有馬記念の予想
年の暮れ、様々な出来事が2023年もあったと思います。
今年もグランプリが始まる。
有力馬の枠が内が良い馬は、外へ
外目が良い馬は内へ入ったこと。
競走馬のキングであるイクイノックス
クイーンであるリバティアイランドの不在により、例年以上に予想が難しいレースとなっていますね。
結論:
時計の出る中山〜通常の中山なら◎ジャスティンパレス
稍重〜重馬場なら◎ソールオリエンス
対抗評価は、スルーセブンシーズ
とりあえずの評価予想はこんな感じ。
前提:
はじめに
有馬記念は、一般的に3歳馬が有利とされる。3歳の12月ごろになると古馬と比べて体力面・精神面で、遜色ない。
しかも、有馬記念に出走できる3歳馬は、サッカーで言えば、「久保建英選手」みたいなもの。
16歳でJリーグにデビューし、18歳では、リーグの顔になっていた。
要するに「天才」だ。
そんな「天才」たちが、斤量△2kgで出走できるのだから、有り体に言えば、3歳馬が強いのは当たり前だ。
3歳の評価
しかし、今年の3歳馬は、小粒な気がする。
人気のソールオリエンス(以下、ソール)は、日本競馬史上最強馬であるイクイノックスと同じ、キタサンブラック産駒という話題性が先行し、正しく、評価されていない気がする。
ソールが勝った皐月賞の舞台(重馬場で上りのかかる舞台)と今年の有馬記念(暖冬の影響、雨が降らないため、芝枯れていない時計の出る舞台(先週開催時点))は異なる。
ソールは、イクイノックスよりもよりキタサンブラックタイプに傾向が近い。
キタサンブラック産駒は、内回り・小回りの良馬場での勝率が10%未満、複勝率20%程度らしいが、
道悪。つまり、時計の係る馬場になると勝率が20%、複勝率も30%程度と成績が著しく良くなる。
また、内枠に入って揉まれるのは良くない傾向にある。
やはり、東京や阪神などの広いコースで買いたくなる一頭であり、その東京府中開催の日本ダービーでも、エンジン点火が遅く、ハナ差の2着止まり。
しかも、上りも5位である。
勝利したタスティエーラを評価するべきだし、なんなら4着ベラジオオペラが勝つべきレースだと思う。そのベラジオペラも古馬混合戦のチャレンジCで辛勝。
話は戻るが、ソールオリエンスは菊花賞の前哨戦のセントライト記念も遅咲きのレーベンスティールに負けている。早い上り勝負になるとキタサンブラックの特性が邪魔し、優位性がなくなる。
また、レーベンスティールは、香港ヴァースでは1番人気に指示されたが、8着のビリ。
本番の菊花賞では、上がり馬(3勝クラス)のドゥレッツァに完敗。
→個人的にドゥレッツァが有馬記念に出走していたら、間違いなく本命。
個人的にソールは、
イクイノックス世代なら「ガイアフォース並かそれ以下」の評価だ。
しかし、馬場が渋るようならキタサンブラック産駒の傾向からチャンスはあると思う
次に、タスティエーラ
ソールと重なる部分もあるが、ソールよりも器用で、操縦性の高い馬。先行脚質も評価でき、何より粘り強い。
世代で一番好走しているのに、正しく評価されていない一頭。
皐月賞では、根性と粘りで2着
ダービーでも根性と粘りで1着
菊花賞では、中間に順調さを欠いて、ぶっつけ本番。それでもソールより好走
一番安定している。
人気がない理由は、父がサトノクラウンというマイナー血統だからか?
全体的にサトノクラウンにサンデーが入っていないため、日本のキレ勝負に弱いイメージがあるのかも。
それで、評価だが、操縦性が高く、世代で一番好走していることもあり、評価しているが、ソールの項でも書いた通り、世代で一枚落ちると思う。
次にハーパー
牝馬で斤量△4kg。今年は、牡馬よりも牝馬の方が強いと思われるが、強いのリバティ(牝馬三冠)とマクストディーバー(秋華賞2着)、ブレイディヴェーグ(エリザベス賞1着)の三頭。次点にハーパーの評価。
有馬記念では厳しいと思う。また枠も外枠に入ったことで、前走までの内で粘るもできないと考えると買えない
以上の理由から今年の3歳馬は、積極的に買いたくない。
古馬の有力馬
ジャスティンパレス
3歳の秋以降、再度成長した馬。
2023年は、好走のみ
負けたのは、最強馬イクイノックスのみ
天皇賞・秋の1走のみ → 余力十分
枠も去年と同じ。
ドウデュース
主戦の武豊騎手のアクシデントにより、ココ2戦は本来の能力を発揮できず負けが続く。
天皇賞・秋→JC とローテが厳しい
JCは現状のドウデュースの渾身の走りだと思う。→ 余力がない可能性あり
枠は内目で隠し易くロスなく周り→捲り決まる可能性 大
スターズオンアース
JC好走により余力が分からない
延長ローテは歓迎
大外に入ったため、展開予想が難しい。ゲートからのダッシュ力は随一のため、先行すると思う。そうすると最初に脚を使う可能性あり。
どれだけ、脚を溜められるかがカギ
タイトルホルダー
私が買うとこない、買わないとくる典型的な相性の悪い馬
引退レース
ここがポイント。
恐らく、和男騎手は、手応えが悪ければ追わない可能性あり、単に一周して帰ってくる可能性あり
本質的に下りのスパートが苦手?。
自身がスピードアップしたいときに下りの場合、相手もスピードに乗れるので、優位性が発揮できない。結果、ペースを崩す。
好走した天皇賞・春と宝塚記念で行われた阪神コースは、緩く登り、最後下って登るので、スパートが効き易い
しかし凡走した京都コースは、緩急はっきりしており、スパートが難しい。
もちろん中山もトリッキーだが、図で見ると京都に似てるだから、スパートで優位性が発揮できないのだと思う。
スルーセブンシーズ
実は、枠順を発表される前までは本命か対抗
外枠のフリを払いのけるほど、強くなったのが分からない。
それでも、差し馬だから外で自分のペースで好位追走できればパンチ力はある。
ドリームジャーニーは有馬記念勝ち馬で、ステイゴールド系のサンデー
母父クロフネは、同母父のクロノジェネシスが好走している。
凱旋門賞組は、ステイゴールド系なら大丈夫だし、同じローテーションのクロノジェネシスも3着と好走している。
ジョッキーもグランプリ男。一発がある。
だから、重い印だったんだけど枠がね
予想:
上記の前提を踏まえて、
12月22日時点の予想を行う。尚、中山の馬場が例年通り重くなったらこのブログの評価は一変します。
それも書いとくか
良馬場のケース
◎ 10 ジャスティンパレス
○ 15 スルーセブンシーズ
▲ 5 ドウデュース
△ 16 スターズオンアース
13 タスティエーラ
6 ディープボンド
⭐︎ 8 ライラック
稍重〜
◎ ソールオリエンス
○ ジャスティンパレス
▲ スルーセブンシーズ
△ 16 スターズオンアース
13 タスティエーラ
6 ディープボンド
⭐︎ 8 ライラック
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