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20年の付き合い

エナメル焼成ガラス絵付け

あまり馴染みのない手法の作り手
AtelierIshigami
もう宿り木で取り扱って20年以上経ちます。
当初、病院内で営業していた時、
お母様の入院付き添いで来ていた彼女は宿り木でよくお見舞いの花を買ってくれてました。
顔馴染みになった頃、
これ、置いてもらえないですか?とガラスの花絵の小さな花瓶を持ってきてくれた。
繊細で可愛い絵柄をすぐに気に入り
即決で置くようになってから
もう20年以上が経つ。
月日と共に、彼女の絵付けは熟成され
多分ここ数年の作は
彼女の作家業の中でも一番筆が乗ってるんじゃないかと思う。

エナメル焼成ガラス絵付けは
トールペイントとは全く違うのは
釜焼きの焼き付けである事
食洗機でも色落ちが無い。
ガラス成分の入ったエナメルを使って
ガラスに繊細な絵付けをしていく。
時間も手間ま非常にかかる。

宿り木で抱える作家は現在2人
ただ好きなものを自由に入れられるかというとそうではなく、、

作家には大変申し訳ないが
作家らしさは勿論なのだが
宿り木の空間に置いて違和感がないもの、方向性が合っている事を
要望として出している。
なのでガラスは白か青の花絵のみなのです。

こんな縛りのある店に
もう20年以上共に歩いてくれた。
だから大事にしていきたい。

私が好きなツル植物や
小さな花、実のものをよく知ってる(笑)
これからの季節には
目に涼やかで、テーブルでも活躍してくれる。

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