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挑戦

初めて書く文章なので大目に見てください

今年4月から京都府民になった。初めての一人暮らし。
ここに来た理由はいろいろある(ex.ガンバの試合が見たい、関西のお笑いが見たい、関西のライブハウスに行きたいなど)。だが、とにかく1人で自由にやってみたいというのが一番の理由だ。

僕の家は恵まれていると思う。
小6でイギリス旅行に行ってオールド・トラッフォードで香川がアシストした試合を現地で見れたり、中1でグアム旅行行けたり、覚えてないけど3歳のときにアメリカのユニバーサルスタジオやディズニーランドに行けたり。

でも、正直家にいてしんどいことが多かった。
父は厳格とまではいかないがなかなか厳しい人で小さい頃は毎日怒られてたし、その回数は減ったが今でもかなり怒られている。しかも怒られる理由がよく分からない。細すぎる性格で「あれやったか?」と自分の心配をこちらに押し付けてくる。
一番の思い出は、小学生のときに夏祭りの屋台で焼き鳥を買おうとした時に怒られた時のことだ。喋ったことはほとんど無かったけど顔見知りの1つ上の人が店員をしていて、なんか気恥ずかしくて声に出して注文できなかった。それを見た父が激怒。そのあと家に連れて帰られ、めっちゃ怒られ夜中に外に追い出された。外に追い出されたことは2、3度あった。その中でも一番キツかったのはこの日だった。僕はこの日を境に、注文もちゃんとできるようになった。当たり前にできてる人からしたら何言ってるんかと言われそうだが、当時の俺は人見知りで知らない人と話すことほど憂鬱なことはなかった。まあ今でもしんどい時はあるけど。
他にも地元のサッカーチームで声出しの練習があって、自分以外も全然声出してなかったのに自分だけ怒られて3ヶ月ほど休部させられたり。門限が決まってた訳では無いが、帰りの時間も伝えないとすごく怒られるし。あげればキリがない。


今思えば、ただただ僕のことが心配で仕方なかったのだろう。でもその重すぎる愛が僕には少々しんどかった。

でもこういう経験をしてきたからこそ、僕はちゃんとした優しさを手に入れられたのだと思う。どうやったら怒られないかを常に考えてきたおかげで、人の気持ちを考えられるようにもなった。まあ考えすぎちゃってしんどいこともあるけど。

ここまで散々書いてしまったが、親を恨んでる訳では無い。父はいつも試合に見に来てくれて一眼レフでいい写真を撮ってくれたりしたし、母もいつも弁当やおにぎりを作ってくれてたり、朝早く起きてくれたり。むしろこれまでの経験がなければ、今の自分は存在してない。感謝してる。ただ、親元を離れることによって新しい世界観だったり親との新しい関係も作っていきたいなとも思っている。

今まで色んなことから逃げ続けてきたけれども、初めて一人暮らしという挑戦をしてみた。いまだに大学で話せる友だちはほとんど居ない。ほとんどボッチだ。毎日辛いこともある。それでもここまでやってきた自分の判断は間違ってないと信じたい。これからの生き方で正解に近づけていきたい。