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【原稿&トーク音声】2022年3月ゴスペルアワー「足を洗う」

父母コンビでお届けしているラジオ「ゴスペルアワー」の「原稿」を、トーク部分の「音声」と共に、ラジオの再放送が終わってから投稿しています。ラジオ内で紹介した歌は、どなたかがアップされているyoutubeから探して埋め込ませていただきます。(youtubeで見つけられなかった場合はご紹介できませんがご了承ください。)
ラジオでゴスペルアワーを聴くことができない方にも、ゴスペル(=福音・良い知らせ・グッドニュース)が届きますように!

下記リンクの、Youtube「ラジオ・ゴスペルアワー」の再生リストで、これまでのトーク音声&音楽を通してお聞きいただくこともできます。
https://www.youtube.com/channel/UCg5lUSpJFyO8OE7s9ONhGiA/playlists
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トーク1

父:みなさん、(父母)こんばんは (母)2022年3月のゴスペルアワーの時間です。

父:ゴスペルアワーの「ゴスペル」とは、「福音・良い知らせ・グッドニュース」という意味です。天地万物をつくられた創造主・神様がおられて、私たちを罪から救うため、約2000年前に、神が人となってこの地上にうまれてくださったのが、イエス・キリストです。
 このイエス・キリストが、私たちの罪の身代わりとなって、十字架で死んで、葬られ、三日目によみがえり、復活したことがゴスペル・福音だと聖書は教えています。イエス様を私の罪からの救い主として信じるだけで、罪がゆるされ、神の子とされ、永遠の命が与えられて、神の国、天の御国に入れていただけるということが聖書の中で約束されています。

母: 2022年3月、今年、3回目のゴスペルアワーです。

父:今日のゴスペルアワーは「足を洗う」というテーマでお届けします。

母: 「足を洗う」というテーマですか? 

父:はい、普通日本語で「足を洗う」という言葉は、悪い生活をやめる、悪い生活から足を洗うという使い方をしますが、聖書の中でイエス様は弟子たちに向かって、「互いに足を洗い合いなさい」と教えられました。

母:イエス様が教えられた「足を洗う」という言葉はどんな意味があるのでしょう。

父:まずは、2000年前のイエス様の時代の、その当時の家庭の状態を理解することが必要です。
母:当時は、今と違って奴隷制度がありましたよね。

父:はい、大きな家には、奴隷・しもべ・召使いがいて、その家の主人が帰って来ると、しもべは玄関で、ご主人様の前にひざまづいて、ご主人様の足を洗うのが普通でした。

母:今と違い、道路は舗装されていませんから、サンダルのような靴を履いていた人の足は、家に帰るとホコリや泥で汚れてしまいます。

父:そこでまず、泥んこになったご主人様の足を奴隷が、水で洗って、綺麗に足を拭くのが当時の習慣でした。しかも、この時は1年に一度のユダヤ教の一番大切な「過ぎ越しの祭り」というお祭りの日で、イエス様は弟子たちと最後の晩餐を食べている食事中の出来事でした。

母:「最期の晩餐」というとレオナルドダビンチの最後の晩餐の絵が有名ですよね。

父:はい、イタリア・北部のミラノのサンタマリアなんたら教会の食堂に飾られているそうですね。縦4m横9mの大きな絵だそうです。

母:レオナルドダビンチの最期の晩餐の絵では、イエス様も弟子たちもみんな椅子に腰かけているように描かれていますが、2000年前の実際のイエス様の時代の夕食は、椅子ではなく、床に足を横に投げ出して、左腕で体を支え、右手で食べ物を取って、食べるスタイルだったようですね。

父:はい、それでは、ここで今日最初の賛美です。
「主イエスの愛で 」という賛美をお届けします。

母:それでは、どうぞお聞きください。

※ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して貼り付けています

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トーク2


父:「主イエスの愛で 」という賛美をお届けしました。

母:今日のゴスペルアワーは「足を洗う」というテーマでお届けしています。

父:最後の晩餐が始まる前、通常であれば、奴隷・召使がみんなの足を洗ってから部屋に入って食事が始まりますが、この時はイエス様と12人の弟子たちだけだったようで、召使・しもべはいなかったようです。

母:だれも足を洗ってくれる人がいなかったわけですね。

父:人の足を洗うという仕事は一番賎しい身分の低いしもべのする仕事でしたから、
 弟子の中の誰一人として、他の人の足を洗うことなどは、思いもつきません。
 俺はあいつよりも年上だから、洗うならあいつが俺の足を洗うべきだと考えていたのかもしれませんね。

母:聖書には、「弟子たちの中でだれが一番偉いか」という議論が持ち上がっていたとも記録されています。弟子たちのだれもがみんな、イエス様の次に偉いのは俺だ、おれだ、おれだと争っていたわけです。

父:すると食事の途中で、突然イエス様が立ち上がりました。
ヨハネ13:4―5イエスは夕食の席から立ち上がって、上着を脱ぎ、手ぬぐいを取って腰にまとわれた。それから、たらいに水を入れて、弟子たちの足を洗い、腰にまとっていた手ぬぐいでふき始められました。

