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【S14最終959位】懇願カイリューサーフ ポリドヒドを添えて……
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あいさつ
初めまして二八勇喜です。SVからポケモン対戦に触れ、今回初めて最終3桁を取ることができたので記念に構築記事を残したいと思います。
構築経緯
レギュレーションFが始まり新しく解禁されたポケモンを使いたいと思っていたところ某実況者様の開催されていたウルトラサンムーンでのネット大会に触発され、今シーズンはポリゴン2ドヒドイデと戦い抜くことを決めた。そして構築を作りランクバトルで試した際、とりあえず入れていたカイリューサーフゴーの使用感が良く、軸に据えた。ここまで遅いポケモンで固まっていることと相手のカイリューサーフゴーに強く出たかったためスカーフ悪ウーラオスを採用した。この5体では受け構築が厳しいため、地面タイプで選出画面での圧力がガチな隠密マント赫月ガチグマを採用し、構築が完成した。
個体紹介
ウーラオス(一撃)
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ポリドヒド赫月が誘う眼鏡イーユイや鉢巻&電気テラバパオジアン、カイリューサーフゴーに対して上からの制圧がとにかく強かった。ステルスロック展開に対しては初手に置くことで襷剣舞を匂わせたり、水ウーラオスを想定して選出されたHBゴツメカイリューに対してフェアリーテラスを切らせるなど、選出画面を含めた型の匿名性を活かせたように感じる。
また、アイアンヘッドについては不意打ちと選択だと考えている。考察を重ねた結果、先制技に求めたい縛りの性能がないように感じたため、こだわりスカーフを巻いた悪ウーラオスで不意打ちは押さないという意志を込め、また後述のカイリューがしんそくを持っていることを考慮して不採用とした。
アイアンヘッドは眼鏡カミに対してテラス択を生まない点(H振りまでは確定)や初手のアローラキュウコンに仕事をさせない点、無限の勝ち筋を見いだせる点など独自の強みがあったと感じる。
テラスタイプは暗黒強打でサイクルに負荷を掛ける悪。
カイリュー
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ゴツゴツメットでの削りや、アンコール+こだわりトリックでの詰め、ノーマルテラス神速の縛りなど、後述するサーフゴーと合わせて対応範囲の広いポケモンだと感じた。
この型のカイリューは厚底ブーツが一般的な持ち物だが、受けに寄った並びと初手に悪ウーラオスを置くことによってステルスロックを撒かれる展開が少なかったため、オーガポンのじゃれつくやトドロクツキ、ハッサムに削りを行えるゴツゴツメットで採用した。
テラスタイプはしんそくのリーチを伸ばすノーマル。
サーフゴー
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調整意図
HB……意地パオジアンのかみくだくを最高乱数以外耐え
C……11n
S……余り
初手のガチグマやブリジュラスに対して悪ウーラオスのとんぼがえりを絡ませた処理、こだわりトリックでの展開の阻止、黄金の身体などなど、上記の2匹と組み合わることでこのポケモンの持っている性能を十二分に発揮できていると感じた。
耐久に厚く振ることでカイリューに受け出ししてきた相手のカイリューへの受け出しがしやすく、有利にサイクルを展開することができた。また、悪ウーラオスの苦手なフェアリーテラスに対してリスクをつけられる点も並びとして優秀だったと感じる。
テラスタイプは火力重視の鋼。
ドヒドイデ
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水ウーラオスとハバタクカミの両方に強い顔をしている点、サーフゴーや剣舞みがわり竈オーガポンといったスカーフ悪ウーラオスで有利を取れるポケモンを呼ぶ点など、スタンパに対してこちらに有利な選出を誘導していた。
ドヒドイデを選出するのはランドロス入りの構築に対してが主であり、同居している眼鏡ハバタクカミに安定した受け出しが可能である。そこから毒菱を撒いたり浮いているポケモンにはどくどくを入れたりと対サイクル構築に対して強いポケモンだと感じた。また不意の身代わりビルド型のランドロスに対しても黒い霧からのカイリュー引き、アンコールで対処はできている。
