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有馬記念2023

さて今回年内ラストG1ということで自分が思ってること書いていきます。いろんな隙間時間使って書いてるから誤字ってたり文章表現おかしいかもしれんけどそこのところは察してください🙏

・枠順について
下の画像は過去10年の枠順データ実績で明らかに外枠の成績が悪いでしょう。内枠が有利、外枠が不利と言われるのはこのコース形態によるところです。スタート直後に最初のコーナーがあります。これは外枠の馬はそのコーナーで外々を回ることになってしまうという事です。つまり内枠の馬より外枠の馬は距離を多く走ることになってしまうのでここで内枠の馬たちよりもロスができてしまうことになります。

こういう話しをすると8枠に人気になる実力馬が少なかっただけじゃね?と思うかもしれないが、8枠について見ると2015年のゴールドシップ。2014年のジャスタウェイや2013年のトーセンジョーダン。そして近年ではタイトルホルダーなど、8枠である程度人気になった馬もいたが馬券外。
2014年にはゴールドシップも走っており、1番人気だったが7枠からの出走で3着、エピファネイアも7枠からの出走で1番人気だったが5着という結果になっている。

*外枠の馬はちょっと買いにくいかな。けど今回のメンバーレベルからもレモンポップの時みたいに大外の馬が前に出て枠の有利不利を覆す馬がいてもおかしくはない。


・コースについて
先ほど、スタートから最初のコーナーまでの直線が短いことを挙げさせていただきましたが、他にも知っておかなければいけないことがたくさんあります。まずは高低差について。知っているとは思いますが、中山は日本の競馬場で一番高低差の激しい競馬場と言われています。また今回2500mなのでその高低差がある急坂を2回も走らなければいけないのです。それと注意しなければいけない点がもう1つ。1度目の急坂を登った後の下り坂。下り坂の流れに任せてペースを上げてしまっては最後まで持ちません。ただペースを落とそうとすると前脚に負荷がかかってしまいます。だからこそより心肺能力に優れた馬の方が好走しやすい、タフな競馬場と言われているのでしょう。
また最後の直線も短いことから4角までのポジション取りがとても大事になるので前走、前々走での4コーナーの時点で、ある程度の位置を取っているような馬に注目することも大事かもしれない。

*このレースは中距離とされてるが、このことから個人的には長距離を走れるくらいの馬でないと体力が持たないコースだとも思うし、ジョッキーレベルが試されるコースだと思う。

・年齢関係と3歳馬について
今回明らかに3歳馬が舐められすぎている件についてまず触れます。正直これでオッズが下がるなら美味しいまであると思っています。成績を見たら分かる通り3歳の勝率、連対率が共に高いです。これは斤量などが関係している面3歳馬にもチャンスがあるからです。皐月賞馬のデータは少ないが2頭とも馬券内にも入っているのもあり今回のソールオリエンス、タスティエーラもかい要素が非常に高いと思っています。
6歳以上の馬の好走率が低く連対率が0となっていることも明らかになっていることがわかる。

去年で言うとボッケリーニが強い馬の中で該当するがジャパンカップの影響もあるからだとは思うが該当。2015年のゴールドシップも強い馬の中で該当するがジャパンカップの影響もあるからだとは思うが該当。
唯一3着に持ってきたシュヴァルグランだけである。

*6歳以上の馬の好走率が低く連対率が0となっていることから自分は全消しでいいかなと思っています。
追伸
強い馬たちが外枠行きすぎて困ってます。せっかく買いたのに笑

馬に関しての話は少しだけ。結構な人が話しているし数馬だけ語ります。

・スターズオンアース
この馬は万全だったならば3冠牝馬になってもおかしくないほどの力を持った馬だと思っている。どのレースでも比較的評価できるが一番評価できるレースが大阪杯だろうとは思う。イン前有利の中この馬だけが中段からあがり最速の末脚を見せていて1着のジャックドールよりも強い競馬をしたと言える。前走のジャパンカップでも大外枠からのスタートだったがリバティアイランドの後ろにつけ休み明けだが3着の大健闘。元々天皇賞・秋からジャパンカップという形だったがズレてジャパンカップから有馬記念になったことで調整がズレていないかだけが心配。ジャパンカップであれだけの走りをして馬体に疲れなどは残っていないのか。このジャパンカップへて叩き1戦目と捉えることもできるがルメ様は抑えるべき。外枠を引いてしまったが他の強い馬も外枠に入ったことからチャンスもなくはないとは思います。

