2217モロゾフ(店舗レポート)

2024.3



今日は、以前から気になっていた、ガレットオブールに行ってきました。
この商品に注目したのは、恥ずかしながら、1月に修正を発表してからです。
SNSの投稿などを見ると、昨年あたりから、行列ができるほど注目されており、

株価は2倍近くまで上昇しています。
こういう変化にはいち早く気づきたいものです。
まだまだ出店数は少なく、これから伸びる余地もあると思いますので、
調べる価値はあるのかもしれません。

中期経営計画 「つなぐ ~next stage 2031~」 の修正

中計の中でも焼き菓子を成長戦略と位置づけ、投資を増やしていく考えのようです。
中期経営計画によると、生産設備増強に75億  生産効率化に13億を投資する計画

またこの会社の場合は、配当性向を40%  総還元性向を50%に引き上げる方針を示しました。

ガレットオブールは現在、東京・大阪の百貨店を中心に5店舗出店しています。
今回来店したのは、東京駅にある大丸の店舗になります。
場所は東京駅の改札に近く、ギフトパレットに隣接した場所になります。
すぐ近くには、海外にも人気のキャラクターストリートがあり、
かなり賑わいが多い場所になります。

来店したのは、19時ぐらいに行きました。
しかし、残念ながら、全品が売り切れており、ちょっとびっくりしました。
SNSなども見てもかなり人気が高く、売り切れることが多いようです。
事前に調べておけばいいと後悔しました。


ガレット オ ブールはバターを使った焼き菓子になります。
原材料はフランス イズニー社の発酵バターを使用し、かなりサクサクして美味しいようです。
口コミによると、価格がリーズナブルで、コストパフォーマンスが高いお菓子のようです。
ただ、いつも行列が絶えず、売り切れることも多く買うことができないようなお菓子のようです。
缶入りのサブレや、1,000円台の詰め合わせ商品などが人気が高く
モロゾフの資料にも書かれているように、パーソナルギフトの需要が増えていることが大きいのではないかと思われます。

カジュアルギフトとは誕生日やクリスマス、父の日や母の日の ギフトを指します。
コロナ禍で直接会うことが難しい状況をきっかけに、コミニケーションの一つとして、プチギフトを贈りあう習慣ができつつあります。

シーズンのライフイベントでは、母の日、クリスマスのイベントでのプレゼントの割合が高いです。特に、若い20~30代のヤング夫婦の割合が高い傾向のようです。
ただ、シングルや子どもがいないミドルの夫婦層は低い傾向が強く、少子化が加速する中で、今後持続するのかはちょっとわかりませんが、当分はこのトレンドは続くのではないでしょうか?

また購入場所として、ヤング夫婦に人気の場所は百貨店・ネット通販になります。

ガレット オ ブールだけでなく、他のお菓子などを見ても、小さいサイズのお土産が増えたと感じていましたので、パーソナルギフトの需要は増えているのだとかなり実感できます。
寿スピリッツなどでもかなり好調ですが、比較的インバウンドの影響だと思われていますが、それだけではないと感じずにはいられません。
1月末から行われていた、バレンタインも百貨店を中心にかなり盛況だったようですし、イベントが終わっても、お土産コーナーはかなり活況な印象が強いです。

そう考えても、今後、ブランド力に高い、焼き菓子に力を注ぐのは、適切な投資だと考えられます。

また、ガレット オ ブールの口コミをみると、パッケージの可愛さなども評価が高く、贈って喜ばれる商品、デザインも求められていると感じます。
特に若い顧客がメインに購入していると思いますので、そういった点も着目すると色々な気づきがあると感じました。

こういった流行を掴むのはSNSをみるのがいいと思いますが、Xの場合は比較的年齢層が高いので、若い人のトレンドを掴むにはインスタなどを定期的にみるのも有効だと思いますが、やはり人流が回復したいまは、
人が集まる場所に定期的に行く方がいいのかとも感じました。

このガレットオブールに関しては期間限定のポップアップストアとして出店し、その後常設店舗として出店しています。
企業がポップアップストアとしてオープンする意味は、一つはブランドの認知向上、新商品のプロモーション、テストマーケティングの意味合いが強いと思います。またメデイア・SNSなどにも拡散されることがあると思うので、繁華街に行くときに、ポップアップストアに注目するのも面白いと感じました。











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