テラスタイプは無難なフェアリー。
ポリゴン2
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諸説枠。
当初はパオジアンとランドロスに強いポケモンとして採用していたが全て悪ウーラオスが薙ぎ倒したため役割対象を失ってしまった。
終わってから振り返ればブーストエナジーのS上昇を咎めるトリックルーム型であったり、特殊の積みを無効にするかいでんぱ型であったりと試行錯誤の余地があるため次シーズンに期待したい。
テラスタイプは無難にフェアリー。
ガチグマ(赫月)
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調整意図
C……ヘイラッシャ意識で特化
S……4振りチオンジェン抜き
H……余り
受けループ、チオンドヒド、ドヒドディンルーなどなどの受け構築を倒すためだけの型。このポケモンは構築に存在するというだけで初手に置くポケモンを制限する圧力があり、地面枠で迷ったら型によらず入れて損はないと感じた。なお、隠密マントを持ってはいるもののキョジオーン構築には弱いため、ほかに投げられるポケモンがいない場合にしか選出していない。
テラスタイプはメンタルハーブドヒドイデをケアするための毒。
選出
悪ウーラカイリューサーフゴー
基本選出。
悩んだとしてもこの3匹に落ち着く。
悪ウーラドヒド@1
ランドロス入りに対する選出。
HBゴツメカイリューに対しては渦やエアスラッシュ型ならばドヒドイデの毒から展開を作ることができるため無理にサーフゴーを選出する必要は無い。
サーフゴーガチグマ@1
受け構築に対する選出。
受けループに対してはガチグマがヘイラッシャの地割れを拒否する手段がなく試行回数を最小限に留めたいため、初手はサーフゴーを置きトリックをハピナスで受けさせ、投げつけるのタイミングでガチグマを着地させることが理想。ヘイラッシャの無償降臨を許すとじわれの試行回数を稼がれるため、慎重に立ち回りたい。
重いポケモン
ブーストエナジーハバタクカミ……ドヒドイデを選出していればS上昇を消費させられるためむしろ好都合だが、彼は毎試合投げられるほどの万能ポケモンではない。
構築名は裏からこのポケモンを出されないよう懇願したことから。
アシレーヌ……ウーラオスとカイリューの両方に強く、サーフゴーで削ると激流圏内に入りうたかたのアリアの火力が上がるため雰囲気で誤魔化していた。このポケモンにもドヒドイデが強いのだが、スタンパに入っていることも多く絶対選出はできなかった。
タケルライコ……ガチグマが特殊な型なため実際には電気が一貫しており、初手ドヒドイデでどくどくを打ちカイリューに引くというタイプ相性を無視した立ち回りをしていた。
テツノカシラ……ドヒドイデに強い特殊ポケモン。ブーストエナジーでSが上昇すると悪ウーラオスも貫かれるため何度も3縦をされた。
結果
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TN楠芽吹 最終959位
TNにはり 最終12438位
感想
まずはここまで読んでいただきありがとうございます。
今シーズンはそこまで対戦をするつもりではなかったのですが、最終日付近になって900位台(自己最高レート)と1000位台のROMがあり最終3桁を狙えそうだったので頑張ってみました。最終日の夜から休まず対戦を繰り返し、日の出とともに5桁まで溶かしたときはポケモンをやめようとまで思い悩みましたが終わり良ければ全て良しということで締めとさせていただきます。質問等ありましたらTwitter(現X)までお願いします。
追記:同じ並びで芋煮杯オフベスト16でした。型は若干違うので別途簡単ではありますが記念に構築記事を書きたいと思います。
二八勇喜(@nihati_yuuki)/ X (twitter.com)
Special Thanks
構築の相談にのってくれたボールガイファンさん
きっと応援してくれていた🙆くん
一緒に頑張ったぶーやん
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