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株を読む絶対指数を徹底解説「後編」

おはようございます。
今日は、前回に続いて株を読む絶対指数についての後編です。

前回は、株を解読する指数とは大きく5つあると。
その中で、「EPS:1株当たりの純利益→利益がどのくらい見込めるか」であり「PERとは株価収益率→どのくらい伸びるかの期待値」という話しをしました。詳細は前回のに載っているので、ご覧ください。

今日は、③BPSからの続きです。
BPS:1株当たりの純資産→企業の安定性
大規模な天災や景気下落、為替変動によるコスト増大発生
ex)純資産1億円で10000株持っていたとすると、1株当たりの純資産は1万円
もし今、会社が倒産したとしても1株/1円は返ってくる

しかし、必ず事業が回復すると見越して”期待値”で株価がつくものもある。
1株1.5万⇒0.5万は期待値
1株1.5万⇒1万は当たり前値
1株0.5万⇒0.5は下がり値

④PBR:資産対株価の正当性指標→1株当たりの純資産に対しての株価の正当性を測る指標
ex)純資産100万円で100株発行したとすると、BPSは1万円。
株価2万円→PBR2倍(通常)
株価1万円→PBR1倍(定価)
株価0.5万円→PBR0.5倍(買い時)⇒2パターン存在する

パターン1:PBR1倍(PBR1倍だと、株価は下がり続けるリスクあり)
資産1億円株買って!
└赤字だから資産減ってるやん
└来年も赤字だろどーせ

パターン2:PBR変動(下がっていっても、上がる兆しが見えれば株価が安い内から投資家は買い漁るので、その後の株価が上がる可能性が高い)
資産1億円株買って!
└他社でいい案件出た!そっちに資産回そう
└全体的に不景気だ全部引き上げよう

チャンスの見極め方
▫️PER1未満の株を見つけた時
└時間はかかるかもだが1倍までは戻る可能性がある
▫️PER1付近まで近づいている株を見つけた時
└1倍前後で下げ止まる可能性があるかも。

⑤ROE:自己資本利益率→周りの投資を有効活用し利益をあげた
計算式:当期純利益/株主資本✖️100

A社:負債40億、純資産50億(内10億円は株主資本)
B社:負債10億、純資産50億(内40億円は株主資本)
A社もB社も当期純利益は2億円

A社:10億使って2億の利益をだす⇒こっちのがいい
B社:40億使って2億の利益をだす


色々と言いましたが、リスクもしっかりと把握する必要があります。
黒字でも倒産する可能性を秘めてますので、CFを見て見極める。
主に投資先は、営業CFで見ることを推奨します。

営業CF:本業の営業活動で現金がどの程度増減したかを記録する

あとは、自己資本比率(人から借りたお金か、自分だけの資産なのか)を把握することでリスクを事前に把握しておくことが必要になります。

これを読んで株式投資を始めてみてください。
国内株は100株からの購入になりますが、海外株は1株からでも購入可能ですので、お試し程度で資産運用実験をしてみてはいかがでしょうか。

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