月次まとめ(2024.4)



4月の所感


4月の実績です。
全社+6.2  既存店+2.7
4月は土日が-2  祝日が+1となっていましたので、その分やや2%程度のマイナスがあったと思いますが、それでもこれまでの数値と比較するとかなり低い数値となっています。

特に外食の既存店は11.2から5.8と大きな減少が目につきます。
アパレルも2ヶ月連続のマイナスとなっていますが、個別で見ると
月後半に気温の上昇で夏物が高稼働、ユニクロなどもエアリズムなどの盛夏物の販売が伸びており、夏物の展開を大きく拡大したアパレルは後半巻き返したと思われる。
春先、ビジネス向け好調だった、靴関連のダブルエーなどは鈍化が見られます。ただ、百貨店を中心にカジュアル向けは動き良い。
ABCマートはインバウンドとスニーカーが好調も、春先からスニーカーは好調だったこともありやや鈍化傾向。
好調なブランドをみるとECが強いブランドを持つ企業が好調
ECが強いダブルエーもECの伸びが悪く、その影響が店舗にも影響受けていると思われる。基本的にECで購入する人はリピーターが多いと思うが、そういったユーザーは店舗でも利用する人が多い。ダブルエーの場合は昨年の反動の部分も多いと思うので、一概に言えませんが、ECの強い状況を見ているとOMOがアパレルで進んでいるブランドが強いように思えます。

アパレル関連でみるとリユース関連は好調が持続している。
高額品を扱っているコメ兵、シュッピンなどはインバウンドの後押しもあり好調。コメ兵は比較的、リーズナブルなバック専門店も名古屋本店近くに出店し、今まで取り込めないでいた、若い顧客の獲得にも積極的。

コメ兵本館そばにバッグ販売専門店 

トレファクなどの一般消費者向けのリユース店も好調で、物価高でやや消費マインドが低下している中で、注目されてきていると思われる。

外食については客数の落ち込みが見られやや気になる動きです。
外食市場調査(2024 年 3 月度)
3月の実績では、外食実施率が70%とかなり高く、
外食頻度も高かったので、その反動なのかもしれませんが、
ちょっと来月の数値を見ないとちょっと判断ができません。
ただ全体的には、価格の安い業態の数値はいい印象はあります。
(サイゼリヤ・ラーメン・鳥貴族 ・牛丼など)
今月特に悪かったのは、焼肉業態で、ほとんど客数を割り込んでいる
食品スーパーやドラックストアの動きなども見ると、
盛夏物の動きが活発に動いており、食べるものも変化しているものと思われる。
ラーメンなどもやや客数が落ちているが、気温の影響が大きく関係しているものと思われます。
前月は気温が低く、ほっとメニューなども売れていたこともあり、
飲食店では、夏物の対応したメニューが少なく、あまり伸びが悪かったのではないかと思います。




SC販売統計調査報告

中心地域・大都市は+10.1%
円安の影響もあり、インバウンド客の来館で高価格帯商品が稼働
中心地域・中都市は+3.1%
ゴールデンウィーク中に旅行客や帰省客の来館があったSCは好調
テナント退店や月前半の天候不順で衣料品の動きが鈍かった
周辺地域は+3.4%
レジャー需要にも対応する広域商圏の大型SCや館の販促イベントがあった SCが好調

「ファッション」は、月後半から気温が上昇したことで春物商材の消化が進み、夏物商材も本格的に稼働 夏まで使える薄手 のアウターや半袖アイテム、綿麻素材などの軽衣料が好調
「雑貨・化粧品」は、気温上昇やゴールデンウィークの外出需要により、紫外線対策や冷感アイテムなどが好調


スーパー景況感指数

スーパーの景況感指数は大幅に悪化。
DI の現状判断は、前月から-8.2 の 45.3
見通し判断は前月から-4.8 の 44.2

経営動向調査では、売上高DI、収益DIなど前月と比べ大きく悪化
客単価が大幅に悪化しているが、客数も前月と比べても悪化している。
前月は土日が前年より 2 日多い曜日巡りの追い風があったが、4 月は週末が一回少なく、前月比では大 きく鈍化。
また生鮮の相場高や再値上げ、円安やエネルギーコスト上昇への消費者心理が急激に悪化しているものと見られる。


