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MTG非公式フォーマット「パワー99」第9回世界大会のあれこれ(2023/10/08)


そもそもパワー99とは?

マジック:ザ・ギャザリング(MTG)の非公式フォーマットの1つ。
ざっくり言うと、値段サイトで該当カードの平均価格が99円以下になれば、しばらくの間そのカードは使え、それらを組み合わせて遊ぶ構築ルールになります。詳細はWikiを見てください。(丸投げ)(そもそも前回のコピペ)

http://mtgwiki.com/wiki/%E3%83%9E%E3%82%B8%E3%83%83%E3%82%AF%EF%BC%9A%E3%82%B6%E3%83%BB%E3%82%AE%E3%83%A3%E3%82%B6%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0

http://mtgwiki.com/wiki/%E3%83%91%E3%83%AF%E3%83%BC99

第9回世界大会のあれこれ

前置き

前回優勝してしまった手前、糞デッキを持ち込むか悩みつつも、面白く且つそれなりに強いデッキにしたいなぁと考えていました。
Wisdom Guildのトリム平均と毎日睨めっこしながら、とうとう使いたかったカードが99入りしたので、それをメインに据えて構築していったのですが、ノイズすぎて紆余曲折あってメインカードが抜けてしまった系のデッキです。それでもギミックは充分なので、以下のデッキで出ることにしました。

デッキ紹介・カードの選定・詳細など

https://www.hareruyamtg.com/decks/609437

使用デッキは地下牢の管理人、グレンゾを軸とした青赤黒のデッキです。
以前からあるデッキらしいですが、初使用ってのと最近占術カードが増えてきたので面白そうだなと思い、組みました。
占術が増えた事でデッキボトムにクリーチャーを仕込んで主要カードをどんどん踏み倒していきます。
ボトムに仕込むことを主眼としているため、場合によってはマリガンでも仕込みます。占術が多いので、キープ基準は緩くしすぎないよう心がけています。大体何とかなりました。
以下、各カードの選定理由などになります。※長いので流し見推奨

メインデッキ
・地下牢の管理人、グレンゾ
このデッキの要。引かなくても素出しできるくらいのマナ帯にしていますが、これがいるとインスタントタイミングでクリーチャーをポンポン出せます。構築段階で殆どのクリーチャーのパワーを2以下にしているため、基本的にX=0で唱え、2~4T目まで出したい。(というより2T目のクリーチャーを他に10枚採用しているので2T目はそこまで想定せず)4枚。

・石の予見者、デネソール
占術要因その1。且つ序盤壁役から終盤まで役立てる効果持ち。4枚。

・忘却の虚僧
前回に引き続き、絆魂による対アグロ、キッカーで終盤にメインギミックを墓地から釣れるため採用。とはいえ複数枚引きたくないので2枚。

・無神経な血魔道士
自由枠。3マナ帯でとりあえず採用。占術でボトムに仕込めれば状況に応じてモードを選べるかなと思いつつも、サイド戦ではほぼ交換枠。2枚。

・人質取り
ボトム送り候補その1。大会数日前にローテーションにまた入ってきてくれたので即採用。相手ターンに出して自ターンで人質を唱えよう。4枚。

・星界の神、アールンド
占術要因その2且つボトム送り候補その2。デッキの潤滑油。表は縦軸のフィニッシャー兼アドバンテージ要因。裏面は飛行2/2/3で占術をガンガン回す。特にアドバンテージの宣言は、めくって違うカードタイプの場合は、好きな順番でボトムに仕込めるので、リーサルでもなければモンスターを宣言せず、土地かインスタントで宣言します。引けなくともグレンゾの次弾を用意できます。4枚。

・包囲攻撃の司令官
みんな大好きギャンコマ。ボトム送り候補その3。横軸のフィニッシャー。グレンゾも弾丸にできます。4枚。

・黒の太陽の黄昏
除去兼リアニメイト。どのデッキ相手でも腐らなそうな為採用。ただ自由枠なため割とサイド交換枠。2枚。

・タッサの介入
構え用。基本的にパワー99ではパワー的に構える動きはそこまで強くない印象だが、グレンゾのインスタントタイミングは強いので裏でも別に構えたく採用。小テクとしてドローのモードはX=1~3であれば好きなモンスターを1枚デッキボトムに仕込むことができる。サイド交換枠。4枚。

