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2024.4
やっと4月が終わった。
新年度特有の忙しいさと大学から課せられる大量の宿題。
毎日、焦燥感に駆られながら過ごした1ヶ月だった。
春風さえも、鬱陶しく感じた。
大学の教職課程。
講義や教科書の内容には、
生徒が"自分らしく"なんちゃらとか、
自己肯定感、有用感、存在感を感じならがなんちゃらとか、
そんな文言をよく目にする。
別に、あっそ。としか思わない。
けど、これらが教採に出題されるというのだから、バカバカしいなぁとは思う。
私は、
"自分らしく"なんていられない。
それに自己肯定感なんて欠片もありません。
そもそも、自分を肯定するとか意味が分かりません。
正味気持ち悪いです。
そんなことをレポートに書いてやろうとしたが、やり直しを喰らうのは目に見えているのでやめた。
とはいえ、"自分らしさ"というものを自分でも分かっていない。
仮面を被り、偽りの自分を演じることで、
人を喜ばせることもあれば、怒らせたり、悲しませることもあるし、一丁前に面白くもないことで笑ってみたりする。
腹を割って話せる友人もいるが、ありのままの自分の中にも、必ず偽りの自分も存在する。
だから、"自分らしさ"なんて分からない。
かと言って、全て振り解いてありのままの自分で生きたいとも思わない。
それはそれで、なんとなくしんどいと思うから。
潔く"自分らしく"なんていられないです。
4月。
髪をバッサリ切った。
体育の授業で邪魔になるからバッサリ切った。
鬱陶しく感じた春風も少しは心地よく感じた。
ほな。
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