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トレードで負けるの、そんなに嫌いですか?

トレードでは負けをどうとらえるのか、が非常に大切だと思っています。

私は楽天RSSを利用し、1分足をダウンロードし、解析し、売買ルールを作っています。
また、フォワードを取り、売買ルールの期待値が維持されているかを毎日監視しています。
それに伴い、売買ルールと実トレードに差異が無いかも毎日チェックしています。

Excelシートの検証記録と、実トレードのトレード記録を毎日見て反省や考察をしていると、ある考えが強固に浮かんできます。

それは

トレードは確率と統計のゲーム

であるということ。

なので勝ったり負けたりしながら売買ルールが持つ期待値に収斂してくと言うことです。なので、勝っても、負けてもあまり感情の起伏はありません。

ここに来るまで結構時間がかかりましたが、ずっとトレード記録を取り続けて、数値や、資産曲線をExcelシートで眺めているので
負けトレードは、トレードという確率と統計のゲームの一部と認識できるようになりました。

よく、トレーダーはカジノの客の思考ではなく、カジノオーナーの思考を持て、とか言われますが、私もそう思います。

カジノオーナーは、例えばルーレットでは 0 と 00 があることでオーナー側にエッジがある取引を延々と続けます。そのわずかなエッジがやがては、あの巨大なラスベガスという街を作っています。

この小型版をデイトレーダーは自宅で実践しています。

よく、ブログなどで日々のトレードを、勝った!、負けた(´・ω・`) といった感情面で書いている方がいますが、そんな方は、一つのトレードに感情が入りすぎと思うんです。

よく昔思ったのは、トレードというくじ引きの箱がある。その中に、損益の金額が書いた紙が100枚入っている。
勝ちの紙が60枚 負けの紙が40枚 それらの紙に書かれた金額を合計すると100万。
トレードは、この箱から毎回この紙をつかんで、紙を開いてその金額を確認するようなものだと。
この箱の中身は期待値プラスなので、くじを引いていけばいくほど、資産曲線が右肩上がりになります。
しかし、
最初につかんだ紙を開いたら、▲3万円だったら。
くっそ!
次も▲2万
(´・ω・`)
勝てる売買ルールであったとしても
必ず負けの紙を引くし、何連敗もすることもあるわけです。必ず。

私は負けは統計上の一事象としてみているので、怖くも、嫌悪感を感じることも、もやもや、イライラする感情などありません!
と言ったらうそになりますが、それほど気になりません。

まとめになりますが、

トレードは負や勝ちに一喜一憂するのではなく、

やはり期待値のある売買ルールを作ること。

自分の売買ルールのバックテストから逆算し、無くなってもいい金額をあらかじめ決めておくこと。

相場酔いする性格の人は、エントリー後、チャートや板を見ない、などを含め自分の性格にあったルール作りをすること。

などが大切だと思います。


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