見出し画像

生まれた地で最寄り駅まで歩く。


今の仕事場が実家と程なく近くて、仕事の絡みで出先から実家付近を通り最寄りの駅まで歩くことがある。

普段は時間に追われているから、景色には目もくれず駅まで一直線だが、今日は全て終えた帰り道。
少しゆとりがあるので駅までの坂道を景色を見ながらゆっくり歩いた。

変わらぬ交差点。
昔馴染みの酒屋。
新しく出来た病院。
古い友達の家。
元コンビニだった学習塾。
友達の住んでいたマンション。
変わらないスーパーマーケット。
ずっと変わらないファミレス。
最寄りの駅。

時の流れで変わったもの。
変わらずに今もあるもの。

モノも人の気持ちも変わっていくのは当然で。
小さな駅までの道程が、わたしを物思いへ誘う。

あなた達がどうあれ、わたしの親ですから。
生きたいように生きようよ。
わたしもそうするからさ。

サポートなんてしていただいた日には 小躍り𝑫𝒂𝒏𝒄𝒊𝒏𝒈です。