日本語教師としての気づき 2
私にとっての毎月の楽しみのパンを焼いたあと
私は月に2回のパン焼きしています。
パンを習い始めたのは7年数ヶ月前の亡き妻との結婚記念日からでパン焼きを月2回に決めたのは4年ほど前からなのです。
寂しさを紛らわせようと以前は1日に3回とか週に4回とか通っていましたが、あのままではお金がかかり過ぎると思ったのと気持ちが少し落ち着いて来たからなのでしょう。
今回焼いたのはショコラメロンパン、いや、正確にいえば習ったのはなのですが。
メロンパンをカットしてみるとココアを混ぜ込んだ生地にスィートチョコを包餡したのですが、パンナイフでカットしてみると、真ん中に鎮座しているはずのチョコレートが上に有ったり、左右のどちらかに偏っていたりと散々でした。
最近、捏ねは先生からも褒められるのですが、成形がいつもペケ、個性的で素敵だと言葉のマジックで励まして下さる心優しい方も居て下さるのですが。
何かにつけて思ってしまう日本語のこと
今回はカットしたパンの断面の不揃いなチョコの位置が、なかなかキチンと上手く発音矯正を指導出来ていない私の日本語指導のスキルの足りなさと重なり口腔断面図が頭の中に蘇って来たのでした。
それは、きっと海外へ渡り現在はそこで頑張っておられる若い日本語教師の友人から『思うに任せない発音指導の悩みとLukeさんはどんな指導をされてますか』というメールを受け取ったことも大きく影響しているのかも知れません。
もしかすると発音の持つ重大さに最も心が奪われているのかも
私は幾つかの日本語教師のグループでご教示を頂くことが有るのですが、文法のことであったり、登録日本語教師のことであったり、使用する教科書のことであったりが多いのですが、発音のことがテーマトピックに成ることはほとんどなかったように思います。
皆様は発音で悩まされることはないのかなというのが密かな私の素朴な疑問なのです。
私は日本人指導者のほとんどいない中で学ぶ海外の学習者さんがレッスンの対象だからなのでしょうか?
日本で学ぶ学習者さんは日本人の発音に触れる機会に事欠かないことで自然と日常生活の中で矯正されているのでしょうかね?
笈川幸司先生の講義を受講すれば糸口になるのかなと思いつつも海外の学習者さんとのオンラインレッスンと時間が重複して思うに任せないでいます。
2023/1/18
Luke
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