2268 サーティワン(店舗レポート)


2024.7

初めてサーティワンに行ってみました。
行こうと思ったきっかけは、会社の女の子におすすめされたことです。


サーティワンは、ショッピングモールに多くあり、よく見ると、女性を中心にいつも行列ができているのは、認識していましたが、
実際に行った事はありませんでした。



サーティワンは意外にも歴史が古く、日本に進出したのは、マクドナルドやケンタッキーと同じように1970年頃に日本に入ってきたアメリカのアイスクリームチェーン店になります。
マクドナルドやケンタッキーと同じようなビジネスモデルとなると思いますが、FC店舗は全体の9割以上になり、国内外食チェーンでは突出していると思われます。
そのため、FCオーナーを経営に参画させる仕組みを取り入れているそうです。

サーティワンのアイスの製造は米国を含め海外では委託工場で製造しています。 
ただ日本では国内の2工場で製造しています。
自社の生産拠点を持つのは日本のほか、韓国ぐらいだそうです。

材料の調達の7割は国内で調達していますが、3割は海外の輸入に頼っていますので、多少、為替の影響を受けているようです。






実際、店舗に行こうと思い調べてみると、想像以上に店舗数が多くあり、びっくりしました。
愛知県には70店舗以上あります。

業績を見ると、非常に好調に推移しており、
新デザインの改装効果もあり、新規顧客の獲得も進んでいると思います。
男性客もテイクアウト店舗を中心に増えているようで、
出店を増やす中でも店舗売上は過去最高を更新しています。

今期の実績も好調ですね。

6月に店舗を訪れて見ると、
ちょうどよくばりフェスをしており、
かなりの行列ができており、6月に購入するのは断念しました。

このよくばりフェスというのは、お好きなアイスクリームを3コ選べるトリプルポップ570円プラス100円を追加でき、最大10個まで
最大10個で1280円で食べられるため、女性を中心にかなり
行列ができていました。
アイスも物価上昇で価格も高くなっており、サーティワンのアイスも贅沢品となっているようなので、このようなサービスはかなり集客効果は高かったと思います。

ただよくばりフェスが終わった後も店舗を訪れましたが、
行列は絶えず続いていました。

ちょうどスーパーマリオのコラボをしていたので、
食べにいきましたが、新作のフレーバーが多く発売しており、
若い女性や、小さい子連れのファミリーのお客さんが多く並んでいました。

特にこの新作のフレーバーは 人気になっていました。
ほとんどのお客さんは新作のフレーバーを選んでいました。
新商品の販売が売上に寄与していると思われます。
定番のフレーバーを選んでいる人はあまりいませんでした。

新作のフレーバーも約10種類程度発売していますので、
ダブルを選んでいる人は多かったと思います。
僕もスモールダブルを選びました。
価格は500円前後です。
普通のアイスクリームよりは味は濃厚なので、食べ応えがありますが、
スモールサイズを選んだので、500円は少し高いと感じますが、
プチ贅沢品としてはアリだとは思います。
ただ何度も食べるようなものではありませんが、
500円なら、女子高校生でも出せる価格設定なのではないでしょうか?
特に今年は猛暑の予想となっていますので、ショッピングモールに多く出店しているサーティワンのアイスを食べる人は多いのではないかと思います。


新作の試食もできるようになっているのも業績にプラスに働いているように思います。

ただ残念なのは、並ぶ時間がかなり長いことです。
食べるまでに20~30分程度は待たなくてはならず、
DX化を進めているとはいえ、そこは残念に思います。

販売戦略を見ても、ダブルのスタンダード化を進めており、
提供時間は以前よりかかっているのではないかと思います。
行列の待ち時間の長さの不満はかなりあると思います。
ただそんな中でもアプリ会員数を伸ばしており、
省力化を進めているテイクアウト売上比率がUPしており、
今後は満足度は上がっていくのではないかと考えらえます。

またアニメのコラボをしている影響かと思いますが、
海外のお客さんもちらほらいましたので、
インバウンドの売上も増えているのではないかと思います。



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