消費者物価指数

生鮮食品を除く総合指数が107.1となり、前年同月比で2.2%上昇
ただ、生鮮食料品は121.5と前年同月比で9.1%と大きく上昇。
特に天候不順などの影響で生鮮野菜・果物の上昇が大きい。
オレンジジュース果汁の主要原産国であるブラジルや米国で、天候不良による不作や病害の影響で需給が逼迫し、果実ジュースは28.9%上昇
宿泊料は、前年の全国旅行支援の影響で18.8%上昇


食品主要195社価格改定動向調査
5 月の値上げ、酒類・飲料が最多 253 品目 オリーブオイルで大幅値上げ
7 月以降、製粉各社で強力粉以外の製品が値上げとなることか ら、菓子や麺製品などの分野で値上げの動きが強まる可能性
1 ドル 150 円台後半の円安水準が長期化、または円安が一段と進行した場合、今秋にも円安を反映した値 上げラッシュの発生が想定される。


TDB 景気動向調査(全国)
2024 年4 月の景気DI は前月比0.3 ポイント減の44.1 となり、2 カ月ぶりに悪化
国内景気は、急速な円安の進行やコスト負担の高まりが収益環境を悪化
外国為替レートが一時 1ドル=160 円台をつけるなど34 年ぶりの円 安水準で推移するなか、原材料価格の高止まりや 2024 年問題への対応といったコスト負 担増、不十分な価格転嫁などがマイナス材料


訪日外客数

4月の訪日外客数は300万超える。
2カ月連続で300万人を超え、1~4月の累計では1000万人突破
桜のシーズンによる訪日需要の高まりに加え、東南アジアや中東地域を中心にイスラム教の断食明けに合わせて海外旅行需要が増加
東アジアでは韓国、東南アジアではインドネシア、欧米豪・中東地域では米国などで訪日外客数が増加
フランス、イタリア、中東地域が単月過去最高を更新






全店ランキング

yutori (アパレル)71.8  コメ兵(リユース)31.2  あさくま(外食)31.1
シュッピン(リユース)27.3   ロボペイ26.6  山岡家(外食)25.7  サイゼリヤ(外食)20.3  トレファク(リユース)20.3  ファーストリ(アパレル)20.3
 H2O(百貨店)20.0  鳥貴族(外食)19.4


3093 トレファク


4月の全店売上は前年比 120.3%、既存店では同 108.1%と好調。
昨年の実績も平均して20%の伸びとなっているが、今期に入ってもその伸び率は鈍化が見られない。
既存店は二桁成長とはいかないが、出店ものスピードもほとんど落ちておらず、継続的な成長が見られる。
若い人を中心にリユースは浸透しているが、徐々に生活の中で、リユースが浸透してきているものと見られる。
アパレル企業でもリユースに参入する企業が増えていることもあり、
リユース市場の拡大が広がっている。


ブランド品やホビーアイテムなど、原価率 の高い高単価商材の販売が特に好調だったため粗利率はやや減少。
下期は暖冬の影響で重衣料の販売が鈍り値下げが多く出ていたが、それほど下がっておらず、比較的うまく在庫コントロールをしている。

既存店の通期販売実績では、
既存店は2桁成長ではないが、
客数・客単価ともバランスよく伸ばしている。

ガイダンスでは、既存店の伸び率を3%成長と見込んでいるが、
足元の数値は前期と同じく+10%前後の伸びがあり、今期も順調に推移

リユース市場の市場成長は+10%前後の成長が続いているが、
トレファクは市場より高い成長を持続
これまでのような高い成長性(+20%)は見込めないが、安定した成長(+10%)は継続することが見込まれているのだと思われます。






既存店ランキング

あさくま(外食)23.7  サイゼリヤ(外食)22.0   丸千代山岡家(外食)20.3
ファーストリ(アパレル)18.9 Uアローズ(アパレル)17.0  鳥貴族(外食)16.3
幸楽苑(外食)15.6 力の源HD (外食)12.7 大戸屋(外食)11.9   
松屋フーズ(外食)11.6   ハイデイ日高(外食)11.2

7611 ハイデイ日高


中期経営計画「Hiday 500」をリリース

店舗戦略として、これまで首都圏の繁華街を中心に出店してきた。
今期以降は首都圏に加え、北関東を中心に近隣の出店を拡大。
500店→700店までに拡大する計画。
またこれまで、集客力の高い駅前立地をメインに展開していたが、ロードサイドにも出店を拡大。
今後はFC展開も検討。

