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未修一年次の生活

未修前期

なんとか法科大学院{それなりに上位ロー(自称)}への進学が決定し、新たな環境、出会いに心弾ませていた当時。実際には・・・・

コロナの影響で完全オンライン


でした。
初めは、通学がないからラッキー程度に思っていたのですが、同期とプライベートはおろか勉強の話すらできない状況、かつ一人暮らしで人に会わない環境で完全に心を病んでしまいました・・・。
当然ながら弊ローの授業は出席を考慮するものではなく、ほぼ100%テストの結果で合否が判定されるものでした。未修の一年目は来年合流する既習とのレベルに合わせるべくとてつもない量の情報を詰め込まれ、それに比例し勉強の量も多くなります。そんな量の勉強を一人孤独にやりながら、期末試験のプレッシャーに耐える事はかなり精神的にきつかったことを覚えています。
そして私はそんな状況から、現実逃避として

ゲームにのめりこむ

ことになります💦
フルネームは避けますが「SE●IRO」というとんでもない完成度のゲームを延々とやっていました・・・・。
結果、試験直前にとんでもない量の勉強を強いられることになり、泣きながら勉強しておりました。二度とあのしんどさは経験したくないです笑

期末試験を終えて

なんとか、無事単位を落とすことなく前期を終える事が出来ました。ですが成績もそこそこで、たまたま見た過去問と同じような問題が出たこともあり、かなり幸運だったことに助けられました。再現性のない進級ですので、参考にしていただかない方がよいかと思います。

やっていてよかったこと

単位を落とさなかった一番の理由は、期末試験の過去問に目を通していたことだと思います。
弊ローは期末試験の過去問を学生のために公開しており、参考答案や解説まで乗せてくださっていました。それを直前に見ていたことで答案の書き方や勉強すべき範囲を自分なりに理解することができたことがかなり大きな要因であったと感じます。司法試験しかり、出題傾向や出題の方法を知ることで本番でもかなり落ち着いて挑むことができます。皆さんにも練習だと思って過去問を解いてみる事をお勧めします。

やっておけばよかったこと

未修一年は本当に知識を入れる事が忙しく、他の勉強をしている余裕はないと思います(私はゲームをして時間を無駄にしましたが笑)。
ですので最低限出来る事として

  • 「短答」問題を解いてみる

  • 基本書をざっと読む程度で何周か読む

事をお勧めします。
短答問題は直前の詰め込みが大事という話をよく聞きます。確かに直前に何周も問題を解くことになるのは間違いないです。しかし早めに問題に着手して慣れておくことが本当に大切です。模試を受ける場合などは、本番の2~3か月前に受ける事になるのですが、その時期はまだ論文の勉強がおわっておらず、短答をあまりやっていない人も多いと思います。その結果短答で合格推定を逃しメンタルをやられてしまうことも少なくないです。絶対に直前期までに何周か問題集を解いておいた方がメンタル的にも点数的にもいい影響が出ます。また基本知識の確認もでき、知識のアウトプットもできるためやっていて損はないです。本当にお勧めします。
基本書に関しても、一周では内容を完璧に覚えたり理解することは難しいです。そこでいちいち躓くよりは、とりあえず何周か読んでみてそれでも理解できないところをしっかり勉強するほうが効率が良いと思います。自分は完璧に一周読もうとして読み切れなかった基本書がかなり多く、結局無駄に時間を使ってしまったので、同じ轍は踏まないよう助言させていただきます。

最後に

以上が私が経験した未修前期の生活です。
今ではコロナも落ち着き、完全オンラインの授業を行う学校も少なくなっていると思います。ですので自分のような心細い思いをする学生の方も少なくなっているのでしょう。しかしそれでも一人で勉強していたり、どこか心細さを感じている学生の方がいるのでしたら、私の失敗を糧により良いロースクール生活を送っていただきたいです。
何はともあれ進級してしまえばこちらの勝ちです!メンタルを強く持って乗り切りましょう!
正直

未修の前期が司法試験も合わせて一番しんどかった

です。これを乗り切れれば後は大したことないので皆さん勉強に励まれてください!



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