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弘法筆の誤り

書家の達人である弘法大師でさえ、
書き損じることがあるように、
一芸に秀でた人にも思わぬ失敗があり得る
と言う意味。

応天門の額に、応天門と書くように命じられた
弘法大師は、ケアレスミスで応の字を書き損じたが、額を掛けた後で筆を投げつけて、書き損じた部分を修正したと言われている。
超人だから語り草になる破天荒EPISODE.

真逆の意味にも採られる
弘法筆を選ばず
にも言及したいが
本日は止めておきたい。

塞王の楯/今村翔吾 著

今村翔吾の祭り旅で
地元の明屋書店に本人が来られた時の
特典サービス。
僕だけが特別扱いされた訳では無い。
「先生、僕も書いてます!」
「書くことは自由だし、誰にも文句は言われません。大事なことは書き続けることや」
この350文字作文も今村先生との約束を保っていることになるだろうか?
書き損じても
書き損じても
尚もタッチペンをフリック方向に動かす
じっと画面を見詰める

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