定量目標も当初の計画を修正。
2026年2月期の目標を売上540億に修正
利益は36億→54億に修正
2029年2月期には売上600億 利益60億を目標としている。
店舗数は550店を目標

今期の計画では売上+7%前後を見込んでいるが、
足元の数値は+10%前後と順調に推移。

店舗開発戦略を見ても、集客力の高い、繁華街だけでなく、ロードサイドや
乗降客の少ないエリアにも出店を考えており、DXの推進で、少ない人員でも運営できるようになっているものと思われる。
それに加えて、コロナ禍を経て、客層も広がっているものと思われます。




ワースト

ライトオン(アパレル)-21.4  ヨンドシー (アパレル)-17.1   マックハウス(アパレル)-16.7   千趣会(EC)-16.0   はせがわ(葬儀)-15.1  愛眼(アパレル)-14.4
タカキュー(アパレル)-13.7   日本KFC(外食)-10.0   ダイドー(食品)-9.7 
はるやま(アパレル)-9.7 

客数

サイゼリヤ(外食)17.6  丸千代山岡家(外食)16.7  きずなHD(葬儀)15.8
鳥貴族(外食)14.0  ハイデイ日高(外食)12.0  ランドネット(不動産)11.6
幸楽苑(外食)10.6   ナルミヤ(アパレル)10.2 ワタミ(外食)8.7  
アインHD(DRS)8.4   松屋フーズ(外食)8.2  

単価

キュービーネット(美容)12.3  ファーストリ(アパレル)11.3  
力の源HD (外食)10.8 日本KFC(外食)9.5  木曽路(外食)8.8  
チヨダ(アパレル)8.2  ハニーズHD (アパレル)8.0   リンガーハット(外食)7.5
グローバルダイニング(外食)7.3  ABCマート(アパレル)7.1


レラティブストレングス


ランキング上位
グッドライフ (不動産)  三越伊勢丹(百貨店) あみやき亭(外食)
あさくま(外食) 東邦レマック(アパレル) ソフトウエア(システム開発)
リベロ(不動産) くら寿司(外食)   ホットランド(外食)

3099 三越伊勢丹


伊勢丹新宿本店の売上高は、過去最高売上を更新
三越日本橋本店は1,500億円、銀座店は1,000億円を超える売上

2023年の全国百貨店売上高は5兆4211億円まで回復
コロナ前の水準まで回復(2019年:5兆7547億円)
東京や大阪、名古屋などの都市部の旗艦店を中心に売上が好調で、
伊勢丹新宿本店、阪急うめだ本店、JR名古屋タカシマヤでは過去最高の売上高を更新。

今期の計画でも
伊勢丹新宿本店の売上高は、過去最高売上をさらに更新し4,000億円超えを計画
三越銀座店も1,140億円と過去最高。三越日本橋本店も1,580億円と増収を見込んでいる。


直近の数値をみると、主要3店舗の実績は好調に推移。
5月の足元の数値も売上前年比は三越伊勢丹計では125.2%と好調が持続している。
引き続き、国内外の顧客を問わずラグジュアリーブランドやデザイナーズブランドのハンドバッグ、宝飾品などの高付加価値商品が売上を牽引。

商品別実績では、
ラグジュアリーブランドやデザイナーズブランドの衣料品、ハンドバッグ、宝飾、化粧品などが引き続き好調
インバウンドにおいては、訪日客が月間で300万人も超え、伊勢丹では、
単月最高売上高だった昨年12月を大きく更新。

国内のインバウンドの計画は1560億となるが、4月130億円をクリア
と順当に推移している。

前期のインバウンド売上は1000億円を突破し、過去最高を更新
インバウンド比率は10%程度あるが、まだまだ伸ばす余地はあると考えている。今期の計画は13.9%



24年度も総還元性向50%を意識し、年間配当予想を44円に設定
併せて150億円の自己株式取得を計画

前年に営業利益を400億円に修正したが、長期利益目標を前倒しで達成し、
今期の利益目標は640億円に修正

次期中期経営計画は11月に開示予定。
2027年度 営業利益目標800億円水準、2030年度 営業利益目標1,000億円水準を目指す




上昇率
H2O(百貨店)  アップガレージ(リユース)  元気寿司(外食) 
 王将フードサービス(外食)  ホットランド(外食)    ハードオフ(リユース)
ブロンコビリー(外食)  三越伊勢丹(百貨店)   エリアリンク(不動産)
あさくま(外食)    くら寿司(外食)

