フリーゲーム「新説魔法少女」の初見プレイ配信を終えて。
どうも丹羽鶏です。
今回は配信でプレイさせていただいたフリーゲーム「新説魔法少女」というゲームの感想を書いていきます。ストーリーの解説などではなく、自分がこのゲームのキャラ、演出、ストーリーでいいと思った場所をただただ書き連ねていくnoteになります。
とても素晴らしいゲームなので、未プレイの方は読む前にプレイして、もし肌に合わなかったらその時は、僕の初見配信で(他の方のでもいいよ…!)このゲームの顛末や雰囲気を知るといいと思います。
↓新説魔法少女ダウンロードリンク(ふりーむ!)
↓丹羽鶏による初見プレイ配信。見ていただけるなら幸いですが、その前にぜひ自分でプレイしてみてほしいです。
なお、初プレイの方へ。ゲームエンジン的なものなのか、僕の環境ではゲームの起動に0.5~1分程度かかります。起動できないと思ったときは少し待つと起動するかもしれないです。
以下ネタバレ注意
(滅茶苦茶文量も多いですよ…!約22500文字)
「新説魔法少女」というゲームについて
西暦20××年5月。 架橋町に突如として現れた異星生命体。
それに対抗できるのは異星より授かった道具で変身した少女達だけだった。
TS様作成のフリーゲーム「魔法少女」という旧作品をリメイクした作品で、
少女たちが異星の生命体に抗いながら歩んでいくSRPG(ファイアーエムブレムみたいなシミュレーション)のゲームです。
プレイしたきっかけは友人との些細な言い争いでした。
僕「ゲームが好きって豪語するなら、エンディングまででいいからざくざくアクターズっていうゲームをやって欲しいわ…!」
友「じゃあやるからお前にこの新説魔法少女っていうゲームやってもらうからな。」
僕「おお、いいよ」
まじで些細ですね。
こうしてフリーゲーム交換留学が開かれたわけですが、そこでこの「新説魔法少女」というゲームに会いました。
はじめに見たときは、
「まどマギ知らんけど…魔法少女…。今じゃありきたりの設定だし…SRPG…楽しいんかな…?コスチューム…もかなり攻めてるし…このゲーム自分と合うのかな…?」
って疑ってました。
結果めっッっつツツちゃくちゃ素晴らしいゲームでした。疑ってごめ””え”ん”
ちなみに友人もざくざくアクターズにハマって数百時間プレイしてました。類は友をなんとやらですね…。
主人公に関して
千代子という中学2年生の女の子が主人公として、このゲームは始まります。ただしこの主人公が只者ではない。
・感情が希薄。
・友人と呼べる人もほぼいない。
・自己犠牲精神(大切な人になにもなければ、自分は蔑ろにしてもいい)
・幼馴染で女の子の共依存対象がいる。
・街や人を守るため自分の母親すら巻き込んで敵を倒す。
こんな人なんですが、こういう主人公って基本は「ダークサイドで最後までかっこよく戦うダークヒーロー」か、「何かをきっかけに正義に目覚めるヒーロー」とかになるじゃないですか。
じゃあここで
・幼馴染で女の子の共依存対象すら戦いで失う
って要素が入るとどう思いますか。両親すら失っているのに…。
一気に正義のヒーロー路線に立ち戻るのは怪しくなりましたね…実際彼女は王道な正義のヒーローって感じにはならないし、精神も壊れてしまうんですが、かといってダークヒーローとして復讐に堕ちるわけでもないんですよ。
最初は他人だった人たちが、千代子の思いを受けて立ち上がり、
いつしか信頼しあえる仲間になり、
いろんなことを知り、いろんなものを失い、どん底に落とされても…
失った人から未だ届く"思い"が力になり。
喪失感や復讐心だけで動かずに、「失ったものや守りたいものを大切にしたいから」という気持ちを…
皆の"思い"を無駄にしないために戦い、そして皆とのこれからを希望していくんです…!
そこに至るまでの過程や熱量、ゲームバランスがすべて素晴らしいんです…!!!!
誰よりも早く、決められた自分の決められた能力を超えた千代子が、最後には概念すら変えるほどの存在になっても、
"そこに至るまでに受けたたくさんの思い、今を否定するわけにはいかないから…。"
と果てに失ったものを求めてやり直しを選ばないのが本当にいいんです。
失ったのは悲しいし、今でも泣きたくなる時はあるけれど。
それでも、今こうして自分が立って前を向いていられるのは「失った人達と、今いる仲間たち」のおかげで、それを変えてまで後ろを向くのはきっと違うんです。
魔法に関して
このゲームは最初の方でおそらく、「ネコ型の生命体との契約を通して魔法少女のような姿となり、科学的力を用いて戦うSF百合友情ストーリー」のように見せかけてるんですよね。
違うんです、ネコ型生命体は本当にいいやつだし、科学の力を超えて本当に"魔法少女"になるし、単純な百合という言葉で表現しきれない「激熱託し託され劇的ストーリー」なんです!
こんなことを思う人もいると思います
Q.結局科学の力を超えた超力で物事解決するんじゃん。盤面ひっくり返すのもなんでもありでしょ。
Aそうです。
でも基本はそんな超力なんて都合よく使えないんです。
それもあって、千代子たちはたくさんのものを失ってようやっと立つのが限界なぐらいなんです。そこから魔法を発揮するまでの流れ、葛藤が素晴らしく、プレイしている側はむしろ「よくこの盤面をひっくり返してくれた!」と思うんです。本当にこのバランスが素晴らしい。
そして物語の最後は、千代子自身なんでもできる状態であるが、それでも自分は「しない」ことを選ぶのがあまりにも…あまりにも…!
仲間について
本当に凄いキャラ数ですね。
ここまでのキャラをそれぞれ感情や成長を描きながら、主人公を助け助けられ、それでいて物語全体としてまとまりがあるのはとんでもないと思います。
面白いのが、このゲームの仲間で世間一般的に「性格がいい」人はほとんどいないことです。
まじでこの人たちが仲間なの…?ってくらい不安になる人ばっか仲間になるし、やばくないと思ってた人もヤバくなるんです…。
基本は自己中な人ばかり、比較的性格が良い人でもどうしようもなくなったときは仲間を半ば見捨てるような形で逃げてしまうことだってありました。
でも人としてそれが普通です。
でもそんな人たちが仲間です。
そんな人たちだけで「異星の2mもあるようなモンスターたち」と戦わなくちゃいけないんです。
だからこそ仲間は千代子を素直に守ってくれない時もあったし、仲間同士でよく思わなかったりしてたんです。どうしようもないぐらいに。
それでも…それでも千代子は仲間を守るために傷つき、また立ち上がり、傷つき、それでもたくさんのものを失って壊れます。
そんな千代子にたくさん影響を受けて、仲間の一人が変わり、皆が変わり、千代子も仲間から守られ、千代子自身も変わっていく。
けっして完璧な主人公や仲間ではないんですが、不完全だからこそお互いに影響を受けて前を向いていくのが本当に素晴らしかったです。
恐らくこのゲームのプレイヤーは千代子というキャラが大好きになると思います。僕も大好きです。
でも、仲間たち皆がそれぞれの思いがあって成長している、そんな人たちに活躍させてあげたい…!活躍してくれた…!
