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彼女が雀士に育つまで:11

西場03局:急 彼女が雀士に育つまで
「鳥鳥鳥鳥」「ⅤⅥ」「ⅦMⅨ」「456」「88」Ⅳ:ツモ
立直:1翻 門前清自摸和:1翻
ドラ4(Ⅳ、M、8、8)合計6翻 跳満 親番18000点
「鳥鳥鳥鳥」の暗カンが新ドラの「88」を覚醒させて+2翻
暗カン明カンは敵にも好機を授ける諸刃の剣だが
実質、満貫の手牌を跳満に昇格させる起爆剤になってくれた。

「七八九」「ⅢⅣⅤ」「678」「789」「東」東:ツモ
立直:1翻 門前清自摸和:1翻
ドラ2(東、東)合計4翻 親番11700点
雀頭の無い状態でドラの東を晒して単騎待ち。
強引に自摸って、4翻11700点。

立直至上主義の実母らしい豪快な二局の紹介。

順位は「首位」「二位」と大健闘。
初の放銃も経験したが、未だ未だ事故レベル。
骨の髄まで反省が染みるような大放銃もいつか経験させないと。

徐々に女流雀士としての所作がさまになって来ている。
アシストが無いと不安なのは理解出来るが
麻雀は確たる正解など無い競技なので
補助輪を外した状態での走行にも、近々TRYしたい。
敢えて、副露は無しの方向で進んでいる。
副露をしない女流雀士が世の中に居たっていいじゃないか!
それでも、副露は有効な飛び道具だと認識して居るので
子から親へ、いつか伝授したい技術の一つだ。
実父はおそらく12月25日迄、年賀状に追われるのだろう。
そうなると、実戦と取材を兼ねた対局が又、組まれることになる。
あの白熱する45分間よ、もう一度!
ザ・エンターテインメントが仏間で巻き起こる日常に感謝!
おこなっていることは、只の字合わせ数合わせ。
それ以上の崇高さが醸し出されるのは、きっと
真剣な1打4秒の反復試行を繰り返しているから。

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