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#5 精神的余裕と金銭的余裕

今回も、ただ思ったことをさらさらと記録しているだけなので、いつもに加えてさらに読みにくいです。ご注意を。


精神的余裕と金銭的余裕


個人で事業を始めるにあたって一番苦労したこと(というか今も苦労していること)は金銭的な問題。
もともと自己資金はそこまでたくさんあったわけでは無いし、自己資金をすべて開業準備費にあてて、さらに奨学金や車のローンなどを考えると総合的には貯金ゼロ、資金的にはマイナスの状態で始ることになったおにぎり屋さん。
補助金とクラウドファンディングの活用で、なんとか最低限の資金は確保できてはいるものの、厳しい状態なのに変わりはない。
そんな生活を2ヶ月ほど続けていて、「金銭的余裕」と「精神的余裕」がリンクしていることに気づいた。


7月に仕事をやめて個人事業主になる準備をしているけれど、まだ開業すらしていないのに毎日本当に頭が痛くなる。というか今が一番やばいので、はやく開業したい。
「借り入れ」「ローン」「融資」「借金」「審査」「残高」「利息」「返済」「借用」「引落し」などなど。
どの言葉も今の自分にとっては心臓をえぐられるような言葉ばかり。
見たくなくても聞きたくなくても携帯を開けば、この言葉たちが待ち受けている。なかなか精神的にもきつい。これからはもっときつくなるだろうけど。
そして気づけば精神的に余裕が少しなくなっているような。
イメージしていたのは、物理的に忙しくなってしまって精神的余裕がなくなってしまうというもの。しかし今はまださほど忙しくはない。
精神的余裕というか、簡単に言うと笑顔になる機会が減っているような気がする。
金銭的余裕がなくなれば精神的余裕もなくなってしまうのだと。
少なくとも私の場合はこれがリンクしている。
そして見ず知らずの町へ移住して、全て一人でやらないといけないという孤独も相まってこのように感じることが多くなった。
笑顔が少なくなったというのは誰かに言われたわけでも無いし、自分で鏡を見たわけではないので実感はあまりないけれど、何かについて頭を悩ませているという時間がとても多くなったなと感じるし、その悩みというのがポジティブ的思考ではなくネガティブ的な思考になっていることが多い。
「きっと〜になる」ではなく、「〜になったらどうしよう」というように、「can」ではなく「if」で考えることが多い。もともとそういう性格というか思考回路っていうのもあるのかもしれないが、最近はとりわけ多い。


お金との距離感


「お金」というものは想像以上に自分に影響を与えてくるし、ずっとつきまとってくる厄介な存在だ。「たかがお金」「お金で買えないものもたくさんある」とよく耳にするけれど、自分がいざこのような立場になってみれば、そう簡単に口にできるような言葉でもなさそう。たかがお金、されどお金。お金ごときに左右されるなんてまっぴらだけど、自分で決めた茨の道なので、今はまだ耐えるしかない。

改めて、「自分がこの事業を始めることで実現したいことはなにか」、「お金を儲けることが目的ではなくその先で何がしたいのか」、「どんな未来をつくりたいのか」をしっかり持っておく必要があると感じた。
それと、戦略やビジョンなど事前につくったものはたくさんあるけれど、いざこういう状況になってからこそできる思考もあると気づいた。
今の思考をも戦略やビジョンに落とし込むことで、より厚みのあるものにもなるし、そういう意味では本当に良い経験をしている。(そう言い聞かせてる)

最後に


今、25歳でこの苦悩をしていることに誇りをもっていきたい。きっと会社で働いていて本気でお金に困るということは無いだろうし、そうでなくともみんなが経験できるような代物でもない。
(経験しないにこしたことはないけど!!)
本当はもっと計画的に収支のバランスを保ちながら開業するのだろうけど、先行投資が多いのとそんな計画的にできる人ではないから仕方ない。
初めて本気でお金に悩まされているこの25歳の今を、必ず忘れないようにしていきたい。


おまけ


さて、冒頭で自分が笑顔が少なくなってきているなんて書きましたが、これを読んで少し共感してしまっているあなた、もしどうしても大笑いしたいという方はYou Tubeで「木村祐一 運転免許試験場」で調べて見てください。めっちゃ面白いですよ。
それか、私がR-1グランプリ開始40秒で大滑りしたネタを披露しに伺います。1回滑ってるのでもう無敵です。


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