ポートレートモデルになる前のこと
私はもともと小さい時からファッションが好きでした。
可愛い女の子達が可愛い服を着ている、、、
とてもキラキラしていて憧れの世界でした。
雑誌もたくさん持っていて服装やメイクを真似てみたりしていました。
私もいつかこんなモデルさんになれたらいいなぁと夢を膨らませていました。
そんなある日、同級生の人たちから私の容姿のことで陰口を聞いてしまいました。
それから自分の容姿にコンプレックスを感じるようになり、可愛い服を着るのが怖くなりました。
私がいくら可愛い格好をしたからといって雑誌のモデルさんのようにはなれないし似合わない。
そう思うようになりファッションに全く興味がなくなってしまいました。
興味がなくなったというよりは諦めに近い感覚で、一時期ジャージばっかり着ていました。(笑)
そんな暗い気持ちで過ごしていた私のことを「可愛い!」「スタイルいい!」と褒めてくれる幼馴染みがいました。
コンプレックスを感じてすっかり自信を失っていたのでその言葉をとても不思議に思っていました。
幼馴染のAちゃんとは週1回の習い事で会っていて、会うたびに必ず「可愛い」と褒めてくれてとても仲良くしてくれました。
私は次第に
" せめてAちゃんの前では可愛い自分でいたい "
と思うようになっていきました。
そこから自分が持っている数少ないお洋服の中から"1番可愛い"と思う服を着てAちゃんと会うようになり、いつしかそれが楽しみになっていました。
ジャージを着ることもなくなりファッションもまた好きになっていきました。
Aちゃんとの出会いがなければファッションに興味がなくなったまま今でも四六時中ジャージ姿だったかもしれません。
私の中で本当に大切な存在です。
ありがとう。
( 今でもAちゃんとたまにご飯食べに行ったり仲良くさせてもらっていて相変わらず褒めてくれます🤤)
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