そうしたゲーム体験を通じて、「好きな仲間キャラ」が人によって大きく変わりそうなゲームだと思いました。
私は朱莉が好きになりましたが、人によって結構変わったりすると思います。朱莉、七海、リリー、月菜、伊万里、テロメア、烈…らへんはキャラの使用感も合わせて人気も高そう。
ストーリーやゲームとしての面白さに関して
基本的には凄惨な雰囲気です。一部グロい描写もあります。仲間も絶望することばかりです。
でもそれだけではなく、主人公たちが絶望や葛藤を超えていく流れが非常に丁寧でした。
(…でもそれはそれとして、女の子が痛い目を見る趣味はかなり入ってますよねこのゲーム…!?!?)
演劇や映像作品などにも通ずることですが、ゲームはよく
「それ小説でよくない?なんでその媒体でやるの?」
という課題がよく立ち向かってきます。
演劇なら、文章では表現しきれない動き、感情、光…そういった"舞台"を創造することで小説では収まらない情報と臨場感の暴力を与えることができますし。
映像作品なら、情報量の追加ができるだけでなく見せたい場面を可能な限り忠実に演出でき、流通や保存形態から物語の再現性も高いです。
なら…ゲームの場合どうでしょうか。
僕は、ゲームによって変わると考えてます。
例えば、単純に操作して面白い作品。
テトリス、ラチェクラ、東方…ああいったものは最悪ストーリーが無くても面白いですよね。動かして楽しいなんて小説ではできないしする必要もあんまりないと思います。
僕がお勧めして止まない「ざくざくアクターズ」というフリーゲームも、ゲームプレイを通じてキャラクターたちと歩んできた冒険や思い出がないと、小説という媒体では絶ッツっツ対に表現しきれない演出と空気がありますし…。
あとはドキドキ文芸部なんかわかりやすいですよね。あれはジャンル分けするならノベルゲームになると思いますが、ゲームじゃないと絶対に演出できない感動や体験があると思います。
じゃあ自分が感じたこの作品が「ゲームだったからこそよかった」思う部分なんですけど、思いの強さが精神的にも物理的にも前を向くための力になるこの物語において、千代子たちの成長をステータスや戦いの活躍で実感することができるんですよ。
よくある手法じゃんって思うかもしれませんが、このゲーム本当にそこの塩梅が凄まじく、
「絶望するような敵の前では、こちらの攻撃も通用せず千代子など例外を除いてプレイヤー自身も千代子の仲間と同じような絶望を味わう」
「絶望するような敵が、皆が思いを一つにする頃には全然乗り越えられるほど皆が強くなっている」
「ストーリーで誰かの思いを受けて"魔法"を使えるようになると仲間もプレイヤーも希望を抱く」
だからキャラクターが多くても、ゲーム体験を通じてストーリーに感情移入もしやすいし、烈が遙の思いを受けて帰ってきて「フォトニックドライブ」で3桁ダメージ出す瞬間は仲間と一緒に大きな希望を抱けるし、千代子と真千代で仲間全員の思いを形にしたときにいくぞおおおおおお!って気持ちになれるんです。
素晴らしかったです。
七海という女性に関して
人型や魔人型の存在
絶望するような敵というワードを何回か出したのでこの敵たちにも触れておく。
このゲームは要所要所で、攻撃がよくて0~6ダメージしか与えられないのに、高火力、中射程、高移動力で向かってくる敵が出現し、シナリオにおいても戦闘においてもあまりにも絶望的な状態となる。
こちらの希望をへし折ってくるこの敵たちを前にして、主人公たちやプレイヤーが頭を抱える。
ほんっとうに頭を抱える。
逃げてしまう人もいれば、立ち向かう人も、守るために庇う人もいる。
とても見ていられない状況になる。
そうして一人で無理した千代子や遙たちを見て仲間が立ち上がったり、もかが殴ったりする。
…もか…?
でも、そういうバラバラな人たちが影響し合いながら覚悟を決めるころには、絶望的だった敵が越えられる敵になる。
そして烈の覚醒以降は絶望的な相手はほぼ出てこなくなる。もちろん規格外な敵(セントロメアや後半の主要敵キャラ、マルチロイドのΩ型)などが出てくるのだが、そこまで行くと味方も引く選択肢がほとんど無くなってこのまま駆け抜けるぞ…!って勢いが仲間にもプレイヤーにも湧いてくる。
本当にいいバランスだと思います。(色付き魔人型は許さない)
重厚な設定や背景
このゲームは他にも設定や背景などの作りこみがとんでもないです。
タイトル画面から見れる用語解説は改めて見るとびっくりします。
星や町、能力や技術、兵器…基本的にそういったものほとんどに背景情報があります。とんでもないね。
特に能力に関して科学・SF的にかなり作りこんでます。だからこそこちらの戦力や作戦の限界が常に見えやすい構造になっているし、本当にどうしようもない時に"魔法"で状況が変わるのが劇的です…!
また、各勢力が本当に全力で動いてます。千代子たちも激動の数か月でしたがイド勢力もエレエス勢力も全力で激動です。
物語序盤から、各勢力の水面下の動きがちりばめられていて、その思惑に踊らされていないフィーやタウのイド星、エレエス星としての立場も序盤から見えます。シナプス博士自体は序盤から明かされてましたし、エレエス星が怪しいことはフィーの発言や能力開発の経緯やキーの遺言からも感じ取れます。
序盤から、たくさんいるキャラの深堀りだけでなく、物語でコッソリ動いている敵の思惑や行動もちりばめられているのがすごかったですね…。
BGMに関して
おそらくほとんどフリーのもの…ですよね?
でもシーンを盛り上げるものが多くてよかったです。
もちろん作曲者さんも素晴らしいんですが、場面と演出と相まって記憶に残るようなBGMが多かったです。「ゲームbgm」として曲を聞く場合は、曲単体の評価も大事だとは思うんですが、やっぱりゲーム体験として「この場面でこのbgmが合わさるとたまんねぇんだよな…!」っていう相乗効果でも評価するべきだと思うんで、そういう意味でこのゲームのbgmは大好きでした。
"Endrphin"とか金曜日の業務終了1時間前くらいから流したら、僕多分仕事爆速になって魔法も打てます。"天灼焔シャインフレア"(範囲指定味方識別)を社内で出せます。80ダメージ。
グラフィックに関して
新説魔法少女は、かわいいキャラも多いですよね。
千代子が覚醒したあとのグラフィックとかも本当にかっこよくて好きです。
でも忘れちゃいけないのが戦闘アニメーションです。
まだまだめっちゃくちゃ素晴らしいアニメーションがあり、戦闘やストーリーを大いに盛り上げてくれます。マジですんばらしい…。通常攻撃にあたる格闘でさえほぼ全員固有モーションですからね…。
最終ステージに関して
ここまで来た千代子たちを大暴れさせてくれと言わんばかりの敵たちです。
特に気持ち良いのが、最終ステージの敵は感情移入できない敵としか戦わないんです。
気兼ねなく瀑布圧殺タイダルボアと天灼焔シャインフレアをぶっ放せます。
それでも…
それでもやってくるとんでもない敵マルチノイドΩ
千代子の超光(確定1000ダメージ以上)をぶっ放す時だ…!
ここまで来たら苦戦なんてしない…!
と思いきや、千代子の超光は反動が強く数ターン動けなくなってしまいます。その間にも移動力実質14のΩが蹂躙してくるのです…!
千代子が力を発揮できないのに…どうすれば…!