8242H2Oリテイ


株主還元強化
1株当たり配当額を40円へ増配(23年度28円)
24~26年度で300億円規模の自己株式取得を計画
今回の3カ年累計で総還元性向は60%以上に相当


インバウンド売上は800億円。その内阪急本店の売上が638億円
売上は半数は中国。客数は大きく落ち込んでいるが、客単価2倍に上昇。
12月以降は中国の回復が加速し、日商2.9億円で推移。24年度は1,000億円を見込む

阪急本店は売上高は3,000億円を超え過去最高
インバウンドのみならず、国内売上も好調推移。



9936 王将フードサービス


株式分割及び配当予想の修正並びに株主優待制度の変更に関するお知らせ

9月30日を基準日として1:3の株式分割を実施
分割後も引き続き100株以上の株主に対して2000円分の優待券を贈呈することで、実質的に優待の拡充される。

2022年5月と11月に続き、2023年10月に実施した価格改定後も客数は増加
店内飲食が大きく伸びるとともに、テイクアウト&デリバリーも引き続き好調
2022年2月以降、同月比過去最高売上を26か月連続で更新
売上高は創業以来初めて1,000億円を突破


ぎょうざ倶楽部の会員カードは、過去最高となる 109 万枚を 発行
その半数は7%の会員となっている。


店内飲食の大幅な伸びに加え、テイクアウトデリバリーの売上が好調に推移

小麦粉や豚肉などの原材料高騰を受けて、10 月 17 日からメニ ューの 7 品目に限定して実施


年間 10 店舗か ら 20 店舗を着実に出店し、国内 1,000 店舗を目指す
関東、東海、京阪 神、そして九州北部を出店強化地域とする。


3196 ホットランド


「ロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)」 との複数年のスポンサーシップ契約を締結

2015年以来の高値圏に浮上。
海外事業の拡大に弾みがつくとの思惑から買いが集まっている。
銀だこは海外だけでなく、国内でもスタジアムで販売されており、国内の販売にも弾みがつくのではないかと思われる。ドジャーズスタジアムで販売されることで、銀だこのブランド価値向上につながっていくと考えられる。
(日本のメデイアでも報道されているので)

5/15に1Q決算を発表。通期計画の利益28億円に対する進捗率は39%
コンセンサス予想では、31~37億予想となっている。
上期の予想では、17.9億となっている。


昨年の実績をみると、3月に価格改定し、4~7月にかけては鬼滅の刃のコラボキャンペーンの影響で好調に推移。

足元の実績は、価格改定の影響もなくなり、客数の昨年の影響もあり
前年並みの数値となっている。

ただ4月末より、鬼滅の刃のコラボを実施しており、
客数のUPにも期待できると思われる。
『テレビアニメ「鬼滅の刃」柱稽古編が5/12より放映されることもあるが
このシリーズはそれほど人気があるシリーズでないためそれほどアニメの影響は少ないと思われる。


酒場事業においては、通常の販売促進や商品開発・メニュー改定等に加え、人流の回復やインバウンド需要の 増加もあり、各業態ともに好調に推移
酒場事業の中でも特に利益率の高い「銀 だこハイボール酒場」・「おでん屋たけし」の新規出店に注力

主食事業においては、「東京油組総本店<油そば>」をはじめとした既存業態が好調

製販事業においては、冷凍たこ焼の大手コンビニエンスストア向け卸販売のほか、アイスクリーム製品の大手 スーパーマーケット向けの販路が拡大し好調
今後の需要増加を見越して、群馬県桐生市の冷凍たこ焼工場の隣地に冷凍 設備倉庫を新設




外食


全店ランキング
あさくま(ステーキ)31.1  丸千代山岡家(ラーメン)25.7   サイゼリヤ(ファミレス)20.3   鳥貴族(居酒屋)19.4  松屋フーズ(牛丼)17.3  力の源HD (ラーメン)17.3
ギフト HD (ラーメン)17.0   サガミHD(ファミレス)16.5   
 ピエトロ(ファミレス)17.1  魁力屋(ラーメン)15.2 串かつ田中(居酒屋)15.0


既存店ランキング
あさくま(ステーキ)23.7   サイゼリヤ(ファミレス)22.0  丸千代山岡家(ラーメン)20.3  鳥貴族(居酒屋)16.3    幸楽苑(ラーメン)15.6   ワタミ(居酒屋)13.5
力の源HD (ラーメン)12.7  大戸屋HD (定食)11.9  松屋フーズ(牛丼)11.6
ハイデイ日高(ラーメン)11.2   ジョイフル(ファミレス)9.9



