【社会人メンバー紹介】No.2 今野祥

自己紹介

今野 祥 37歳 早稲田大学出身 千葉県生まれ、東京育ち。
2006年に新卒で人材サービス企業に入社し、経理(単体&連結, 税務, 監査対応, ガバナンス)、経営企画(予算管理, 事業分析, 子会社管理)を担当。
2019年に不動産系企業に転職し、同じく経営企画(予算管理, 経営戦略策定, その他便利屋さん)に従事しています。

ご覧の通りずっと管理部門に所属していまして、営業は一度もやったことがないので、Goodjobの他のメンバーと比べても珍しいキャリアかもしれません。

Goodjobと出会う前

大学3年生で就職活動を始めたとき(2004年6月。当時はスタートが早かったのです)に、同じゼミの先輩に西尾さんを紹介してもらったのが、Goodjobとの出会いです。
当時、僕が就職活動に対して考えていたのは、漠然とこんな感じです。
・人を幸せにする仕事がしたい。
・人が幸せになるには、人生で一番長い時間を過ごす仕事が幸せならいいんじゃないか。
・だったら人材サービスだよね。
これをゼミの先輩に話したところ、人材サービスの内定者である西尾さんに会わせてもらうことになったのです。

西尾さんに上の3つを話してみたら、西尾さんはこう言ってGoodjobに誘ってくれました。
・人の幸せ=人材サービスという考え自体はいいと思う。
・だけど人の幸せ=人材サービス「だけ」じゃないよね。他の業界や業種も究極は人の幸せを追求しているし。
・だから、いろんな業界の話を聞いてみた方が、本当にやりたいことが分かるよ。それでも人材サービスがやりたいなら、志望理由がもっと強いものになると思うし。

要は「本当にそれがやりたいことなんだっけ」と言ってくれたわけです。
たぶんこのまま面接に臨んでいたら、これらを問われてしどろもどろになっていたと思います。
既に自己紹介した通り、結果として僕は人材サービスに就職するわけですが、その志望動機は大きく変わっていきました。
それはひとえに、Goodjobに出会えたから、と今でも思っています。

Goodjobでは

Goodjobでは、いろんな業界の内定者の先輩と話をすることができました。
人材サービスだけでなく、銀行・商社・メーカー・ITなど、業界・業種は多岐にわたっていました。
同じ就活生もたくさんいて、志望する業界も全然違う人たちばかり。
そんな中で僕は、いろんな業界や業種、そしていろんな人の話を聞かせてもらうことができました。
もちろん、面接のやり方、ESの書き方、グループディスカッションのやり方なども教えてもらいましたし、皆さんが知りたいのはそういうことかもしれません。
でも僕にとってGoodjobで一番良かったことは、いろんな人の話を聞けたことで視野が広がったことです。

だから、僕がGoodjobを通じて出来上がった志望動機は、本当にいいものになりました。
・僕は人を幸せにする仕事がしたい。人から褒められて、信頼されて、感謝されると、僕も幸せになれるから、そのサイクルの中で仕事をしたい。
・その人の人生で一番時間を使う「仕事」を幸せにしたい。一番時間を使うことが幸せだったら、きっとその人の人生は幸せだったと思えるから。だから「仕事」を幸せにできる人材サービスで働きたい。
・その人材サービス会社でバックオフィスをやってみたい。僕が後ろから支えることで、僕と同じ思いを持った仲間が、本気で世の中に向き合えるようになるから。
こんな感じの志望動機で、僕は晴れて第一志望の会社から内定をもらうことができました。

余談ですが、社会人になってからずっと、さらに昨年転職してからもずっとバックオフィスで働いていますが、上の思いは大きく変わっていません。
誰かの幸せのために頑張れること、それこそが僕の幸せなんだ、と今でも思っています。

内定者として、OBとしてGoodjobに関わって

大学4年生(2005年)の9月からは、先輩から渡されたバトンを受け取って、今度は同期の内定者と一緒に、後輩の就活生に自分たちの経験をしゃべることになりました。
社会人になってからも、OBとしてGoodjobにお邪魔して、同じようにたくさんの就活生と話す機会がありました。
就活生の悩みはみんないろいろ。面接の受け答えやESの添削なんかもありましたが、「そもそも自分が何をしたいのか分からない」という人の方が多かった気がします。

そんな中で僕が大切にしていたことは、「なぜそう思うか」を一緒に考えることです。
「あなたはなぜそう思ったのか」を一生懸命聞いて、「僕がなぜそう思ったか」を一生懸命話す。
いま考えていることを言葉にして書き留めて、頭の中を整理することが目的です。
いったん整理されれば目に見えるようになるので、変に心配になったり焦ったりしないし、
いろんな人にも見てもらいやすくなり、いろんな意見をもらえる。

僕がGoodjobを通してよかったなぁと思ったことを、同じようにやってあげることにしました。
とはいえいま振り返ると、僕の方がしゃべりすぎていたなぁと反省しています。

就職活動生にメッセージ

新型コロナウィルスのために、僕たちですら経験したことがない不安や大変さを、皆さんは感じているのではないでしょうか。
Webでの会社説明会や面接、SNSを使った情報収集、インターンなどなど、僕の時代には考えられないほど就職活動は高度になっていると思います。
そんなさなかに新型コロナウィルスですから、心配するなといっても無理な話です。

だからこそ、一人で考え込まないでいろんな人に話を聞いてもらってください。
他の就活生はもちろん社会人や内定者だって、話は違えど同じように苦しんで、乗り越えてきた経験を持っています。
そうした経験があって一緒に悩んで考えてくれる人が1人いるだけで、少し前向きになれるんじゃないかな、と僕は思います。
それは誰であってもいい。身近な先輩、SNSで知り合った人、学校の先生、ご家族や親戚などなど。
もし身近すぎるなぁと思ったら、僕たちGoodjobでもOKです。

ぜひ、一緒に前向きに進める誰かと出会ってください。

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