヌに近い村で育ちました。ヨーロッパでも有数のローザンヌ連邦工業大学を卒業して、電子工学の学位を受けました。

父:大学卒業後のある日、犬を連れて森に散歩に出かけました。イトトンボを採るのが目的でした。新しく買った顕微鏡でイトトンボを見てみようと思っていたのです。ところがイトトンボは1匹も捕まえられませんでした。

母:収穫といえばトゲトゲした実のオナモミだけが自分の服と犬の体にくっ付いていました。、あてにしていたイトトンボが捕まえられなかったので、しかたなくオナモミを顕微鏡で見ることにしました。

父:一体どうしてこんなにひっつくのだろう。顕微鏡をのぞくとオナモミには数百もの鉤(かぎ)状の突起があることがわかりました。そこから数年して、マジックテープが誕生するんですね。

母:マジックテープの名前を考えた時、表面が緻密で、けばのある織物のフランス語でベルベット・ビロードと 鉤編みの鉤クローシェイの単語を組み合わせてベルクロという名前を付けたそうです。

父:自分が考え、期待していたものは手に入らないで、全く考えてもいなかった物から、まったく新しい物が生まれるというのは面白いですね。

母:聖書の中にも、人間の物の見方と神様の見方は全く違うことが紹介されていますよね。

父:はい、ヨハネの福音書9章に生まれつきの盲人の物語があります。イエスさまの弟子たちは、この人は生まれつき盲目なのは、だれが罪を犯したせいですか?彼の両親ですか、それとも本人の罪のせいですか?と犯人探しをしました。
 しかし、イエス様はだれが罪を犯したからという犯人探しではなく、この人の上に神様のみわざが現れるのですよ。と全く違う見方を教えられました。

母:私たちも毎日の生活の中で、「なんでこんなことが?」と苦しんだり、悩んだりすることがあるかもしれませんが、そんな只中にあって、神様は新しい世界に私たちを導いて下さることのできる方なんですね。

父:それでは今日の3曲目の歌をお届けします。
次の歌もサムエルさんの「 全地に満ちるまで」という歌です。

母:今日はサムエルさん特集ですね。それではお聞きください。

※ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して貼り付けています

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トーク4

父:サムエルさんの「全地に満ちるまで」という歌をお届けしました。

母:今日のゴスペルアワーは「マジックテープ」というテーマでお届けしました。

父:マジックテープのマジックは日本語では手品という意味がありますよね。
  以前仕事で中国に行った時、夕飯を4人位で食べた時に、即席のマジック・手品を披露したことがありました。食事のテーブルの上にある物を、どれか一つ選んでもらって、それを当てるという単純な手品でした。
   私とペアを組んだ1人の人が後ろを向いている間に、他の2人で、テーブルの上の物を1つ選んでもらいます。私が指でこれですか、これですか、と次々に聞いて行って、選ばれた物の所で、Yes,とピタリと当てるという手品です。

母:ブラックユーモアという手品で、黒色の次に指で刺したものを「はい」と答えれば良いだけの簡単な手品ですよね。

父:でも、手品の種・理由が分からない人がこの手品を見ると、どうして見ていない人がそれを当てることができるのか、不思議に感じる手品です。
  みなさんも、ご家族で試してみて下さい。

母:聖書の中には、マジック・魔法はありませんが、
  イエス様を信じるだけで、罪が赦され、神の子とされ、永遠のいのちが頂けるという奇跡の種明しは、イエスキリストが私たちの罪の身代わりとなって十字架で死んで、よみがえられたからです。

父;教会に一度も行かれたことのない方は、ぜひ、今月、いや次の日曜日、お近くの教会に行ってみてください。
日曜日の朝10時半から、普段着のままで、手ぶらで、お気軽においでください。

母:それでは最後に、ゴスペルアワーのテーマソング、
  「きみは愛されるために生まれた」を聞きながらお別れしたいと思います。
あなたも愛されていることを忘れないでください。
  今夜もゴスペルアワーを聞いて下さりありがとうございました。

父:それでは  母:この次は  父:来月9月にまた  
母:お耳に  父母:かかりましょう。

※ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して貼り付けています

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◆本放送:第1金曜日 19時~
◆再放送:翌週金曜日 19時~
★秋田県南の「FMゆーとぴあ」の放送を、パソコンやスマホで全国から、ゴスペルアワーの放送時間にお聞きいただけます。

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