LOVE ON TOUR
もう2ヶ月も前の話になる。3月の24.25日に東京の有明アリーナでHarry styles の来日ライブが開催された。彼はグラミー賞をとったばかりのノリに乗っているアーティスト。One Direction が好きな私にとっての大好きなアーティストだ。11月にライブが発表されて以来、大学受験ももちろん大切だったが、それ以上に自分の中での気持ちが高まっていた。抽選結果は大学の公募推薦結果、発表の２日後。授業中だったけど凄く喜んだ。当たった時は大学に合格した時より嬉しかった。普通逆ですよね。私ってこんなんなんです。
当たった直後からTwitterの洋楽アカウントを動かした。当たっている仲間がTwitterには沢山いた。着ていく服だの、当日の予定など思考を巡らせた。なんといっても初めての小さな一人旅。東京だ。あの時のワクワクは忘れられない。
さらに言うと、3月の24.25.26は東京、27.28.29は家族旅行で長野県に行くというハードスケジュール。スーツケースがパンパンになった。東京までの移動は新幹線。宿泊はホテル。楽しむために使うお金は価値がある。
24日の朝、京都駅まで母に送ってもらい、いざ乗車。スーツケースを上の棚に置きたかったが重くて苦戦した。誰も助けてくれなかったので少し落ち込んだ。こんな心持ちで一人旅ができるのか、できないだろ！！という反骨心で、持ち上げ棚に置いた。道中、富士山が見えるポイントがあると聞いたのでドア付近にいった。そこにはアメリカ人夫婦も富士山を見るためにきていた。見えたら教えてくれるというので待っていた。その日は曇っていて見えなかった。残念だ。残念な気持ちのまま、Yahooカレンダーの今日の運勢をみた。割と私は見ている。1位だった。天気予報は70パーセント雨。しかし、いい一日になる、そう私は確信した。
東京駅に着いて路線の複雑具合に圧倒された。運賃も1円単位で設定させられていて東京だな、と思った。電車を乗り継いで会場に着いた。雨は降っていなかった。事前に決めていたグッズを買い、泊まるホテルへチェックイン。衣装に着替え(衣装ってゆったらライブに出演するみたいだけど衣装っていいます)会場に戻った。1人だった。寂しかった。話しかける勇気、出なかった。ウロウロした。なにか楽しそうな集団を見つけたので話しかけてみた。するとみんなひとりできて集まった集団だった。とてもいい人達に話しかけることが出来たと思う。Twitterを交換すると前からフォローしてた人だったり、見たことあるアイコンが沢山あった。写真を撮り、始まるまでの時間を一緒に過ごした。
いざ、会場の時間何故か分からないけど傘は持ち込み禁止。会場の周りはビニール傘で溢れていた。幸いにも私は折り畳み傘。盗まれなくてすむなと安堵した。今回のチケットは両日アリーナ席。日々の善行と祈りの甲斐があったようた。ゲートを通りアリーナへ、笑みがこぼれた。こんなに近くに私がいっていいのか、やばいなと思った。
どの公演においても始まるまでの時間に曲が流れる。Harry のライブでは1DのBest Song Ever が毎回流れる。その時の盛り上がりはやばかった。会場全体が熱唱し踊る。1Dを好きな人がこんなにもいるのか、偉大さを感じた。
始まった。圧巻だった。Harry はショーマンだったし練習してきた日本語を披露してくれた。ほんとにこの男29歳なのか、可愛すぎる。カッコよすぎる。はあ、凄かった。こんなに幸せを感じられる瞬間はなかなかないだろう。私はこのライブを2日間連続で体験できるんだ。生きてて良かったと心から思った。
ホテルに戻ると興奮から、あまりご飯が食べれなかった。近くのコンビニに行きおにぎりを食べた。
2日目は朝から雨が降っていた。2日目のライブでHarryはちいかわのハチワレの被り物を被ってくれた。似合うな。
東京三日目の朝、渋谷でファンが企画した1D NIGHTがあるので渋谷のホテルに移動した。1D の曲で同じ熱量で盛り上がれる人達がいてまた幸せを感じた。ライブの為に地方から遠征してる人がいて、こんなに人を魅了できるHarry Stylesは凄いと思った。
3日間の疲れは溜まっていて、声は枯れ、ふくらはぎはパンパン。その日の晩は溶けるようにベットで眠りに就いた。
無事、東京から長野まで新幹線で着いた。道中、新幹線に乗り遅れるというトラブルがあったものの家族に合流できた。ライブ終わりのスノボは疲れが溜まっていて怪我したくないという思いがあったので、軽く楽しんだ。正直、スノボのことはあまり覚えていない。その前の思い出が強すぎるからだ。しょうがない。
こんなに幸せな3日間は人生で初めてだった。2ヶ月も前のことだが、書き始めると鮮明に思い出が甦ってくる。戻りてぇな！！
3日間で3キロぐらい痩せたけどもう元通り（あちゃ）
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