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業務効率化7つのセオリー(2):データの二重入力に着目する

改善機会は「二重入力」の部分に潜んでいることが多いです。これは適用パターンの「転記」に該当するところですが、企業では一般的に多くの時間を転記業務に費やしているからです。

たとえば受注業務を検討対象とした場合、業務フローを上流(受注)から下流(入金)まで追っていき、どこでデータが途切れているかを確認してみましょう。そうすると二重入力の場所が特定できるはずです。

データというものは最初に1度だけ入力し、そのデータを最後まで使い回すのが「あるべき姿」であり、最も効率的なフローとなります。もし同じデータを何度も入力している部分があれば、そこが改善機会の可能性が高いでしょう。

二重入力をRPAで解消すると従来の転記作業がほぼゼロになるため、改善効果が極めて高くなります。定形業務を1つひとつ確認するだけでなく、全体のフローでチェックするという視点も効率化のポイントです。

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