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酒とポンポコ・ペイン

 酒とポンポコペインにはアルゴリズムがある。

 アルコールとアルゴリズム。

そんな、どうしようもない事を考えながら、迫りくるケツ断の時が近づくのを耐えながら帰宅をした。

 ポンポコペイン〜!なんて声に出しながら外を歩けるのも地元ならではの特権だ。 

 何せ平日の明るい時間に外出をしている人なんて限られるのだから。


 ポンポコペイン〜と独り言を言いながらある歌詞を頭の中で流していた。

 そう、カート・コベイン。

smells like teen spirit.

spirit を sprit スプリットと書いてしまいそうになる。ちなみに、蛇のような舌にするスプリットは、split と書く。


 ポンポコペインのペインが pain. なんだから、カート・コバーンも、Kurt Cobain だ。いや、なんの関連性もないだろうと思うが、一応、だから発音もカート・コベイン。

 
 彼は自殺が原因で死んだわけだけれども、なんの薬中だったんだっけか?

 腹部をギュルギュルとさせながら、無い脳味噌を使って思い出そうとしてみた。

 
 カート・コベインの場合、ストゼロの摂取をし過ぎでおかしくなった訳ではないだろうと思う。

 
 明日からまた仕事だし、家の中で酒を飲んでいる時には解らないんだけれども、外を出歩くと酒を飲んだことの辛さが身にしみてわかる。


 だからコンビニで酒を新たに買う替わりに、お茶を買ってきた。 

 本当は酒があまり好きじゃない。

 誰かと居酒屋で乾杯をする最初の一杯目は好きだけれども、コンビニに売られている缶チューハイなんか、どれも檸檬風味でしょう?

 檸檬風味にしなければ都合が悪い何か理由があるに決まっている。

 だから、普段から酒を買う時は「どの檸檬風味が一番マシかな?」と迷いながら買っている。ガンジス川のどの辺で入浴をするのが良いかなと真剣に悩むぐらい難しい選択だし、ガンジス川と違って酒を止めるも止めないも本人次第でどうとでもなるんだけれども。


 話はかわって2010年〜2017年頃は変な奴等に好かれた。

 偏見で変な奴等と書いてしまうのは良くはないのだろうけれども、例えば本気でメジャーデビューをしたいのか、それとも時折、ファンに手を出したいだけなのか解らない「V系バンドマン」やら、インディーズのV系を追う風俗嬢のバンギャとか。

 僕も若い頃は「遅咲きの厨二病」を経験したので、V系にハマる人の感覚が全く解らない訳ではない。映画「avalon」を何回も観て興奮をしていたし、異世界ファンタジー要素って案外、誰もが好きなんじゃないのかなとも思っている。

🌲🌲🌲

 ただ、そのバンギャの場合は兎に角、目立ちたくて目立ちたくて仕方がない人だったし、その割に努力のドの字もしない。

 
 格好つけたくて英語を書いてみれば、ローマ字読みとも英語読みとも判別がつかないような名前を書いて、新しいチームを結成したから名前をつけてみた。

なんてホラを吹くし、なんて言うか激しい虚言癖の塊で、実はマネージャーのチカラで自分も韓国に進出をする事になっただとか、と思ったんだけれども面倒になったからドタキャンをした。などと言い出す始末で、

 僕は何を聞かされているのか?えっと、キミは風俗嬢で、暇さえあれば麺の追っかけをしてみたり、男の部屋に入り浸ってみたり、インディーズバンドが関西に遠征に行けば追っかけをしていくだけの人でしょう?そうだったよね?

 一体いつから、バンドデビューをしたり、芸能人デビューをした設定になっているのか知らないけれども…、どうしたの?何がしたいの?

 という感じで、自称V系バンドマン、ライブハウスにショバ代を支払って演奏をさせて貰う彼等も含めて、下手に「スプリットタン」だとか「刺青」だとか僕が言ってしまうと、本当にやりかねなくて怖かった。怖かったというより嫌だった。

 
 あれからすぐに舌の一部を切除してきましたーwww

 なんて見せられても困るし、僕が余計な事を言わなければ、彼等のバカっぷりに拍車がかかる事もなかったかもしれないのに…と後悔をしたくはないからね。

🌲🌲🌲

 バンギャをやっていた女も、今はどうしているのか知らないし、知りたくもない。 虚言癖が半端なくて、おそらくはシラフな状態でそうだったんだろうけれども、変な輩に拉致をされたりしていない事を願う(一応、人として罪悪感があるから)だけだ。


 結局のところ、偏見に偏見を重ねて書いてしまうけれども、自己顕示欲が強い人はバンギャやV系麺と変わらないじゃないかよと思っている。

 そういう意味ではインフルエンサーだとか、毎日のように「〇〇みたいな犯罪者は〇〇しろ!」なんて吠えている金持ち起業家にしても、ユーチューバーにしても一緒かなと。


 一緒じゃないよっ!自分にはちゃんとした目的があるよ!と言われたところで、こっちからしてみれば「鬱陶しいか鬱陶しくないか」の違いしかないじゃないの。


 渋谷のハロウィンでバカ騒ぎをする連中に悩まされる地元商店街の人がさ、あいつら本当にむかつく。まとめて大気圏外にゴミとして捨ててやりたいと怒ったとして、

 バカ騒ぎをしているのは都民ではなくて、ハロウィンの時だけ地方からひょこひょこと顔をだす連中なの!一緒にしないでくれよ!とハロウィンに参加をしている人達が反論をしてもまともに取りあってはくれないと思うんだよね。

 
 いやいや、お前らが集まるから連鎖反応でバカどもがつられて集まるんだ。そういう風にしか思われないでしょう。

 
 それと同じで、僕はインフルエンサーの中にもいろんな人がいて…なんて精査をしたいとは全く思えないだけの話。

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