だけど千代子だけじゃない…!ここまで千代子や失った仲間達の思いを引き継いだ皆だって魔法を使えるんです!!!
慢心総意になりながらも
キャラ雑感
せっかくなのでメインキャラ一人一人への印象を書いていきます。(シキは登場する作品をプレイしていないので除外)
自分のゲームプレイに基づくものなのでキャラによって分量や愛が変わってしまいますが何卒ご容赦ください。
画像はクリア時のものです。
霧島 千代子
頼れるリーダーでありこの物語の主人公。
闇の能力として最後は概念にまで影響を与えますが、概念までと行かなくても、常に周りの人を変え続け、自らに巻き込んでいく千代子自身の影響の強さがあった。
周りの人を変えるだけでなく、その周りから影響を受けて自分が変わることにより千代子達はどんどん大きく、ブラックホールのように星を巻き込んだ。
千代子に関しては「主人公に関して」の項目でさんざん魅力を語りましたが、本当に文章では伝えきれない魅力をプレイを通して実感できます。大好きです。
物語最初の千代子でも言いそうなことだけど、皆の思いを受けた千代子が最後に言うこの言葉は…まったく別の印象を受けますよね…本当良い。
日向 遙
この子死ぬなんて思わんやん…。
短気だし、お世辞にもいい人と言えるかは分からないけれど。でも千代子をずっと支えてくれた子。名シーンは大体彼女がかかわっている。
戦闘でも序盤から大活躍し、人型が出始めてきた頃もみんなの前線で道を作っていた。思えば最初から最後まで千代子を導いてきたね。
「私も一緒に苦しんでやってんのに」
この台詞、やっぱり烈が受け継いだ変身道具に残る遙はアシストブレインの残像なんかではなく本当に遙が千代子達を心配して一緒に苦しみながら戦ってくれているってことですよね。
伊勢 朱莉
"戦神への信仰"
俺のパーティーには2柱の戦神がいる。千代子とそして朱莉である。
朱莉はキャラとしてはほんのり陽気で、少し気が弱いところがある後輩っ子だけど要所要所の千代子や遙、七海への気遣いや思いが輝く。
ナンデカハシラナイガ、ストーリーで致命打を受けがち。
人型初出現時は、動けない七海を庇い人型二人からの攻撃で致命傷を負った。マジで直視できないぐらい。
でも、逃げ出す人もいる中で対抗する力もないというのに、人型の前に立ち七海を庇う。
千代子みたいにぶっ飛んだ力や心があったわけでもなく、唯みたいに世界や境遇に不満があったわけでもない(=出力がまだそこまで高くない)のに…。
そこでかなり好きになりました。(絵面は本当に直視できないんだけどね!!)
人型に蹂躙され、トラウマを受けた朱莉を七海が支えとなり、皆や千代子を見て自らまた立ち上がるのもいい。最終的には真千代との戦いでも千代子が動かなくなったときに「真っ先に立ち向かっている」。本当にかっこいい。
戦闘において、序盤は「そこそこ射程の長いキャラ」ぐらいに感じてたら、範囲技を覚えて歓喜。試しに能力強化を見てみたらヘブンズレイという甘美な技説明欄に酔いしれる。中盤からはずっと頼りにして、最終盤にして天灼焔シャインフレアなんていうとんでもない魔法を手にした。
もう人型にやられたような…あんな日を繰り返さないため、朱莉には大切な人だけでなく自分を守る強さも持ってほしかったので僕の配信では朱莉は力を入れてレベリングした。
38話の地下でHP200の馬型に88くらいのダメージを2回与えて倒した時には感動すら覚えたのに、そのまま最後まで千代子に並ぶぐらい大活躍してくれた。
キャラとしてのインパクトや魅力は少し地味かもしれないけど、七海がだいたい面白いことをしでかして朱莉がオチをつけることが結構あり、コメディ会話の隠し味になっている。
七海との関係や、今まで無差別範囲攻撃で必死に火力を出していた朱莉が、遙の思いを受けて最後に覚えるシャインフレアが、今までで絶対一番出力が高い技なのに、味方識別なのも込みで大好きでした。
榛名 七海
実は最初苦手なキャラだった。
ただ、仲間になってから七海株が急上昇。俺と似た心(Heart)を携えし者。
正直このゲームは七海というキャラ無しでは語れない気はする。なんか一部ヒステリックガール達相手以外なら、割とどの場面で何言っても許されそうなキャラ。七海だしなぁ…。
最初は遙とかと比べると精神的にも出力が低そうだなと思っていたら、超範囲高火力攻撃に加えて、範囲回復、シールド付与に複合属性、中距離技…とこの子こそが万の能力かと思えるほどに強くなる。
ただ、終わってみれば中二病の思いの強さで強くなった…!というわけではなく、人一倍強い仲間を守りたい意識のおかげな気がする。最初に千代子を糾弾したのも朱莉を守ろうとしてだし、仲間になって千代子を知ってからは千代子を守って校長先生に直談判しにも行っていた。だからこそ朱莉を守れなかった自分が嫌で、純粋に朱莉を支えようとしていた。そうした守りたい思いを出力して力を発揮しているんだと思う。
でも技名とタイダルボアの性能は中二病の影響だね。声に出したい日本語結構上位に来てます。
---瀑布圧殺タイダルボアァッ!!!!
