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これからの住宅商品メモ2

メモ2。

前回の大木付き住宅商品のパッケージじゃなく、でも植物+家のシリーズでもう一つ考えているのは、壁面緑化住宅商品の開発。今更ベタといえばベタ。実際、建築家が提案する家でも壁面緑化の実績はいろいろとある。

でも多分企画化された商品住宅としては世の中にはないと思います。壁面に植物を這わせる事のデメリットはいろいろと想像つくので、無いのはごもっともなのですが改めてAI等進化した現代で、AI活用した植物管理など含めて考えたら面白いのではなかろうかと。

もう10年以上前になるので時効と思い話しますが、ある窯業系サイディングメーカーから意見を聞きたいと相談されて、メーカーの開発途中の外壁を見せてもらいました。それは溶岩石を壁面に貼った状態の面材で、まだ開発途中だったので製品として完成されていないものだったのですが、溶岩の多孔質な岩が水分確保や根を張りやすく、植物と相性が良いとのことで、また自然石の環境配慮の観点、壁面の温度を下げる役目等のメリットをあげて検討しているサイディングでした。

私はデザインはとりあえず棚上げして(あまりにも現状ひどかったので)、根が外壁内部に侵食する事の対処方法、納まり、メンテナンスの観点を検討すべきの様なことを言ったと思います。結局は商品としてリリースされず企画倒れしたわけなのですが、窯業系サイディングとしては画期的。売れなかったでしょうが・・・(笑)

改めて植物と家を考えたいと。

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