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ふと思った、うさぎとかめの話

こんにちは、たにしん(@tanishin_321)です。


みなさんは、「うさぎとかめ」という童謡をご存知でしょうか?


知らない人はいないって?
そうかもしれません!笑


うさぎとかめ

「もしもし かめよ かめさんよ
せかいのうちに おまえほど
あゆみの のろい ものはない
どうして そんなに のろいのか」

「なんと おっしゃる うさぎさん
そんなら おまえと かけくらべ
むこうの 小山(こやま)の ふもとまで
どちらが さきに かけつくか」

「どんなに かめが いそいでも
どうせ ばんまで かかるだろう
ここらで ちょっと ひとねむり」
グーグーグーグー グーグーグー

「これは ねすぎた しくじった」
ピョンピョンピョンピョン
ピョンピョンピョン
「あんまり おそい うさぎさん
さっきの じまんは どうしたの」

この歌の教訓としては、
過信(自信過剰)して思い上がり油断をすると物事を逃してしまう。 また、能力が弱く、歩みが遅くとも、脇道にそれず、着実に真っ直ぐ進むことで、最終的に大きな成果を得ることができる。
とのこと。


この教訓から歩みがおそくてもがんばるかめが、ひたむきな良い存在として捉えられがちです。


でも、ふと思ったのです。


かめ、短気じゃね?笑


うさぎの安っぽい挑発に対して、かなり好戦的に受けています。


そして、無謀とも思える勝負に挑んだ挙げ句、勝ったかと思うと相手のうさぎを蔑むような発言。


あまり良い性格とは思えないな、と。笑


現代社会でいえば、少しバカにしてきた相手に対してムキになり、喧嘩をふっかけて勝ったら悦に浸る。


こんな状態でしょうか?


こう考えると、かめを見習おうとは思わないはず。


では、かめはどうすればよかったのか?


1番よい対応は人を小ばかにするうさぎのような相手は華麗にスルーしてしまうことではないでしょうか?


人間は少しでも敵意を感じると、それに対して闘争・逃走本能が働きます。


古代の人間にとって、それは生存戦略として理にかなっていましたが、現代社会で常に本能に支配されて動くと、よい成果は出せません。


これもある種の気づきだなと思う今日この頃です。


不要な争いは疲れるだけ。
無駄な争いに自らつっこむのはやめて、穏やかに生きていきたいものです。

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