初めから変だったから

 プロフィールには一応書いてあるが、私は統合失調症を患って12年になる。でも、父親も同じ病気だし、私自身はそもそもアスペルガーのグレーゾーンかもしれないとか子供の頃から言われてたので、病気になる前と後であまり変わった感じはしない。言ってしまえば、初めから普通とは違う、ぶっちゃけ変だったのである。さすがにお医者さんから病名を告げられたときは泣いたけど、この病気で一番悲しいと思ったのはたぶんそのときだけ。後は変わらない。病気だろうが病気じゃなかろうが、私の顔はかわいいし、それを妬んで変な噂流す連中はいるし、変に騒いで気を引こうとする連中もいるし、私はわがままで気分屋で怠け者であることに変わりはないし、耳から得た情報が一発で処理しきれないこともよくある。病気だろうが病気じゃなかろうが、私は変な人間、一種特別な人間、あまり人と心を分かち合えない孤独な人間、そういう自分であることに誇りを抱いている。孤独だけど、やれることはなんでもやる、そういった自分であることを誇っている。誰ができる? 回復期の真っ只中ですっごい眠い中、なんとか1日8時間勉強してmarchレベルの大学には合格するなんて。誰ができる?幻聴やら被害念慮やらでしんどい大学生活の中、なんとか介護のアルバイトやりきって、卒業もちゃんとするなんて。わたし、ほんとに頑張ってると思う。今は体調崩してるけど、ほんとに普段頑張ってると思う。わたしは理解力が少なかったり大事な場面でテンパったり手先が不器用だけど、実はむっちゃデキるやつなのだ。
という自画自賛記事でした。ほんとに、わたしはすごいよ。頑張ってるよ。

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