客数
サイゼリヤ(ファミレス)17.6   丸千代山岡家(ラーメン)16.7  鳥貴族(居酒屋)14.0  ハイデイ日高(ラーメン )12.0  幸楽苑(ラーメン)10.6  ワタミ(居酒屋)8.7  松屋フーズ(牛丼)8.2  FOOD&LIFE(回転寿司)7.5   チムニー(居酒屋)7.0
すかいらーく(ファミレス)6.4   ジョイフル(ファミレス)6.0


客単価
力の源HD (ラーメン)10.8   日本KFC (FF )9.5  木曽路(焼肉)8.8  リンガーハット(ラーメン)7.5   グローバルダイニング(居酒屋)7.3  くら寿司(回転寿司)6.8
大戸屋(定食)6.5    きちりHD(居酒屋)5.6   ゼンショーHD (牛丼)5.1 
  あみやき亭(焼肉)5.1    串かつ田中(居酒屋)4.9


肉類:あさくま23.7 あみやき亭0.6  ペッパー -0.3  コロワイド-0.5  フライングガーデン-2.4 焼肉きんぐ-7.2  木曽路-19.3   アトム-8.8
麺類:
山岡家20.3  幸楽苑15.6 一風堂(国内)12.7  日高屋11.2  丸亀製麺9.6 魁力屋7.0   ギフト5.3   丸源ラーメン4.1   王将フード3.3 リンガーハット1.9   JBイレブン0.6    一風堂(米国)-6.9  
ファミレス:
サイゼリヤ22.0   ジョイフル9.9サガミHD9.4 すかいらーく8.7   ロイホ5.0 ピエトロ4.0 
喫茶:
ドトール8.2 サンマルク7.1 コメダ7.1  東和フーズ6.1
寿司:
魚力9.4 スシロー8.1くら寿司3.9 元気寿司3.7 カッパクリエイト-1.7
ファーストフード:
松屋フーズ11.6 すき家9.2  マクドナルド6.3 吉野家4.4   
かつや3.7  壱番屋3.6  てんや1.8 モスフード0.8  ホットランド(たこ焼き) ケンタッキー-11.4  
定食屋:
やよい軒14.6 大戸屋11.9 和食さと5.0 フジオフード0.0
中食:
魚力3.1 ロックフィールド-0.1 柿安-2.6
居酒屋:鳥貴族16.3ワタミ13.5 WDI 9.4  チムニー8.8 ヴィアHD5.9 テンアランド5.9 串かつ田中7.8 大庄4.8 ヨシックス2.7 光フードサービス2.5
ダイニング:グローバルダイニング8.8 DD HD8.5   HUB7.6 ひらまつ2.8 


アパレル

衣類輸入状況
24年1~3月の輸入量21.9万トン(-4.9)
金額:8555億+2.8
為替レートは1ドル=148.48

ファッションビル・駅ビル商況4月
ラグジュアリーブランドやデザイナーブランドの高付加価値商品がけん引(伊勢丹新宿)
日傘、帽子が2ケタ増(高島屋) 日傘が20%増、サングラスが9%増(松坂屋)
ブラトップ、「エアリズム」のインナー、薄手のボトムなど夏物好調(ユニクロ)
軽い素材のスカートやパンツ、薄手のシャツ、カーディガンなど羽織り物好調(アダストリア)


主要ファッションビル好調テナント
新宿ルミネ
ABCマート(69.2) オニツカタイガー(116.4) ミッシュマッシュ(32.3)
新宿ミロード
ローリーズファーム(27.1) ロフト(16.5)
池袋パルコ
セカンドストリート、ハレ、オニツカタイガー
ルミネ池袋
無印良品(30.9) スリーコインズプラス(27.9) ユナイテッドアローズ(22.7)
ジャーナルスタンダード(22.7)
サンシャインシティ・アルパ
ザ・ノース・フェイス、グローバルワーク、スリーコインズ、ヘザー、ローリーズファーム、ABCマート、ニコアンド、靴下屋
HEPファイブ
アディダス、HTH、ビームス
阪急三番街
タビオ、ミッシュマッシュ
グランフロント大阪
ポーター、金子眼鏡店、セイコー
京阪モール
ローリーズファームプラス(32.3)、ABCマートグランドステージ
なんばシティ
オニツカタイガー(163.2)ビームス(44.5)ABCマート(28.1)ユナイテッドアローズ(20.4)、ジャーナルスタンダード(13.4)

