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【原稿&トーク音声】2021年10月ゴスペルアワー「万事が益」


父母コンビでお届けしているラジオ「ゴスペルアワー」の「原稿」を、トーク部分の「音声」と共に、ラジオの再放送が終わってから投稿しています。ラジオ内で紹介した歌は、どなたかがアップされているyoutubeから探して埋め込ませていただきます。(youtubeで見つけられなかった場合はご紹介できませんがご了承ください。)
ラジオでゴスペルアワーを聴くことができない方にも、ゴスペル(=福音・良い知らせ・グッドニュース)が届きますように!

【ゴスペルアワーfacebookページ】
http://www.facebook.com/radio.gospelhour

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トーク1

父:みなさん、(父母)こんばんは (母)2021年10月のゴスペルアワーの時間です。

父:ゴスペルアワーの「ゴスペル」とは、「福音・良い知らせ・グッドニュース」という意味です。天地万物をつくられた創造主・神様がおられて、私たちを罪から救うため、約2000年前に、神が人となってこの地上にうまれてくださったのが、イエス・キリストです。
 このイエス・キリストが、私たちの罪の身代わりとなって、十字架で死んで、葬られ、三日目によみがえり、復活したことがゴスペル・福音だと聖書は教えています。イエス様を私の罪からの救い主として信じるだけで、罪がゆるされ、神の子とされ、永遠の命が与えられて、神の国、天の御国に入れていただけるということが聖書の中で約束されています。

母:今日は2021年10月、今年、10回目のゴスペルアワーです。

父:今日のゴスペルアワーは「万事が益」というテーマでお届けします。
  新約聖書 ローマ 8:28にこんな言葉があります。
  神を愛する者たち、つまり、神の御計画に従って召された者たちには、
  万事が益となるように共に働くということを、わたしたちは知っています。

母:万事が益、すべてのことが益になるという意味ですね。

父:はい、そうですね。今日は最初にジョークを紹介します。
 アフリカのある国の王さまは、どこにいくにも親友と一緒でした。
 その親友の口癖は、「良かった。それで良かった」ということでした。
 良いことが起ころうが、嫌なことが起ころうが、
「良かった。それで良かった」と言うのです。

母:ある日王さまは、この親友といっしょにライオン狩りに出かけます。
  親友は銃の準備をして王さまに渡します。

父:王さまがライオンを狙って撃ったとたんに暴発して、
 引き金を引いていた王さまの右手の親指が吹っ飛んでしまいました。

母:それはそれは、大変な事故でした。
 病院で手当が終わってから、彼はまた王さまに言いました。

父:「良かった。それで良かった」と。
 王さまはかんかんに怒り狂って、彼を牢屋に閉じ込めてしまいました。
 そうして1年間が過ぎたある日、 王様は一人で、ライオン狩りに出かけます。

母:ライオンに狙いを定めたとき、ふっと気がつくと、
 王さまは人食い人種の一軍に取り囲まれていました。

父:何の抵抗もできずに銃を下ろして、腕を縛られて、
 彼らの村に連れて行かれ、さあ、これから殺されるというときに、
 人々は王さまの右手の親指がないことに気がつきました。

母:すごく迷信深い村で、「こいつを食べたら、
 村が恐ろしいことになる」と、彼らは王さまを解放しました。

父:王さまは感動します。自分は親指がないことによって救われた。
 だとしたら、牢にぶち込んだ、あの親友の言っていたことは本当だ。
 「良かった。すべてが良かったんだ」

母:王さまは急いで牢屋に行って、友人に謝って事の次第を報告しました。
「本当に申し訳なかった。君を一年間も牢獄に入れてしまって」

父:すると彼は言います。
 「いやいや王さま、すべてが良かったんです。
 すべてがそれで良かったんです」

母:王さまは言います。
 「良いはずないだろう。牢屋に一年も入れてしまったんだから」

父:彼は言います。「いや、王さま。とんでもございません。
 もし私が牢屋に入れられていなければ、
 私が王さまとライオン狩りのお供をしていたとすれば、
 人食い人種に食べられたのは、私だったじゃないですか」

母:それでは、今日の最初の賛美をお届けします。
父:旧約聖書 詩篇100篇 の賛美です。
母:それでは、どうぞお聞きください。


※ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して貼り付けています

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トーク2

父: 詩篇100篇という賛美をお届けしました。

母: 今日のゴスペルアワーは「万事が益」というテーマでお届けしています。

父: 万事が益、良いことも悪いことも、すべてが私たちの益になるというんですね。

母: 新改訳聖書2017では次の様に翻訳されています。

父: ローマ 8:28 神を愛する人たち、すなわち、神のご計画にしたがって召された人たちのためには、すべてのことがともに働いて益となることを、私たちは知っています。
母: 私たちに良いことだけではなく、私たちの目に悪いことに見えることも、すべてのことを混ぜ合わせて、神様は益としてくださるというのです。

父: 薬の処方箋でも、それ単体としては毒でも、他の薬と一緒に調合されるときに薬として働くことがあります。私たちの人生においても、どうしてこんなことがと思いたくなる、うれしくないことが、喜ばしくないことも含めて、全てがともに働いて益となると聖書は教えています。