・タイトルホルダー
ジャパンCは天敵ともいえるパンサラッサが出走していましたので、ここでは完全にタイトルホルダーが逃げたオールカマーのラップを見ていきたい。
12.5→11.1→12.4→12.5→12.6→12.4→11.5→11.5→11.6→11.5→12.4
前半を61.1秒で逃げたのはタイトルホルダーにとってはふさわしいラップだったとは思う。だが上りのタイムを見るとそうでもない。ここでジャパンCの話に戻るが東京競馬場は直線が長く上がりは出やすい競馬場となっているのもあり上りの数値はドウデュースと比べて見ると1.2秒と大きな差がある。ただただこの中山競馬場に関しては先ほども挙げさせていただいたが直線が短い。当然最終コーナーの時点からトップスピードで走ることは困難だと思う。このことからタイトルホルダーが楽に逃げられたと考えれば、0.5~0.6秒ほど有力な差し馬との差が開いて入れさえすれば残り切る可能性は十分にあると思っている。
ジャパンCの他の馬についても比べてみるとスターズオンアースが1秒差、ディープポンドが0.3秒差である。
スターズオンアースは0.6秒差以内に位置して競馬をしてくる可能性は十分にありそうな気がするが、あくまでも枠順次第ということになってくるとは思う。
テンの速さにおいて同じようなダッシュ力を誇るドゥラエレーデやディアスティマが出れなかったのでタイトルホルダーにとっては自身が作りたいレースをすることができるということになるとは思う。
タイトルホルダーが中山で結果を出せなかったのは合計で3レースあります。まずは2021年のセントライト記念。この時はワールドリバイバルにハナを譲る形となりました。中途半端な位置取りで進んだ結果が凡走の理由と考えられます。そして次は2021年有馬記念です。これは明確な理由があります。強烈な逃げを主張するパンサラッサの存在が大きいと思います。そして2022年の有馬記念です。こちらは初海外遠征となった凱旋門賞明けということが大きかったと考えられるでしょう。
では今年はどうなのかと。まず中途半端な逃げの原因となる馬は今回いません。(強いて言うならアイアンバロースくらい?)そして当然パンサラッサもいません。海外遠征帰りでもありません。凡走の理由として考えられる全ての要素が今回にはないように見えます。ただ一つ不安材料があるのだとすれば「ローテ」ということでしょう。ジャパンCからの中3週というローテです。実はタイトルホルダーのキャリアで「中3週」でレースに出走したことは一度もありません。最短でも中4週というものでした。しかも前走はあのジャパンCでの激走です。これがどのように影響を与えてくるのでしょうか。そこだけが今回マイナス要素と言えるでしょう。

*今ちょうど枠順発表があって内枠偶数番引いてマジであるんじゃないかなって思ってる。

追加
今週は高速馬場の影響で時計が出やすい。つまり過去の有馬記念よりもタフな馬場ではなくタイトルホルダーにはちときついかもしれない。ここ最近の出来では1番いいが去年の宝塚記念ほどではなく最悪軽視しても良い。

・スルーセブンシーズ
*書かなくてもいいかなって思ったけど、コースのことについて書き終わった後に枠順発表でスルセが外枠ってなってって色々思うところもあるけどどうなんだろって感じ。

凱旋門賞では大健闘の4着、宝塚記念ではイクイノックスほどではないにしても外を回して最後内側に進路を取り、世界王者イクイノックスに着差なしの2着と結果を出した。宝塚記念ではなんと上がり最速を記録は評価できる。もちろん今年の宝塚記念は前のめりのラップで、前で競馬をしていた馬たちが厳しい展開となって正直展開が向いた部分があったと思っています。一方で前3ハロン35.6秒のペースで進みながら、2200mという距離をこなしただけではなく上がり最速を記録したわけですから決して軽視はできないと思っている。