スポーツ関連決算
ミズノは前期に続いて過去最高業績を更新
売上高の62%を占める日本が過去最高 米州も過去最高売上高
デサントは5.3%の増収
経常利益と純利益が2期連続で過去最高
日本は2.1%の減収
ゴールドウインは唯一の2ケタ増収
主力の「ザ・ノース・フェイス」がインバウンド需要を獲得
アシックスの第1四半期(1~3月)は前期に続き大幅な増収増益
全カテゴリー、全リージョン(地域)、全チャネルで粗利益率が大幅に改善し、過去最高の営業利益、営業利益率



全店ランキング
yutori 71.8  ファーストリ20.3 ユニフォームネクスト18.6
ユナイテッドアローズ14.7  良品計画14.2  西松屋チェーン11.1 ナルミヤ9.0
ジンズ8.6  オンワード8.6 

既存店ランキング
ファーストリ18.9  ユナイテッドアローズ17.0  オンワード8.6 西松屋7.8
エービーシー・マート6.5  しまむら6.3  チヨダ6.2  パリミキ6.1 良品計画6.0

ECランキング
 
Uアローズ29.0 オンワード18.6  ワールド14.9  ナルミヤ8.8  ダブルエー0.0


客数
ナルミヤ10.2  ファーストリ6.8  しまむら4.1  西松屋2.2 コックス1.7
アダストリア0.9   良品計画0.6  

客単価
ファーストリ11.3  チヨダ8.2  ハニーズ8.0  エービーシー・マート7.1
パレモ6.5   ライトオン6.1   西松屋5.4   良品計画5.3 アダストリア3.2

婦人服:yutori 71.8ミッシュマッシュ51.8 ユニクロ18.9 Uアローズ17.0  良品計画 8.8 しまむら6.3 アダストリア4.1
紳士服: AOKI -2.4 青山商事-3.6コナカ-5.8 はるやま-8.7
服飾雑貨:パリミキ6.1 ジンズ5.5 サックスバー -4.2
:チヨダ6.2 ABCマート6.5  ダブルエー-6.0
子供服:西松屋7.8  しまむら(バースデイ)7.7 ナルミヤ5.3
百貨店:オンワード 8.6  TSIHD 4.1 ワールド3.4 三陽商会-2.0
アウトドア・スポーツ: ワークマン 1.1 ゼビオ0.7   アルペン0.6 ヒマラヤ-6.8


参考:百貨店アパレル実績

伊勢丹アパレル14.2 婦人服16.1 紳士服15.7 子供服6.5
アパレル実績:伊勢丹新宿店14.0  三越日本橋10.6 三越銀座21.7
高島屋:アパレル9.5  婦人服14.3 紳士服7.7 子供服-19.1
大丸松坂屋:アパレル16.4 婦人服19.7   紳士服-0.4 子供服-1.3
阪急阪神百貨店:アパレル13.8 婦人服7.8 紳士服22.0 子供服18.8


コメント
ブラトップ、「エアリズム」のインナー、薄手のボトムなど夏物好調(ユニクロ)
軽い素材のスカートやパンツ、薄手のシャツ、カーディガンなど羽織り物が好調(アダストリア)
ブラウス、ワイドパンツが売れ筋(ハニーズ)
カットソーアイテム、シャツなど夏物が中心で、特にメンズカジュアルが好調(Uアローズ)
ウォーキングやランニングシューズ、アパレルの販売が好調、サンダルの動き良好(ABCマート)
一枚着として羽織れるシャツ・ブラウスや、着心地の良いイージパンツなどが人気 プチプラTシャツも伸びる。(ワールド)



ドラックストア


ドラッグストアでは、UV関連の化粧品が大きく動く。
気温上昇に伴い、制汗防臭剤、衣料用洗剤や香つけの商品も動いている。
4月の後半はかなり気温が上がっていることもあり、飲料関連だけでなく、アルコール関連の動き出しも活発。





全店ランキング
スギホールディングス13.0   クスリのアオキ 11.6   Genky_DrugStores11.5
コスモス薬品10.1  薬王堂7.3   クオール6.0   ツルハ5.7   サツドラ5.4
サンドラッグ5.2   マツキヨ4.7



