りあるガダカ。

『ガダカ』って映画がある。
遺伝子操作が当たり前になった未来。遺伝子が優良じゃないと人権ない世界。

すべての人の遺伝子情報が把握されており、優良な遺伝子の持ち主でないと良い職を得られない。
主人公は視力も悪く、背も低い。優良な遺伝子の持ち主には視力が悪い人も、背の低い人もいないらしい。

主人公は宇宙飛行士になりたいという夢を抱く。夢を叶えるため、優良な遺伝子の持ち主ではあるが、交通事故で車椅子生活になった元エリートの協力を得て、その人になりすます。

なりすますために、背を伸ばす、骨延長なシーンがある。骨延長手術は脚の骨を切って、すき間開けて固定すると、すき間に骨が形成されて身長が高くなるってやつ。

リアルでこの手術を受けた人がTwitterで手術が失敗したって発信してる。骨や筋肉が溶けてきたって、こわい。

遺伝子操作の方も遺伝病に関しては操作できるみたいなニュース見た。遺伝病を治療するための遺伝子操作は許されるけど、より優位な形態を確保するための遺伝子操作、デザイナーズベイビーはダメなんだって。
発達障害や精神障害は遺伝と相関関係が比較的高いみたいだけど、治療対象になるのかな。

『ガダカ』を観たときに、未来の話だと思ってたら、現実がどんどん近寄っていってる。

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