母:なんと一番偉いイエス様が、しもべの格好をして、弟子たちの足を洗って、足を拭き始めたのです。

父:イエス様が弟子のペテロの所に来ると、ペテロは言いました。「主よ。足を洗っていただくなど、もったいなくてとてもできません。どうか、おやめください。」

母:ペテロとのやり取りがあってから、イエス様は弟子たちの足を洗い終えると、また上着を着て席に戻り、弟子たちに尋ねました。

父:「わたしのしたことがわかりますか。 13あなたがたはわたしを『先生』とも『主』とも呼んでいます。それはかまいません。そのとおりなのですから。 14その、主でも先生でもあるわたしが足を洗ってあげたのですから、あなたがたも互いに足を洗い合いなさい。 15わたしは模範を示したのです。わたしがしたとおりに、あなたがたもしなさい。

母:イエス様は、弟子たちに対して「お互いに謙遜に、へりくだって、人に仕えなさい」と身をもって教えられたわけですね。

父:他の聖書の箇所ではイエス様は次の様に弟子たちに言われました。マルコ10:42-「あなたがたも知っているとおり、この世の王や高官は、支配者として権力をほしいままにしています。 43しかし、あなたがたの間では違います。偉くなりたければ、みなに仕える者となりなさい。 44人を支配したければ、奴隷のように仕える者となりなさい。

母:はい、それでは、ここで、今日の2曲目の讃美です。
  「主よあがめます 」という賛美をおとどけします。 

父:それではどうぞお聞きください。


※ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して貼り付けています

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トーク3

父:「主よあがめます 」という賛美をおとどけしました。

母:今日のゴスペルアワーは「足を洗う」というテーマでお届けしています。

父:イエス様は弟子たちに偉くなるなと教えたのではありません。人の先に立つ指導者・リーダー、あなたがたの間で偉くなりたいと思う者は、「皆に仕える者になりなさい。皆のしもべになりなさい。」と教えられたのです。

母:私たちはお互いに謙遜にへりくだって、他の人のしもべとなって仕える者になりたいですね。

父:最後にマザーテレサの言葉を紹介しましょう。「ある人がかつて私に、100万ドルもらっても、ハンセン病患者には触りたくないと言いました。私は答えました『私も同じです。お金のためだったら、200万ドルやると言われても、いまの仕事はしません。しかし神への愛のためなら喜んでします』」

母:「互いに足を洗い合いなさい」というイエス様の言葉は3つの愛について教えています。

父:第一に、互いに愛し合い、
母:第二に、互いに仕え合い
父:第三に、互いに赦し合いなさい ということです。

母:高慢になったり、高ぶったりしないで、謙遜にへりくだって、人に仕えて生きて行きたいものですね。

父:それでは今日の3曲目の歌をお届けします。
  「ゆるがない岩 」という歌です。

母:それではお聞きください。

※ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して貼り付けています

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トーク4

父:「ゆるがない岩 」という賛美をお届けしました。

母:今日のゴスペルアワーは「足を洗う」というテーマでお届けしました。

父:それではここで、今年3回目のジョークを紹介したいと思います。
  アメリカから日本に若い青年が宣教師としてやってきました。
  日本語学校を卒業したばかりで、片言の日本語ですが、今日は教会の
婦人の集会で聖書のお話を初めてすることになりました。

母:宣教師はバスに乗って、近くにいた女子高校生に教会のパンフレット・
  教会案内を読んでもらおうとして、パンフレットを渡しながら言いました。

父:どうぞおよめになってください。

母:教会の最寄りのバス停に近づいたので宣教師は小さな声で練習しました。
「すみません。わたしをここでおろしてください」一度練習した後、宣教師は大きな声で言いました。

父:すみません、わたしをここでころしてください。

母:やっとの思いでバスを降りた宣教師は教会に着きました。教会には沢山の婦人が集まっていました。初めての日本語での説教です。聖書を開いて、小さな声で練習しました。「義人はいない、ひとりもいない」。神様の前に正しい、義人はひとりもいないというメッセージをする予定でした。

父:宣教師は聖書を開いて、大きな声で言いました。
  「美人はいない。ひとりもいない。」すると、ご婦人方は、宣教師をにらみました。
  なぜみんなににらまれるのか分が分からない宣教師はもっと大きな声で言いました。
  「美人はいない。ひとりもいない。」

母:その後、この宣教師がどうなったかちょっと心配ですが・・・・
  私たちは、謙遜に、へりくだって、お互いに仕えながら歩みたいものですね。

父:2022年も3か月目に入りました。教会に一度も行かれたことのない方は、ぜひ、今月、いや次の日曜日、お近くの教会に行ってみてください。

母:日曜日の朝10時半から、普段着のままで、手ぶらで、お気軽においでください。

父:それでは最後に、ゴスペルアワーのテーマソング、
  「きみは愛されるために生まれた」を聞きながらお別れしたいと思います。
あなたも愛されていることを忘れないでください。
  今夜もゴスペルアワーを聞いて下さりありがとうございました。

父:それでは  母:この次は  父:来月4月にまた  
母:お耳に  父母:かかりましょう。

※ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して貼り付けています

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◆本放送:第1金曜日 19時~
◆再放送:翌週金曜日 19時~
★秋田県南の「FMゆーとぴあ」の放送を、パソコンやスマホで全国から、ゴスペルアワーの放送時間にお聞きいただけます。


【聴く方法】

 ■スマホの場合、

http://listenradio.jp/

 アプリインストール後「選曲」を押し、画面の下の方を見ていき「FMゆーとぴあ」を探して押したあと、再生ボタン▶を押してください。

 ■パソコンの場合、下記サイトの左上の再生ボタン▶を押してください。

http://listenradio.jp/Home/ProgramSchedule/30030/FM%E3%82%86%E3%83%BC%E3%81%A8%E3%81%B4%E3%81%82


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