既存店ランキング
Genky_DrugStores8.0   クスリのアオキ7.2   スギホールディングス7.1
薬王堂6.5 サツドラ4.4  ツルハ2.3 コスモス薬品2.1 マツキヨ1.8


リユース

全店ランキング
コメ兵ホールディングス31.2    シュッピン27.3    トレファク20.3  
まんだらけ14.8  ワットマン12.6   ハードオフ11.6   ブックオフ8.3
  買取王国4.3


コメント
気温が上昇し春夏衣料が好調 
インバウンド需要がさらに伸長し、ブランド品の販売が好調 生活雑貨やスポーツアウトドア用品の販売も引き続き好調 (トレファク)
ファッションをはじめ、工具・ホビーなどの商材が順調(買取王国)


雑貨・家電

100 均市場初の 1 兆円突破
大手 4 社の店舗数は 2024 年 3 月末時点で 8900 店前後
2030 年度までには国内累計で 1 万店規模に到達する見込み

国内の主要な「300 円ショップ」の店舗数は 2023 年度末に 1000 店舗を超え、過去 5 年 で約2.8倍に増加


全店ランキング
DCMホールディングス23.4  ジェネパ18.1  コーナン商事10.5  コジマ9.1
ビックカメラ8.9  ジョイフル本田7.5    エディオン7.2  ハンズマン6.5
セリア5.0   ケーズデンキ 3.3


既存店ランキング
コジマ7.9  ワッツ3.8  ジョイフル本田3.0  コメリ1.7  キャンドゥ1.5 
セリア1.4  コーナン商事1.4


コメント
冷感ウエアや冷房器具などの季節用品、防虫剤や殺虫剤、除草剤なども好調(コーナン)
農業者向けの商品や野菜苗・種など家庭菜園商品の販売が堅調(コメリ)
テレビは大型モデルやホームシアターが好調 ゲーム機本体や、デジタルカメラが好調(コジマ)
カメラ・エアコン・スマホ、時計、医薬品、玩具、酒類や寝具が好調(ビックカメラ)
リビングルーム、ベッドルーム家具、キッチン用品、寝具寝装品等の売上が好調(ニトリ)


スーパー・食品

「ファミリーアイス」「炭酸フレーバー」など暑さと関連性の高い商品の売り上げが伸長
3月は気温が低く、寒暖差が大きかったこともあり、飲料関連の伸びが高い。
今月は前半と後半では、全く売れているものが変わっており、今年は毎月、売れているものが変わり、気温変動の影響を強く受けている印象が強い。

スーパーマーケット景気動向調査
青果 DI:10.4(好調)
キャベツや白菜、大根は相場高で、単価を押し上げた
高めの気温の影響で、薬味関連野菜の動きが良い。
水産 DI:0.4(やや好調)
マグロを中心に、刺身類が販売しやすい価格で好調
気温の上昇により、うなぎが 好調
畜産 DI:-15.5(不調)
為替相場の影響で輸入牛や輸 入豚の価格が高騰しており、国産肉の動きが堅調  鶏肉は最も相場が安定しており好調
牛肉は、ステーキや焼肉商材なども不調
惣菜 DI:6.5(やや好調)
焼鳥など、おつまみ関連は好調
天ぷら、コロッケなどの揚物類、単 価が上昇している米飯類、おかず類が好調  高い気温の影響を受けサラダ類は好調
日配 DI:-4.1(やや不調)
高い気温の影響で、飲料やアイス、涼味麺などが好調
価格 改定のあった牛乳やチーズなど乳製品、パン類も引き続き堅調
冷凍食品では青果相場高により冷凍野菜が好調
一般食品:1.2(やや好調)
気温上昇に伴い、飲料類の動きがよい。
コーヒー類は単価上昇の恩恵が一巡し販売額は減少
米類は単価上昇 も節約志向の受け皿として好調
非食品 DI:-3.1(やや不調)
単価が上昇したトイレットペーパー・キッチンペーパーなど紙製品が引き続き好調  ラップやホイル なども単価上昇で好調
気温の上昇により虫ケア用品や防虫剤の動きがよかった
ペット関連は不振とのコメントが多い




全店ランキング
神戸物産10.6    ヤオコー10.2    ベルク10.1  トライアル7.3  タカヨシ7.0
カネ美食品6.9  パン・パシフィック6.9  平和堂5.9  ハローズ5.4 
カクヤスグループ5.0