石見 梢
頼れる三年生。梢が仲間になった時は安心した。性能的にも年代的にも性格的にも…。
比較的ありふれていると言われる「剣の能力」を持ち、序盤中盤はメインアタッカーとして活躍。終盤は火力も射程も足りなくて戦力としては若干フェードアウト…かと思いきや、激熱「次元刀」を習得。至るまでの流れが完璧すぎる。特にEXミッションでは防御がとんでもない敵が何体も出てくるので、千代子やシールドブレイク技に頼らない場合は次元刀で大ダメージを与えられます。
琴音や終盤の千代子のように才に秀でていたり、凄い能力を持っているわけではないが、何かあった時は皆をまとめたり、千代子を守り、前線に立って戦っていた。性格や魔法少女になった時も含めて好きなキャラです。
八島 唯
(序盤の千代子への執着と、黒髪長髪から千代子の生き別れの兄弟かと思ってました。)
当たり前を教授できない環境にいたため"正しいこと"をすることで誰かに必要とされたかったように思える。
彼女がしたことは千代子たちにとっても取返しのつかないことで、俺も初見で唖然としていた。ただ千代子も母を巻き込んだことに加え、話が進むにつれ人型も元はは人間だったこともあり、人に危害を加えようとした一般人を〇してしまった唯は本当にあそこまで攻められるような立場・境遇だったのだろうか。
月菜はそこらへんも感じ取っていたんだと思う。
仲間を信用しなくなり、それでも復讐のためエレエスにまで来て、テロメアを助けて自らの命を落とす。最期はマジカロイド解除剤の下りや治療を試みるリリーへ投げかける言葉など、唯らしい「目的に会う行動かどうかの是非をとうような」、でも本当に仲間達を気遣うような言葉を連ねていく。
自分のしたことに対して加音に同情を誘ったかと思ったが加音の「同情じゃなくて…ただお前が心配で」という純粋な気持ちに満足して息を引き取った。
敵のように感じていた人を本気で心配したのは唯だけじゃなくて、加音も同じように敵のように感じていた唯を心配し…最後"正しいことをした"自分を認めてくれて、ずっと自分を心配してくれた月菜に看取られて本当に良かった。
その後も執着が途切れたように、千代子や皆のピンチに"現れ"、支えとなる。
唯がが亡くなってもその軌跡や思いは今も彼女らに受け継がれている。
余談だが、自分は最後の唯との戦闘時、ガバプレイで月菜がとどめにオールレンジアタックを選択して唯の空間湾曲に避けられて倒せないという醜態を晒した。
でもすべて終わってみると「月菜に止めを刺させたらいけないだろうな…」という唯の意思がそうさせたように感じるのは気のせいだろうか…。
……まあゲームのキャラクターが壁を越えてそんな"魔法"みたいなことできるわけないよな。
金剛 リリー
不憫な子。最後幸せでよかった。
自分の弱さを知っているからこそ、必死になるところがありそう。朔夜との空手もそうだし、遙を失ったときも、伊万里を助ける時も、唯が倒れた時も…。
でも、決してそれは悪いことなんじゃなくて、だからこそ助けれた人も命もある。そこは否定してはいけない。
自分が前に出れないからこそ、できることを後悔しないように全力でやるリリーの姿勢はかっこいい。
いつも香や忍にいじられている分、朔夜にあたったり、いじったりしている。でも、思えば最後までリリーは全然気難しい性格ではなく、20人を超えるほど仲間もいるのに基本いじるのは朔夜だけでしたね。朔夜、大事にしろよ…。
戦闘においては大活躍。大回復技や、長射程回復、小範囲回復から広範囲回復に加え蘇生までできる戦線復帰のスペシャリスト。アドレナリン付与による火力増強も見過ごせない。
リリーがいなければ僕のパーティは常に半壊だろう。
キャラ的にも、かなり"人間くさい"葛藤や醜さ、成長や活躍があって好きなキャラです。
中島 朔夜
最初は若干器の小さい人かな…って思ってたけど、数少ない男であることからも前線に立ち身を挺して戦う。
絶望的な状況で物理的に動けない時はあっても基本的には立ち向かい、皆の活路を開こうとするかっこいい人。初めての人型との戦闘時に自分より早く攻撃がかわせないと理解していても「お、俺も手伝う!分身で何とか時間を稼げるはずだ!」と言えるのは漢だよ…。
戦闘に関しては、EX5単騎クリアとか目指すなら分身回避も視野に入ってくるのかもしれないけれど基本使わないこと、最大射程は2と全キャラ最低クラス、MPも大して高くなく氷弱点が千代子と被り自動回復も無いので最初は扱いにくいキャラに感じていた。
ただしMP消費無しで射程2まで攻撃できるのは強く。中盤で分身連続攻撃を覚えたあたりから身体力・体力・技量・速力が他キャラよりも高くなり、消費MPの割に大ダメージを与えやすく活躍し始める。百身拳を覚えるとほかの人が炎や闇で火力を出す中、拳4つで特大ダメージをたたき出していく。最終的には近接戦闘のスペシャリストとなる彼は本当に頼もしかった。
山城 香
リリーと朔夜の悪友。めっちゃくちゃにリリーをいじり倒してかわいそう、忍とつるんじゃいけない。
だけどこの子も気遣いや優しさが垣間見えて、とても魅力的な人に見える。人型の時は逃げてしまったが、敵の探知ができるキャラとして忍と一緒に最後まで千代子たちを支え続ける。最後の敵の増援報告も基本的には1ターン前に方向も含めて教えてくれる。
香と忍がいないだけで、このゲームの戦闘やストーリーの敵増援がもっと理不尽になっていた可能性があり、見えないところで本当に頑張っていたんだと思う。
戦闘では音の槍が本当に優秀。中燃費中火力の内部攻撃で能力強化で射程が5まで増える。また雷音も範囲攻撃技の中で威力がかなり高くめちゃくちゃ優秀なので、お世話になったプレイヤーも多そう。火力支援キャラとしてかなり活躍してくれた。
山城 忍
香よろしくリリーをいじり倒す枠。
普段はっちゃけているようで大事なところではちゃっかりいいところを持っていく。こんな同級生がいたらかなり性癖が歪んでしまうと思います。「好き」って笑いかけられたあと「嘘だと思う…?へへ」ってこちらを試してきそうですよね。
だれのせいとは言いませんが、祐樹と幸せになるために物理耐性をがんばって手に入れるといいと思います。
ちなみに香と忍は普段はっちゃけたり、怖いものに対して恐怖を露にしがちですが、中学生の女子ということを考えるとだいぶ年相応です。なんならよく頑張ってます。千代子や遙、唯や琴音が肝っ玉ありすぎなんです。
戦闘においては中消費高火力の招雷弾を覚えたあたりから比較的小回りの利くアタッカーとして大活躍した。終盤でも超電磁砲の火力で敵に大ダメージを与えることが可能で強かった。実は結構好きなキャラです。
陸奥 葉子
始めの印象は「才がある人はその才を活かし、与えられた使命を全うするべきと考える人」の印象。でもそれ故に、「自分の才では到底太刀打ちできない絶望に打ちひしがれる人」になっていた。
睡眠薬や精神安定剤を服用しながら、そして迷いながらそれでも千代子達と行動を共にする葉子は本当に頑張ったと思う。
別に葉子に限らず、「皆怖いけど戦っていた」のは事実だけど、それはそれで認めるとして、「葉子もすごい頑張って皆を助けようとした」のも認めてべあげたいんです…。
きっと葉子の選択や成長は、これからの葉子にとってもかけがえのないものになるし、「魔法少女として自分の才を超えてやりたいことをやりとおせた」という事実は葉子の視野を広くするには十分な成果だと思います。
戦闘面では序盤は回復もできて弱点もないスペック高めのアタッカーでしたが、強化イベント後は火力が底上げされ中盤以降はサブで回復もできる近~中距離の高耐久アタッカーとして活躍した。
化学耐性がすばらしく、持ち前の耐久も合わせて比較的多い蜘蛛型やネズミ型の削り役から色付き相手までとりあえず困ったら前に出せる点が頼もしかった。お疲れ様、葉子。
長門 琴音
仲間たちの中でも群を抜いて秀才。作戦、予測、戦闘どれをとっても常軌を逸している。「才とかそういうことに関わらず、やりたいことはやればいいしやりたくなかったらやらなければいい」という人のイメージ。それ故に親とのすれ違いがあり、才はあるのにやらないという点で葉子の顰蹙を買っていた。
朱莉が七海を庇った時も真っ先に助けに行く強さがある。
でも、抜けているところや子供っぽいところもある。そこが琴音の魅力なのかもしれない。本当に道草食い始めるの好き