母: 聖書の中でそのことを体験した一人は旧約聖書、創世記に登場するヨセフです。

父: 男だけで12人兄弟、下から2番目のヨセフは兄たちのしっと、ねたみによって、エジプトに奴隷として売り飛ばされてしまいました。

母: その後も、踏んだりけったりの人生で、主人に誤解され、投獄され、苦労に苦労を重ねた後、なんとヨセフはエジプトの総理大臣まで登り詰めました。そして、その時全世界を襲った大飢饉から、家族を救うことができました。

父:創世記50:20でヨセフは兄たちにこんな言葉を言いました。「 あなたがたは私に悪を謀りましたが、神はそれを、良いことのための計らいとしてくださいました。それは今日のように、多くの人が生かされるためだったのです。」

母: ヨセフは自分の人生を振り返った時に、「兄たちが自分に対してこんなひどいことをしたと恨んだのではなく、神が私の人生をそのように導かれたんだ」と告白しました。

父: 全知全能の愛なる神様が私たちの人生を 最善に、すべてを益に導いてくださるというのが聖書の世界観・人生観です。

母:それでは、今日の2曲目の讃美をおとどけします。
  「今日まで守られ」 聖歌292番です。 

父:それではお聞きください。

※ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して貼り付けています

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トーク3

父:聖歌292番 今日まで守られ をおとどけしました。

母:今日のゴスペルアワーは「万事が益」というテーマでお届けしています。

父: すべてのことがともに働いて益となるという聖書の言葉を、自分勝手に、自分に都合よく読んでしまう間違いをしてはいけません。

母: すべてのことが益となるという言葉は、私たちの願った通り、自分の思った通りに、なるということではありません。

父:この聖書のことばの続きを見ると、ここで言う「益」というのが何であるかがわかってきます。29節にはこんな言葉が続きます。

母:神は予知しておられる人々を、御子イエスの姿に似たものとするために、救いに予定しておられた。

父:イエス様と同じ姿に変えられていくことが ここで言う「益」なのです。
 経済的に豊かで、仕事が順調で、家族みんなが健康で、いわゆる家内安全、商売繁盛の状態を神様の祝福と言うのではありません。

母: イエス様と同じ姿に変えられるというそのイエス様はどんな方かを紹介している聖書の言葉があります。

父:新約聖書第一コリント13章 愛は寛容であり、愛は親切です。また人をねたみません。愛は自慢せず、高慢になりません。礼儀に反することをせず、自分の利益を求めず、苛立たず、人がした悪を心に留めず、不正を喜ばずに、真理を喜びます。すべてを耐え、すべてを信じ、すべてを望み、すべてを忍びます。

母:愛という文字の所に自分の名前を入れて読むことは難しいですが、イエス様という名前を入れることはできます。

父:私たちの人生の中で起こるすべてのこと、良いことも、悪いことも、すべてのことを通して、神様は私たちをイエス様のような姿に、性質に私たちを変えて下さいます。それが私たちにとっての「益」なのです。

母:それでは今日の3曲目の歌は、ひさしぶりにお父さんと娘の二人で歌っています
 第一コリント13章4-8節の歌をお届けします。

父:それではお聞きください。

※ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して貼り付けています

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トーク4

父:第一コリント13章の歌をお届けしました。

母:今日のゴスペルアワーは「万事が益」というテーマでお届けしました。

父:最後に一人の女子高校生のお話を紹介したいと思います。
  教会に通い始めてまだ間もない女子高校生に、同じ学校の生徒たちが言い寄りました。

母:「あなた、教会に行って、イエス様を信じたんだってね。
  私たちの信じているご本尊様はこれこれ、こんなこともしてくれるのよ。
  あなたの神様はあなたに何してくれるの?」

父:イエス様を信じたばかりの彼女は返事に困ってしまいました。
  そして彼女はこんな返事をしました。

母:「神様が私たち願いを聞いて下さるのではなく、
私たちが神様の願いを聞くのよ。」

父:自分のいのちを投げ出して、身代わりに死んでくださるほどに私たちを愛して下さっている神様の願い、神様のことばをみなさんも教会に行って、聞いてみて下さい。

母:それでは最後に、ゴスペルアワーのテーマソング、
  「きみは愛されるために生まれた」を聞きながらお別れしたいと思います。

父:あなたも愛されていることを忘れないでください。
 今夜もゴスペルアワーを聞いて下さりありがとうございました。

父:それでは  母:この次は  父:来月(11)月にまた  
母:お耳に  父母:かかりましょう。


※ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して貼り付けています

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◆本放送:第1金曜日 19時~
◆再放送:翌週金曜日 19時~
★秋田県南の「FMゆーとぴあ」の放送を、パソコンやスマホで全国から、ゴスペルアワーの放送時間にお聞きいただけます。


【聴く方法】

 ■スマホの場合、

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 ■パソコンの場合、下記サイトの左上の再生ボタン▶を押してください。

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