見出し画像

弓道の的付け、右利き目さんの知らない世界

 こんにちは、左手に虎です。私は左利きです。
矯正されてお箸は右手、矯正のストレスから逃げて鉛筆は左手。
スポーツは利き手を聞かれず即レクチャーが始まったものは右、他は左。

「左右」がゲシュタルト崩壊しそう。 



弓道は右利き前提

 弓道のおはなし、的付けを書いてみようと思います。
まず、的付けというのは、「狙い」のことです。
弓道は両目で的を見ます。
片目でのぞく銃のスコープのようなものがないので、利き目が影響し、左利き目の人は教えられた景色と違う見え方になります。

 今回は利き目が左の私が見ていた景色をご紹介します。
 弓道は右利き前提なので、利き目が左だとしても右目で見れるよう練習した方がいいって流れになります。

※一応ネットの海で調べた上で書いてますが個人の見解であること、まだ私が初心者の殻をかぶっていることをご承知おきください。



① 超初心者の私の的付け

 自分の後ろから「ここ!」って先生・先輩に的の位置を教えてもらったとき、私にはこう見えていた。

エクセルで作成

 左利き目は自分の的より前方、安土(あづち)上に弓が見える。
(ちなみに、右利き目だと弓と自分の的が重なって見える)
ここってどこ?狙う目標が無いよと混乱。
結局、私は前の的から4分の1の場所を狙うことにした。

 しかし、他の道場で全射いつもと違う場所に刺さったのがきっかけで、自分の的を見た方がいいなと気づいたのです。
道場によって的間の距離が違うから、私の的付けは合ってるようで合ってなかった。
 

② 私気づいちゃった!な時期

 目に利き目があることを知ったので、手の内や体の使い方を練習しがてら的付けも試行錯誤。

弓って2個見えるよね?

 まずは自分の的を見る。
的をガン見しない=半眼は一旦忘れます。
的に焦点を合わせると、的の手前にぼんやり弓が見えてくる。
ここがミソ。
自分の的に近い弓(右目)と、前の的に近い弓(左目)の二個見えてきた!
右目主体のうっすら見える弓に意識を集中し、ピントを合わせる。
左目の弓は無視する。


③ 見える!見えるぞ!(某大佐風)

 右目で見えるようになってきたら、右利き目さんと同じように的付けをしていくぅ。

弓が的にかぶりすぎた

 左右:先生に後ろから見てもらって、ここ!って言われたところで、弓と的の位置・景色を覚える。
(的は弓に隠れてても、両目で見るから的は透けて見える)
”半月”や”満月”の狙いと言い、弓の左側から的が出て見える範囲は個人差があります。
 高さ:弓力や引き分けで変わってくるので、平均してこの高さで的に中るっぽいというのが分かってきたら、矢摺藤の下から何個目とか自分が分かるやり方で覚えます。
※物理的に弓に目印をつけるのはダメです。


 以上が左利き目の私の的付けでした。
書き起こしてると、どうしてたかな?って分からなくなったから感覚的なものなんだろうなあ。
目のピントを近くの弓・遠くの的のどちらに合わせるかで見え方が変わってくるのかなと思います。

内容に間違いがあったらすみません!

 的付けは大事だし、体の動きも大事。
一つ一つの動作を丁寧にしていきましょう。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?