仲間達の中でも、参謀、副隊長のような役回りである。才や素質的にも十分リーダーになれる力があるがさすがに千代子相手は分が悪い。
戦闘においても序盤から高火力、高機動、優秀なバフ技と八面六臂の活躍して俺の五臓六腑に染み渡った。終盤は高火力技が跋扈する他キャラに埋もれがちだが、それでも十分な火力を持ち、風の膜による移動力バフは終盤でも超大事である。地味に中距離のMP消費0技は削りや止めにも大助かりだった。
最初から最後まで頼れる参謀長であった。ありがとう。
肥前 伊万里
病弱だった子。
ネットに理解があり、遙とブログでやりとりしたり、七海も知らないアルト様を知っている。
千代子とも気が合い、元々この世にあんまり執着がなかったのかもしれないけど琴音と出会って変わっていく。
リリーに治された後とんでもなく強くなったのは、今まで呼吸をするのも必至なほどの境遇に押さえつけられていた状態から解放されて、抑圧されていた思いが力として発露しているのもありそう。
境遇や寄り添う気持ち、ネットでのやり取り上手から、唯とももっと早くめぐり合っていたら仲良くできたのかもしれないね…。唯もネットを通して家で居場所ができたかもしれない。
戦闘では、始めは大鷲で中距離から小突き、必要に応じて形態変化して弱点を突くような戦い。強いが耐久も心もとなく運用に難があった。
強化イベントからは一転、すべての形態を内包し、琴音以上の高火力、高射程で戦場を駆け回った。
琴音とともにパーティの遊撃隊として必要な場所に高機動で駆けつける他、一見消費MPが多く見えても、形態変化による豊富な技で弱点を突きやすいのでMPに対する平均火力が非常に高い。特にヒューマンビートは本当に心強く、黒鳥も遠距離から倒せるぐらい強い。
伊万里がいなければもっときつい戦いになっていただろう場面が多い。ありがとう。
朝日 祐樹
万の能力。優しく女性的だが、芯はたくましいところがある。
かなり穏やかな性格をしており、それゆえにマジカロイドとしての出力も低そうに見える。だけど活躍できないかと言われるとそんなこともなく、ストーリーにおいても常に自分ができることを考えて行動に移そうとした。
最終ステージの敵の弱点解説も、祐樹が自分にできることを考え敵を分析しながら以下に出力が低い自分でも貢献できないか頑張っていたんじゃないかな…。
気がかりは"妹"の存在。
だけど、その妹にどこか甘いのはダメかもしれない。
戦闘においては弱点属性も無く、中距離回復含めたいろんな属性を使用でき、アースプレスまで覚えれば人型にも中ダメージを与えられるほどの高火力技まで扱える。ただどれもアタッカーと比べれば火力は控えめなので、活躍させるならプレイヤーの腕が試される。ただ必要な場所で彼の力を十分に発揮できると戦線の安定に大きく貢献してくれた。
紀伊 ひより
気が強そうに見えて、実はそこまで強くない子。
それでも義理や情に厚いところがあり、人型相手に戦えない状態でもあたふたしつつも逃げることなく、皆を安全なところまで避難させた。
烈にかなり惚れ込んでいるが、烈に思いが気づかれているかは分からない。
上手くいってほしいね。
戦闘においては、めっちゃくちゃ強い。
クレーンで味方の移動、射程1~5のロケットパンチでの火力支援…どちらも消費MPが2で扱えるため毎ターンMPを使うのに息切れしづらく、得られる恩恵もでかい。
かといって火力が低いことはなく、強撃持ちで、持ち前の身体力を活かして高い火力を出していける。最終盤はキャラごとの戦力の偏りがほぼなくなるので、無理して他キャラを前に押し上げたい場面が少なくなる。でもロケットパンチ打ってるだけで強いし、能力アップデートで射程10まで高火力で攻撃できるようになるため無駄がない。
EX5ステージにおいては進軍速度や遠距離技が非常に大事になるのでその性能を遺憾なく発揮した。
見た目やノリ、戦闘能力…いろいろ合わさって好きなキャラでした。
鹿島 月菜
お姉さん好きの変態。だがその実かなり気遣いができる子のように思える。
「遙がいない限り、七海がどんな状況で割とどんなこと言っても問題がない」ことはこのゲームのプレイヤーなら分かるだろうが、月菜も割と同じ節があり、月菜自身それを分かっているのか剣呑な雰囲気でも場を和ませるようなことを言えたり、唯を信頼するそぶりを見せても仲間から不信感をあまり持たれないのも彼女の行いの良さのように思える。変態だけど。
特に自身の防衛のために人間不信の状態の唯に対して、臆せずに親しみを向けることができるのも月菜の凄いところであり、実際唯も居場所がバレたからって別の拠点に移ったり、月菜を無理に追い返そうとしなかった。
おそらく月菜がいなければ唯はもっと独善的に歪んでいたかもしれないし、仲間をもっと信用していなかっただろうし、最後も笑えなかったと思う。
しょうがないとはいえ、テロメアを命をかけて守った唯を倒した味方一同を糾弾したのも、まさしく唯が欲しかったであろう「家族」のような行動であり、本当に唯が亡くなってしまったのが惜しい…。
唯亡き後、心が壊れるかと思いきや自分で立ち上がりシナプスの元まで行く。とても小学生とは思えない。
唯も見ていたのなら、復讐が良いことかは置いておき、唯も多少浮かばれるところもあったのではないだろうか…。
後に、魔法少女になるときは恐らく唯の声をきき「タキオンシュート」を習得する。流れと戦闘アニメのかっこよさもあり、たまらない。
戦闘においては、クリティカル倍率が高い他、「カウンター」が一番の特徴。反撃時に先制技以外の技で攻撃すると確定クリティカルになる。
相手の耐久や自分の耐久と相談してオールレンジアタックと確定クリティカルケミカルサンダーを使い分けることで相手ターンに大きい戦果を挙げることができる。元々のクリティカル率が高めなのも強い。
またサブの回復、複合属性、先制技、タキオンシュート、範囲技と取れる行動が多い彼女が、高いMPを持っていることも強さに拍車をかける。
どうか彼女にはその優しさを持ちながら幸せになってほしいです。露出癖はどうかと思うけどね!
テロメア
初ゲスト参戦時はラスボスとして戦いそうな子だと思っていました。
物語の首謀者の一人であるシナプスの娘であり、そのシナプスを助けるために地球にタウと共に来る。
ただ、烈と話すうちに心の棘が無くなっていったのもあり、千代子達を助けたいという気持ちが強くなっていった。イド星の住人であるため日差しに弱い他、盲目、初期型マジカロイドということもあり非常に無理をしている。失明した過去もあるのにそれでも千代子達を助けようとちょくちょく戦闘に現れ敵を天の力で葬る。戦闘で唯に会っても唯に敵意も見せない。別の文化圏、別の種族であるのに千代子達にやり方を合わせてくれるのはテロメアの凄いところだと思う。
過去には力が暴走して多くの人を犠牲にし、そのせいでシナプスが投獄され、サブシナリオの過去編では多少やさぐれていた。そのテロメアを別の文化圏、別の種族であるのに心の棘まで抜き切る烈はいったいなんなんだ…?(地味に交流を許可したタウNice…)
戦闘においてはMP消費が激しいものの、シールドダウン、遠距離大火力技、遠距離広範囲技、回復技と欲しいものが一通りあり序盤から終盤までお世話になる。最終盤では空間転移も習得する…唯が彼女にどんな声をかけたのか非常に気になる。リリーともども身体が治ってよかったです。
河内 真央
いい子。本当にいい子。いい子過ぎて最初何かヒステリックな裏事情を隠しているんじゃないかと思ったがそんなことはなかった。先生の悪口を言われてもその人を本当に〇しにいくような子でもない。栞と違って。
参戦時から、戦闘にも味方にもあまり慣れていないだろうに前線に立ち攻撃を受けてくれている。
感情が穏やかであるため出力が低い…と思うが、前線に欲しい氷属性技を持ち、そのフリーズソーサーですら人型にダメージが入る程度の火力があり、シールドタックルは身体力*2.0となかなかの攻撃力。射程が3マスまであり、火属性技もある他、味方最大5人に付与できる防御バフと、周囲の永続の防御バフがある…のにシールドブレイク技まで使える…上でバッドステータス全無効。…この子やっぱりヒステリックな裏事情を隠しているんじゃないの…???
