うつ病

従来からうつ病になりやすい性格には、「メランコリー親和型」が知られていますね。メランコリー親和型の人は、真面目、几帳面、良心的、責任感が強い、勤勉、正確、綿密、凝り性、完璧主義、規範や秩序を愛する、人に気を遣うなどの長所がありますがその反面、柔軟性に欠け、挫折に弱く、物事を一人で抱え込んでしまい周囲に助けを求めることができない、適度に「サボる」ことができない、などの弱点を有しています。メランコリー親和型の人に、精神的な負荷が持続的にかかった結果、うつ病を発症するのが一つの典型的なパターンです。
しかし近年、20~30代でうつ病を発症した人に、上記のメランコリー親和型と異なる病前性格が指摘されています。一部の精神科医が「新型うつ病」や「非定型うつ病」と呼ぶ彼らの病前性格には、漠然とした万能感、回避傾向、社会的役割を離れた自分自身への愛着、規範に対して「ストレス」であると抵抗する、元々仕事熱心でない、上下関係の社会への嫌悪感と回避など、メランコリー親和型とはかなり異なった特徴があります。
私の周りにもうつ病をの方がいますが、本人はもちろん。その方をサポートしている周りの方も辛いのではないでしょうか。
今は辛いですが、少しずつ一歩ずつ共に歩んでいく心構えでサポートしていきましょう。
また、周りの人助言にも耳を傾ける努力もしてみましょう。

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