既存店ランキング
ヤオコー7.7  神戸物産7.5  平和堂5.7  ベルク5.1  パン・パシフィック5.0
サンエー3.8  ハローズ3.3  バロー2.8  トライアル2.5  マックスバリュ東海2.3

客数
大黒天物産4.7  ヤオコー4.5  ベルク3.4  ハローズ3.3  マキヤ1.9
アクシアル1.5  マックスバリュ東海1.5  ヤマザワ1.5


客単価
パン・パシフィック5.1  ヤオコー3.0   ミスターマックス2.8
マキヤ2.4  バローホールディングス2.2  ベルク1.6  アークス1.5
イオン九州1.2

コメント
屋内の娯楽としてアナログのゲームやホビー関連、パズルなどが拡⼤
⾷品は涼味やアイスなどが伸⻑(ドンキ)
グロサリーや日配品なども好調、消耗品(紙製品や洗剤、インバスなど)や雑貨品(台所⽤品、調理⽤品)好調(ユニー)
米類や飲料が好調、PBの牛乳やプリンも貢献(トライアル)
気温の上昇に伴い、殺虫剤や、扇風機、肌着、レジャー用品なども好調(ミスターマックス)


百貨店



全国百貨店売上概要2024.4

インバウンドは円安効果と花見客の増加で599億(シェア率13.5%)
過去最高を更新(24/3月495億)
客数は50.6万人と初めて50万人を突破
国内市場は-0.7%(19年対比-4.2%)
地域別では、大阪、京都、福岡、東京が好調
ラグジュアリーブランドのバック・時計、宝飾などの高額品・化粧品は好調
アパレルは、天候要因により、ジャッケット・カーデイガン、カットソーが動く。花見需要で、弁当惣菜は堅調。

4月の東京地区の売上+10.8%  客数+0.9%
主力の衣料品は、前半、雨天が多く動きが鈍かった。後半気温上昇に伴い、カットソー・ブラウスなどが好調。晴雨兼用傘、帽子、スカーフなども活発
ラグジュアリーブランドの価格改定前の駆け込み需要もあり二桁増
外出需要からスニーカーなどのカジュアルシューズ好調。
サンダルの動きも活発
化粧品は気温上昇で、UVアイテムに動き
インバウンド需要から時計を中心に好調。
お菓子も帰省や国内外の手土産需要が堅調
生鮮食品は価格上昇の影響で苦戦。



  店舗別実績
高島屋大阪41.1  大丸心斎橋37.2  松屋銀座31.6  松屋銀座本店31.5
松屋浅草30.8  阪急本店29.6   三越銀座29.1  高島屋京都26.5
阪急博多25.6  大丸京都25.3


地域別実績

東京圏:松屋銀座31.6  松屋銀座本店31.5  松屋浅草30.8  三越銀座29.1
高島屋新宿18.5  伊勢丹新宿本店15.7  高島屋日本橋15.0  大丸東京12.5
関西圏: 高島屋大阪41.1  大丸心斎橋37.2  阪急本店29.6 高島屋京都26.5
大丸京都25.3  近鉄阿倍野17.3

博多:阪急博多25.6  三越博多16.1  大丸博多10.8
名古屋: JR名古屋タカシマヤ13.9  近鉄名古屋6.0  三越名古屋4.2
その他:高島屋岐阜16.3  大丸札幌14.3  三越函館9.6  小田急藤沢9.3



コメント
衣料品はジャケット・パンツが好調。スーツは伸び悩み。
アクセサリー・ハンドバック好調。パラソルなどのUV関連が大きく伸ばす
化粧品好調、お花見需要で惣菜が伸びる。(Jフロント)

ハンドバック、宝飾・化粧品が好調。
ラグジュアリーブランドやデザイナーブランドの高付加価値商品(伊勢丹新宿本店)   ニットや布帛の羽織りアイテムや、パンツが好調(阪急梅田本店)
紳士服、夏物カジュアルが堅調(高島屋)
日傘、帽子、サングラスなど盛夏商品が好調(高島屋・大丸)




サービス

全店ランキング

フレアス(介護)21.0   きずなHD(葬儀)17.2   WASHハウス11.4  AB&Company(美容)11.3  パーク24(駐車場)8.5  QBネット(美容)8.1
イオンファンタジー(娯楽)4.6  平和(ゴルフ)4.3

BtoB サービス

全店ランキング

ロボペイ26.6    トヨクモ25.7    エイジス24.0  MonotaRO15.3  ASNOVA15.3
サイボウズ13.5    アスクル6.4








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?