参入時から最後まで、河内がいるのといないとでは取れる戦略が大きく変わるためパーティの貢献度としては最上位クラスになる。河内 魔王
香取 加音
参入時が参入時だけにかわいそうな人。唯のとった行動を許せず、いつも唯が何かするなら止めようとした。ただしストーリーでも、ゲーム性能的にも出力が唯に追いついていないように思える。ハイパーボーラを覚えるまでは経験値をためるのですら少し大変な状態だった。逆にハイパーボーラさえ覚えれば以降は少し遅めの中距離空中移動キャラとして扱える。
彼女について話す上でテロメアや唯との関わりはきっても切り離せない。唯と戦ったときに自分を救ってくれたテロメアを大事に思い、環境もあってなかなか人とつるまない加音が、数少ない気を許せる人としてテロメアを慕っていた。
終盤、テロメアが洗脳された時はその唯を縋る。
唯はその思いを受けて失明するほどの過去一番の時間停止でシナプスに大ダメージを与え、結果的に唯と加音の思いが通じテロメアが正気に戻る。お互いが気にくわない部分があるにしろでも同じく戦ってきた仲間として気持ちが繋がっていくところが本当に…。
そして唯の最期には、"唯のやったことは許せないが、今唯に向けているのは同情ではない"ということを告げる。恐らく感謝や心配、恥ずかしさ…いろいろな伝えきれない感情で言葉が詰まったのだろう。
でもそんな加音を見て唯は笑顔で旅立つ。
最終盤、マジカロイドとしての能力を奪われた後にマルチノイドに襲われる絶体絶命の瞬間、
唯の思いを受けて加音も魔法少女になる。
ここの思いのリレーが本当に熱い。この作品を代表する劇的な展開だと思う。マジで熱い。
唯の思いを受けてからは「リミテッドアクセル」という弱点こそ突けないものの、身体力*2.7、先制攻撃、反動なしという化け物みたいな技が追加される。
今まで広範囲技や中距離高火力技がありつつもすこし足りない加音の戦闘能力が、唯の思いを受けて十分すぎるほどの力を得る。
すべてが終わった後は学校にも行き始める。思いを受けて、自分のこれからを希望する一人であり、物語においてもとても成長した仲間の一人だと思います。まっすぐな心の持ち主なので、気持ちをもう少し器用に伝えられるように…学校とか生活で頑張って幸せになれることを願ってます。
三笠 米子
仲間内における母的存在。米子がいなければ葉子は戦いについていけなかっただろう。噂を聞く限りでは旧版と性格が違うらしい…?
少なくとも新説では、無理強いをせず、優しく、でもどうすればいいかを相手に伝えられる人のイメージ。自らが破壊の能力で前線に立っているため説得力も大きく、助けられた仲間も多いだろう。ひやひやする場面は米子の思いやりで空気が良くなることも多かった。葉子と米子の関わりが本当にいいんだ…。
戦闘においてはすべて貫通攻撃で敵の防御を半分無視するのが強い。移動力は7と高めだが、シールドブレイクを入れるために誰よりも先に強力な敵に隣接して殴りに行くことが多いので脆さが不安になる。
ただし、河内や、ひよりのクレーンなどで立ち回りをサポートして上げると持ち前の火力とブレイクで敵陣を穿つ起点を作ってくれる。
最終ステージやEXのΩや、EXの色付き魔人型などを千代子に頼らず倒す場合は彼女が前線を切って大きく敵の体力を削ってくれるだろう。中学生とは思えない母力は、作品が違えばどこかの赤い彗星も「米子は私の母になってくれるかもしれなかった女性だ」と言わしめたかもしれない。
初瀬 もか
唯一の高校生、でも暴力的な人。ただ理由なき暴力は基本振るわないし、理不尽は少な目な人。
「才とかそういうことに関わらず、やるべきことは全てやるべきだという考えの人」のイメージがある。実際彼女がやるべきだと思ったことは他の人に暴力を振るってでも強制させる。
葉子と琴音とはここらへんの考えが違うが、この三人のバラバラな考えがうまく歯車がかみ合うようにサポートしたり、鼓舞するような流れになるのが良い。
暴力的で、他人の意思を少し蔑ろにする部分もあるが、もかの凄いところは自分が率先してまずは事に取り組むところ。少なくとも自分自身で有言実行しようと動くから憎めないし、千代子が壊れた時も皆が無理強いできない空気の中、もかが率先して皆を集めた。ここに関しては葉子や琴音ではなかなかできない芸当だろう。
戦闘においては優秀な氷属性の使い手で、範囲技や、射程5まで届く扱いやすい技、そして何より精神力*2.6凍傷100%のホワイトパノラマが超が付くほど優秀。凍傷は身体力ー20%のデバフがあるので、高火力のとどめ目的以外でも、被ダメを抑えつつ後続が殴る起点にもなれる。
蝸牛を筆頭とした各種色付きから、ブレイク後の強敵へのダメージソースまでもかが居ればなんとかなる場面が非常に多かった。
性格の癖から嫌煙されがちかもしれないが、その嫌煙を跳ねのける率先力と実行力、頼もしさは素晴らしかった。
朝日 栞
問題児。かなり。ほんと。
もかが来た後にこの子が来て絶望する人も多いだろう。俺は頭を抱えた。
旧版よりも戦闘面も、演出的にも良くなったらしい。
超が付くほどのブラコン。彼女を止めるにはだいたいその兄である祐樹が必要になるし、ちょくちょく面倒ごとを起こす。時代が時代ならボイスドラマでヤンデレになっているだろう。
精神的に幼いところがあり、気に入らないプレイヤーも結構いそう…。
…悪いところばかり目立つ…けれど、身体能力的に最前線にいつも立つのは栞。琥珀が多分戦闘に参加できてるのは、彼女や河内が代わりに最前線で戦っているからだろうし、南北中央戦争のようなイベントも起こしてくれる。
兄のために腐ったヨーグルトも一気に食べることからも、器がでけえんだかやっぱ欠けてるんだか良くわかんないところも面白い。忘れちゃいけないのは彼女無くして小夜の残念な運動神経は明かされなかったことだ。そこから皆の小夜への接点も生まれてるしね。
戦闘においてはぶっちぎりの身体力の高さと移動力、自己強化技にMP自動回復の継戦能力の高さが売り。朔夜と比べ、弱点が無いことや耐久に関する能力に優れ、安心して前に出せる点が嬉しい。ただしMP総量が高くないので、大技を打てる機会は限られる。自分のプレイでは雑魚処理や、ブレイクを入れた後の強敵にダメージを出していくことが多かった。憎め…るキャラかもしれんけど、ストーリーでも戦闘でもやることはちゃんとやってくれるキャラだった。
薩摩 琥珀
いい子。"THE・ヒステリックガール・栞"のバランスを埋めるためと言わんばかりに河内と琥珀が良い子。
でも臆病だし、自信が無い。可哀想だが、最初に説得に当たった人が唯だったというのもあり味方のために戦うのを少し躊躇した。そんな彼女が戦えるのは河内や栞が前に出て戦ってくれていたからでもあると思う。
特筆すべきは仲間内でも超が付くほど珍しい…
玲奈と仲良くできる素質がある人である。
上の"あまりにも話が下手そうな切り出し"に対して、"同年代なら誰でもついていけそうで相手のことも知れる恋愛の話"を「いいよぉ」と棘無しに玲奈に言えるのは彼女くらいでは無いだろうか。
(米子あたりもできるだろうけど、何故か玲奈側が米子との会話に少し不満を持ちそう)
本当にいい子なのであんまりひどい目に合わないことを願うばかりである。栞がいる限り何かしら酷いイベントには困らなさそうだけどね!