・ソールオリエンス
1枠に決まりましたね。マジであります。今回鞍上は川田騎手。
この馬が強いと思う点はたくさんあります。
まず距離が長いとされている中で東京優駿や菊花賞でも着内という結果を残したことは評価すべきです。ただ前々走セントライト記念で分かったこととしては、馬体がまだ不安定な状態にあるということです。菊花賞の時の馬体を見る限りでは非常に良くなっていたと思いますが、この馬ばかりは馬体を見るまでは最終的な判断はできません。
鞍上に関しては川田騎手。本当は横山騎手が乗るものだと持っていましたがまあ仕方ない。陣営が鞍上を川田騎手に託したのか、それとも横山武騎手がジャスティンパレスに騎乗すると選んだので川田騎手に回ってきたのか。間違いなく言えることがあるとするならば、川田騎手は、位置取りに関してはこだわってくるだろうと言うこと。後ろから競馬をしても能力で押し切れるのは距離で言えば2000mまででしょう。東京優駿や菊花賞で勝ち切れていないことがその証明だと思います。東京優駿は6番手追走という形を取りましたが、結局道中ソールオリエンスのすぐ前で競馬をしたタスティエーラに敗れてしまいましたし、菊花賞では勝ち馬ドゥレッツァに0.9秒もの差をつけられて3着となっている。古馬との初対戦となる今回だが、後ろからでは厳しいし前からでは終いが緩くなります。川田騎手は難しい騎乗が求められるから頑張ってほしい。

ここでまた話は戻りますが3歳馬のレベルに関して少し。今回問題視されている3歳馬のレベル帯ですが、、、まぁタイムを見た方がわかりやすいのでちょっとソールオリエンスに視点を当てて簡単に話していきます。

1冠目「皐月賞」
2023年ソールオリエンス「120.6秒(重)」
2022年ジオグリフ「119.7秒(良)」
2021年エフフォーリア「120.6秒(稍重)」
2020年コントレイル「120.7秒(稍重)」
2019年サートゥルナーリア「118.1秒(良)」

唯一の重馬場ですが調べて見る限りではソールオリエンスは非常に優秀であることが分かります。

二冠目「東京優駿」
2023年タスティエーラ「145.2秒(良)」
※2着ソールオリエンス→クビ差タイム差なし
2022年ドウデュース「141.9秒(良)」
2021年シャフリヤール「142.5秒(良)」
2020年コントレイル「144.1秒(良)」
2019年ロジャーバローズ「142.6秒(良)」

続いてダービーを比べてみるとすべて良馬場開催ということになるので比較はしやすい状態であると分かりました。こちらは皐月賞から一転、タイムは非常に良くありません。タスティエーラにしてもソールオリエンスにしても145.2秒は皐月賞だけを見て「この世代牡馬がレベルが低い」という風には言われても仕方がないでしょう。タイムが出にくいレース展開であったかを調べてみても、今年のダービーはパクスオトマニカがまずまずのペースを作って逃げているので決して前が緩むような、タイムがあまり出ない展開でもないだろう。しかし、ダービーこそタイム的に劣るとは言え、皐月賞と菊花賞のデータから考えれば、レベルが低いところかむしろ高い可能性まであると思えてくる。
ソールオリエンスに関して言えば、その行き脚のつかなさがどれくらい有馬記念の結果に影響を与えるのか、未知数な部分が残る。その不安材料を川田騎手が補うことができた場合、ソールオリエンスも十分に馬券に絡む可能性のある有力馬だと思う。
本命にします。

他にも書きたい馬など居なくもないですがまだ先週のレースを全部振り返れてもないし、まだ終わっていない課題もあるのでここらへんで。

他に評価している馬を挙げるなら
タスティエーラ、ジャスティンパレス
(シャフリヤール)(ドウデュース)


マジでラスト馬券当てて今年終わりたい。


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