・ハグラの噛み殺し
土地兼除去。事故率軽減のお供に。4枚。

・豪奢+誤認
インスタント軽量除去。アグロ相手想定。とはいえアグロに強いクリーチャーが多いため控えめの2枚。

・土地まわり
指輪の裂け谷は、構築上伝説も多く、強く使えるが重ねたくないため1枚。
アンタップ2色のダークウォーターの地下墓地は4枚。
赤青・青黒の占術ランドは4枚。おまけで赤青ミシュラを1枚。
赤黒占術ランド未採用の理由は、グレンゾをそこまで2T目に出すつもりはなかったため。(結果的にギャンコマ素出しが色の兼ね合いで難しかったので増やしても良かった)

サイドデッキ
待機
対クリーチャー。軽くてインスタントは強い。3枚。

・ミジウムの迫撃砲
対クリーチャー。こちらは超過でまとめて除去できれば強い。2枚。

・不毛の地の絞殺者
対クリーチャー。待機と抱き合わせで入れ替え用。今回はオマケギミックのため2枚採用。

・怪しげな統治者、スクイー
対コントロール。もしくは相手の除去が薄いと感じたら。3枚。
今回はコントロールと対戦しなかったので採用は決勝3本目くらいだった。

・ジアドロン・ディハーダ
対コントロール、もしくはコントロールで動いた場合のフィニッシャー要因。1回だけ対ランプで出せたが仕事せず。

・シルムガルの命令
捲り札。効果的と判断したら、もしくはIN/OUTの調整で入れたり。2枚。

大会結果:優勝

前回に引き続き優勝となりました。やったぜ。
……えーとすみません。今回常にボトムを忘れないよう且つプレイングに気を使いながらのせいか対戦がうろ覚えの為、詳細は省かせていただきます。(メモれ
ざっくり覚えているのは、アグロ相手にボードコントロールしたり、ランプに捌ききれずに顔面パンチされたり決勝に互いに事故って構築の差で勝ったり…しました。
流石にこれだけだとあんまりかなと思うので事前に決めていたサイドボーディング(大会中のちょっとした思考も含む)でも載せようかと思います。

サイド変更想定

対アグロ

基本的には対アグロは有利想定なので、そのままでも勝てるだろうと思ってました。が、何が来るか分からないフォーマットなので軽量除去を多少割きました。タッサの介入で構える頃には勝敗はどちらかに傾いてると思ったので全入れ替え。

・OUT
タッサの介入 -4
無神経な血魔道士 -2

・IN
待機+2
ミジウムの迫撃砲+2
不毛の地の絞殺者+2
(黒の太陽の黄昏をX=5で打てなさそうであれば-1して待機+1)

対コントロール(対ランプ)

絆魂やタフ3除去は不要。黄昏もリアニできますがサイド戦であれば外す方向で組みました。スクイーやディハーダは相手が構えてきたら強そうだなぁと思い入れましたが、今回コントロールと当たらず。変わりにランプでサイドインしたら痛い目を見ましたw(対ランプ3戦目はタフ4なども見かけたので、アグロ方面にサイドをシフト)

・OUT
忘却の虚僧-2
無神経な血魔道士 -2
豪奢+誤認-2
黒の太陽の黄昏-2
・IN
怪しげな統治者、スクイー+3
ジアドロン・ディハーダ+3
シルムガルの命令+2
(相手クリーチャーのタフネスが4ならミジウムの迫撃砲、5以上なら待機なども視野)

対ミッドレンジは相手の主要カード、先手後手を考慮して対アグロと対コントロールの中間で進める。

備考

・1戦目の占術はほぼクリーチャーをボトムに置く。2戦目以降はサイドインしたカードも考慮し、優先順位を検討する。
・アールンドの誘発は基本的に土地を宣言。(クリーチャーは相当マナフラ気味の場合のみ)引く事よりもクリーチャーをボトムに送ることを優先。ただ2戦目以降はサイドインしたカードを引き込むためにインスタントを宣言したりもする。

まとめ

パワー2以下のクリーチャーであれば、クリーチャーだけでなく色も替えられるデッキなので、おススメです。(グレンゾ大きくするならパワーいくつでも大丈夫だけど)

そして!!

なんと次回大会の日程がもう決まってるんですねーー!!(記事にするのが遅れた弊害とも言える)

11月の下旬ならたぶん大丈夫だし、参加できるかと。
3度目の正直という事で、また連覇したいところですね!

それでは少しでもパワー99に興味のある方、大会で会いましょう!!





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