戦闘においては範囲回復技が優秀である。射程は短めなもののリリーや七海と同じく一度に5人回復できるため優秀。リリーと七海の中間で若干器用貧乏かな…?と思ったところに出てくる「解放念花」があまりにも優秀。
クリティカル無効の敵相手ですら必ずクリティカルを発生させるバフを味方一人に付与できるあまりにも強すぎるスキル。ひよりのクレーン、要の再行動、そして琥珀の解放念花はこのゲームの戦略性を押し広げるにふさわしい技である。
終盤になるほど効果を実感し、大技のMP節約、クリティカル無効敵への対処などパーティに欠かせない存在になる。本人の移動力が少し乏しいので、ハーモニエンスを持たせたり、EX以降はドーピングで移動力を増やしてあげると隙が無くなる。マジでお世話になりました。
鎮遠 小夜
本当に小学生か…?栞や玲奈には見習ってほしいものである。
知的好奇心があらゆる方向に豊富で小学生とは思えない冷静さ、大人っぽさがある。でも機械的で人間らしくないかと言えばそうではなく、「ここは譲れない」という信念が垣間見えてかっこいいしそこに小夜の我を感じる。
小学生にして完璧の存在…かと思いきや運動神経などはてんでダメでそこにギャップを感じる人も多いだろう。研究者肌で冷徹な部分もあるけれど、自分のやりたいこと、為すべきことを通すところがあり小夜というキャラクターの魅力がそこに詰まっている。
戦闘においては会心威力倍率は低いものの会心率が高く、霧の能力が優秀、朔夜と違いパッシブによる確率回避なので低めの防御力をカバーできる。複数の属性の技を使える他、複合属性技や貫通技まで持つ。射程こそ短いものの能力アップデートで覚える広範囲中火力技が使いやすいのでトリッキーかつ柔軟に戦えるキャラとなる。地味に地形の影響をほとんど受けないのも強い…。
アタッカーにしては射程自体はそこまで長くないので、霧回避を過信せずにバイトフォグやデスクラウドで火力支援できるように立ち回ると使いやすかった。
摂津 玲奈
問題児。
七海や月菜が割とどんな状況で何言っても許されそうな感じなのに対して、割とどんな状況でもなんか言っちゃって許されない人。
まあ玲奈だしなぁ…。
琴音に対するコンプレックスからも、自分の優位性や才を認めて欲しい節を感じる。だがそれに才や人間性が追い付いていないのが悲しい。
けれど、私がこのゲームで面白いと思った会話はだいたい七海か玲奈が関わっている。侮れない
この空気はなかなか出せないですよ。
エレエス星からイド星に向かう宇宙船でも単独会話イベントが与えられており、玲奈の器の小ささが余りなく見えてくるのが面白い。まあでも栞と違って殺意を出すことはないから…ね。
ただ戦闘に関する才は秀才という枠にも収まりきらない超有能。弾薬という専用のスキルが与えられて"費用がかかる"のと"持てる枠が4つに限られる"が、全属性、貫通、長射程、高威力、範囲技、バフ技、回復技をMP無しで扱うことができるプレイングによってはバランスブレイカー級の強さを持つ。別に枠が4つという点も他キャラに予備の弾薬を持たせてステージ攻略中に装備交換することで補給できる。
特に射程9の狙撃弾、長射程広範囲の小型核弾頭がずば抜けて使いやすく、最終ステージ間際はこの二つを持てるだけ持たせてカチコミに行くのが強い。じゃあ弾薬が無ければ弱いのかというとそうでもなく、通常攻撃も射程が6、物理・精神攻撃を使い分けることも可能で、能力解放で覚える零距離射撃も精神力*2.5とはちゃめちゃな高火力。普段の行いがよければ…。
EX編などでマルチノイドや強敵などが多くなってくると狙撃弾や核弾頭では物足りない場面も出てくるが、興奮剤でバフもかけれるので本当に隙がない。普段の行いが…よければ…。
ただ悪態ついたり、周りに流されたりしてはいるものの最後まで戦ってくれたのは嬉しいよね。
比叡 要
問題児…?俺が朱莉を信仰する一方で要は千代子を信仰していた。
近くで戦闘していた千代子を見て信仰の対象とすべき感覚を覚える。
最初はあまり言葉を発さず、悪態も脳裏によぎるだけだったが、皆と慣れ始めてから言葉に発するようになっちゃったので若干栞。
行動理由も基本千代子。最初の千代子と同じ氷属性弱点、似通った変身道具、エナジードレインとか明らかに千代子の吸命に影響を受けている…など、激重感情も垣間見える。
毒は多いし、異常な千代子愛はどうかと思う部分はあるが憎めないところがある。
戦闘においては氷属性吸収、シールドブレイク、回復、状態異常回復とかゆいところに手が届くが何よりも「エントロピーバック」による再行動がヤバい。移動・攻撃・回復すべてに繋がることができる権利をMP4で行うことができる。冗談抜きでこの技があるのとないのとではこのゲームの難易度が変わるレベル。加えて自身の移動力が7もあり、専用道具でMPリジェネを付与できる。ただし耐久は仲間内でもワーストクラスに無いので、基本的の攻撃が当たらないところから千代子や他のキャラにいつでも近づける場所で戦線を維持するとハチャメチャに強い。ある意味ひたむきな性格もあり割と好きなキャラです。
赤城 烈
ストーリーでも戦闘でもめっちゃくちゃ頼りになるキャラ。このゲームのMVP枠を争える人だと思う。
自分のできることを自分なりにやろうとする人、とりあえずできるかわかんねえけどやってみんだよという熱血系。
マジカロイドになれず、街や恩人の娘である千代子に何も貢献することができない状況にむず痒さや悔しさを覚えていた。実際私のプレイ時も「能力が無いのに敵と関わって仲間に迷惑をかける結末を迎えそう…。」と思っていた。
シナプスやキーの暗躍によって、友達…ついには自分もバイオモンスターに変えられたところを、烈自身の思いの強さと、遙から受けた思いによって魔法戦士として正気を取り戻す…このゲーム屈指の激熱イベントを担当してくれる。
烈はマジカロイドになる前からできることを探しており、本当に機会が恵まれないだけであったので、魔法戦士として立ち上がった際は悪いこと続きで気が参っていた仲間達を奮い立たせるには十分な力があり、復活イベントだけではなく
なんだこのキャラ。かっこよすぎだろ…。
多分このキャラは作品が違えばロボットアニメの主人公です。
また、物語開始時点からテロメアの棘を抜き切るというあまりにも大きいファインプレーをしている。ひより、この男は逃がすな。
烈が参戦してからの今までの陰鬱さを晴らすようなカタルシスはやっぱりこのゲームの面白く、劇的なポイントだったように感じます。
戦闘面においても遙の影響を色濃く受けているのが感じられ、熱属性の高火力技が近距離遠距離申し分無く、特に「射程3、身体力*2.8、貫通、シールドブレイクのフォトニックドライブ」が性能、演出、名前すべてにおいて強すぎるんですよね…!
