トッキュウジャー見ました

メモみたいな落書きで見にくいけどごめんね、鮮度が大事なので。


 『イマジネーション』を『想像力』から拡大解釈して「未来を見る力」→「計画性」だと捉えているのが一般的な作品と違う点で良かった。


キラキラについて

 ゼットが憧れた『キラキラ』は「誰かのことを思うこと」→「愛すること」で確定だね。グリッタちゃんが言った「『キラキラ』は誰かから奪うのではなく自分が生み出さないと意味が無い」が『愛』そのものではないという証拠。同時に闇の皇帝として崇められつつも誰も愛することの出来なかったゼットを哀れんでいて、逆鱗に触れてしまったわけだけれど。でも結局グリッタを倒さなかったゼット。ゼットの中にもきっと『キラキラ』があったんだな〜と思わせる展開でうるっと来てしまった。
「闇があるからこそ『キラキラ』は輝く」をこの解釈に基づいて変換すると「孤独があるからこそ愛は生まれる」になり、素敵すぎて俺が爆発四散

ライトがゼットと手を繋いだこと

 ゼットがライト(に伸ばされたキラキラ)に手を伸ばした結果、2人は共鳴しあった。カメラの内ではライトが闇を生み出したり成長が早まったりと悪影響を受けたシーンの方が多かったけど、実際ははるかにシャドーに与えた影響の方が大きいね。

・ゼットが『キラキラ』に焦がれるようになる
・影響を受けやすかった『ザラム』がシャドーを辞める。
・グリッタとシュヴァルツが互いに想いあった
・モルク公爵とネロ男爵がゼットを想った

最初はみんないがみ合ってたシャドーもキラキラするようになったよね。


 ライトが黒いトッキュウジャーになるけど、デザインがキラキラしてるのが好き!最初は「ライトの中にイマジネーションが残っていて光って見えるのかな?」と思っていたけど「『キラキラ』に共鳴したゼットの闇が変化していた」と思った方が腑に落ちることが多い。というかそう信じたい。


灯篭の演出

何度もチラ見せされてた灯篭。まさか最後にああいう展開になるとは思ってなかった。気づいた時には絶叫。見た目の美しさも物語的な美しさも圧倒的で泣いた。母が子を思う気持ちに勝る輝きなんてなく、その光は天まで届きシャドーの中のライトたちを救った。『親はいつでも子供の帰る場所である』というメッセージにも思えます。

小ネタ

 トカッチが練習してた必殺技を使ったり、終盤では出番の減った5号のスーパーガールを出してきたり、怒涛の伏線回収ラッシュもあった。乗り換えは一番の売りなので使いたかったんだろうな〜という推測しちゃった。乗り換えすることでみんなの力が1つになり、レインボー色になる。レインボー列車=明が守りたかった色だ!と嬉しくなった。
明といえば別れのシーンで手で👌を反転させた「6」を作っていたのも粋だったなあ。

最後に

 小学生の子どもたちが不甲斐ない大人に代わり本来の姿をねじ曲げられたまま戦ってきたトッキュウジャー。ニコ動のコメントでは揶揄して「少年兵」と呼ばれてるけど、終盤ライトが一人列車に残るシーンでは「『仲間を、町を守るために10歳の少年が不安を抱えたまま一人で敵に立ち向かう』👈こんなことあっていいわけないだろ」という気持ちになった。不甲斐なくてごめんね。
 最後まで演じて下さったキャストの皆様、プロデューサー、小林靖子神、本当にありがとうございました!『テン・トッキュウジャー』やってほしいけど芸能活動続けてるか怪しい方もいれば人気すぎる方もいて不安……お願い!見たい!!オナシャス!!


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