9828元気寿司(店舗レポート)

2024.1  渋谷道玄坂店



一度、渋谷道玄坂店に行って見たいと思っていました。
たまにこの道を通りますが、いつも外国人でごった返して、気になっていました。直近の数値をみると、物凄い伸びです。
22/4月は月商2000万前後ですが、23/4月の1年後には、4000万を超え、直近の23/10月には、月商6000万にいくかの勢いです。

価格改定はしていますが、それほど高いという印象は回転寿司には感じていません。
この店舗は外国人が多いという認識ですが、想像以上に多くてびっくりしました。来店客の9割は外国人です。これには驚きました。
店内は、海外の人にもわかりやすいように、色々な表示がされています。
逆に日本人はちょっと戸惑うのではないでしょうか?
スタッフも海外の人で運営していて、あまり日本人の方は見かけることはなかったです。
店内はかなり狭いですが、約120席があります。すべてカウンター席でかなり狭いですが、外国人の方も慣れているのか? タッチパネルの注文に戸惑う人はいませんでした。
おそらく、サイトなどで、利用方法などが紹介されているのだと思います。
渋谷にはたくさんの寿司のチェーン店がありますが、他の回転寿司でもそうなのでしょうか?気になるところです。

国内の店舗数では、かなり少ないですが、海外では多くありますので、海外での認知度は高いのでしょうか?
ここのサービスで良いと思ったのは、注文したお寿司の受け取り方法です。
注文した商品がレーンから流れてきますが、ここはレーンを流していないので、注文した商品がもうスピードで届きます。 なので、自分のネタがどれなのか?認識しやすいし、止まってくれるので、ネタを取り損ねる心配はありません。 受け取ったら、タッチパネルで押すシステムになっているので、間違いが少ないのではないかと思います

またタッチパネルの画面のデザインを見直しいます。
この方が、確かに売りたい商品を注文はしやすいと感じます。
おすすめ商品などは、いわば広告商品のような感じになるので、多少、多く仕入れを行っていると思いますし、衝動買いを誘うような感じになり、点数UPにもつながっているのではないかと思います。
最近の飲食店では、タッチパネルが増えていますので、このタッチパネルによる、配置・デザインによってかなり売上は変わると思いますので、そこに 手を打っているのは、素晴らしいことです。
それに、決算資料に記載しているぐらいなので、 かなり効果があったのだと思います。
ただ個人的には、ネタの品揃えなどは、外国人仕様になっていて、あまりいきたいと思うような店舗ではありませんでした。
鮮度もスシローの方がいいとは思っています。
どのようなネタが多いかというと、サーモン・海老などが多く種類があり、日本人に人気のトロなどはそれほど多くありませんでした。
 僕の好きな白身のネタがほとんどなく、残念に思います。
ただ、やはり回転寿司は、たくさん食べたい人にとってはいいですね。
物価高で、飲食店も値段が上がっているので、たくさん食べたい需要はあると思います。そういった需要を満たしてくれるのは回転寿司だと思っています。価格が上がっているとはいえ、100~200円前後で食べられます。

回転寿司だと元気寿司だけが、高い利益率を誇っています。
色々な回転寿司を見ましたが、特別大きな違いは感じていません。
他の何が違うかというと、レーンを流していないので、提供スピードが違うのか?ということと、店舗立地と店舗規模ぐらいしか思いつきません。
くら寿司・スシローなどは、都市部に大型店舗を増やしているので、大型店舗の生産性が悪いのか?と思ってしまいますが、その辺りは詳しく調べているわけではないので、わかってはいません。気が向いたら、調べてみようと思います。

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