範囲技のディセンドレイは影が薄いが、習得熟練度が8とかなり低いため、フォトニックドライブを撃った後に範囲技を使うことができるのは強い。
遙のように強敵に率先して立ち向かい、パーティが進む足がかりを作ってくれた…大好きなキャラです。
扶桑 真千代
ラスボスかと思いきや前座ボス的扱いでびっくりした。
まあ千代子達の執着とは本質的には関係ない敵だったからね。
シナプスの遺言を受け、種としての優位性を示すことに拘るキャラ。
だが、千代子の思いや行動を受けて棘がなくなって…なく…なくなっていってるよね…?
シナプスの最終兵器であり、心の能力を持つだけあり、千代子たちの恐怖心を増幅して無いものを具現化するほどの力を持った。ただ家族、遙や唯の思いを受け、闇の能力で概念すら変えることができる千代子に能力を利用されて彼女の覚醒を許す。
生まれたばかりであり、遺言を守ることが使命だと感じている真千代に対して千代子がとどめをさす選択肢を取らずに、思いを伝えて真千代を変える道をとるのがいいですよね…!
その思いを受けたからか、最後仲間がマジカロイドとしての力を失ったときに千代子の概念を変える力と、真千代の思いを増幅させる力で仲間の魔法少女としての覚醒に貢献する。
全てが終わった後は千代子を打倒しようとするが、テロメアによって違うアプローチで千代子を超えるように諭され…というか丸め込まれて大変そうではある。
戦闘においてはメインストーリー最後の仲間だけあって優秀そのもの。MP消費無しの射程2まで届く通常攻撃から、中消費中距離全属性技、高消費遠距離全属性技、遠距離貫通恐怖付与の精神力*2.6技に、中威力広範囲技に範囲回復から状態異常回復までついて、空中移動、パッシブで琴音たちを超える経験値1.4倍と状態異常・クリティカル無効とラスボス性能で仲間になる。ただ全体的にMP消費が荒いのと、移動力が6と平均的なのは注意。
真千代と言えば…
ここで垣間見える二人の関係が…この物語の序盤でよく見た気がするんですよね。…千代子…本当にいろんな人の影響を受けて今があるね…。
真千代もいろんな人の影響を受けて、たくさん感情や自分のやりたいことを見つけてほしいです。
最後に
このnoteを書き始めた時はメインストーリー終了後だったのですが、気づけば文量が凄まじく24000文字ぐらいになってしまい、EXクリア後まで書き終わりませんでした。
拙い文章だったかもしれませんが、気にし始めたらこういう感想を書くハードルも高くなって、結局手につかないなんてことになりそうなのでとりあえず書いてみました!書いていくうちに自分の文章を見る力とか、そういうのもついていくかもしれないですしね…。
新説魔法少女には、このnoteには書ききれないほど、印象的な掛け合いやシーンなどがたっくさんありました。本当にプレイしてよかったです。
EX5も全員が活躍して、なんとか初見でクリアできたので嬉しかったです!
年が明けて落ち着いたらアドレナ戦記を配信で初見プレイしようと思います!楽しみ!
また、
配信でコメントして盛り上げてくださった方、
ネタバレを考慮してくださった方、
初見の雰囲気を壊さないよう静かに見守ってくださった方、
このゲームを勧めてくれた友人、
そしてこのゲームを作ってくださったTS様。
この場を御借りして感謝をお伝えいたします。
本当にありがとうございました!!!
おまけ(EX5に関して裏要素) 追記2023/0108
EX5の26ターン増援後のクリア達成しました。どんな増援かは是非皆様の目で確かめてくれ…!(筆者の配信でもいいですよ…)
配信では朱莉が大活躍してましたが、このステータスでもマルチノイドΩや色付き魔人型などとタイマンするときは気をつけないといけず、無理な立ち回りをすると倒されたりMPが足りなくなるので、全キャラを活かした立ち回りが無ければクリアは厳しかったと思います。
増援クリア後は「ウルトラマインド」という、全技の反動を実質打ち消す「熟練度+50」のぶっ壊れ装備が手に入るので、是非挑戦してみてください!
以下朱莉に集中してステータス強化して気づいたことです。
HPとMPは100を超えて成長します。
身体力と精神力は100がカンストです。
移動力は20がカンストです。(千代子が20を超えて成長するのを確認済み)
その他の能力は50がカンストです。
千代子が移動力を20以上に強化できるので、もしかしたらキャラによって各数値成長限界が違う可能性もあります。
→更に追記
ということで、千代子に関しては限界値が999のようです。
作者のTS様、教えて下さりありがとうございます…!!!
また、普通のキャラが精神力80や100でカンストしていても、スキルや装備などで+された数値はダメージ計算や各種数値参照に加算されます。
→精神力カンストしててもブレインアシストの精神力増加はきちんと反映されます。(そこまで強化してるならサブヒールなどの方が有用かもしれないです)
筆者は
・好きなキャラである朱莉の全ステータス(上記画像のようなMPは必須じゃないです。)
・千代子のMP、耐久を少し、移動力は34
・真千代のMPと精神力
・一部キャラの移動力や精神力(ちょこっと耐久)
を強化してEX5増援をクリアしました。
個人的な攻略の所感として…
・千代子は守備、特防30程度あればなんとかなりましたが、不安なら40~50にした方が確実です。また、超光を撃てる回数が勝利に直結するので、MPも80ぐらいあると少し安心できます。
広範囲高火力技を持つエースの精神力とMPを高めることをお勧めします。
→朱莉、真千代、テロメア、七海、玲奈(弾薬技)など。
貫通持ちエースの攻撃or精神とMPを高めることをお勧めします。(金人型は守備が高いので根源破壊か貫通の精神攻撃がオススメです。)
・遙、要の移動力が10以上あれば融通が利きやすいです。また耐久も高めれるだけ高めれば千代子にずっとついていく形で運用できるかもしれません。
・筆者はそこまで強化しませんでしたが、ひよりの攻撃を高めて射程10を活かしたり、月菜をガチガチに強化してカウンターで敵を倒したりするのも有効かもしれません。
26ターンを迎えるまで「待つターン」が出てくるので、その間に装甲車の補給を受けたり、余ったオートリフレッシュを交換するなどしてMP回復をすると良いと思います。
浮いている敵は少な目なので、筆者はマップ左側の城壁周辺に集合して、敵の進軍が遅れて固まったところを朱莉のシャインフレアで一網打尽にしていました。
新説魔法少女をプレイしてきて思い知る、「とにかく相手からの被害を最小限にして1ターンに多くの戦果を挙げること」に集中すればなんとかなると思います。
筆者は増援を初見で攻略しましたが、敵の増援を予め知っている場合は上記ほど強化しなくても全然大丈夫だと思います。
ただ、「ある程度雑に前に出せるほどカンスト近くまで強化したキャラ」がいると難易度がぐっと下がるとは思います。
時間も労力もかかる最後のやりこみですが、恐らく数えるほどのプレイヤーしか手にしていない「ウルトラマインド」…あなたも狙ってみてはいかがでしょうか…!
これで本当に最後になります。今度アドレナ戦記もやるので楽しみです…!
ご覧いただきありがとうございました…!
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