「中小企業財務の見方 超入門」

銀行の新人研修用に書かれた財務の見方入門本。見知ってる内容でも企業側と銀行側(あとは税務署側)でこんなにニュアンスが違うというのが面白い。粉飾をいかに見つけるか、がメインテーマ(笑)ほぼ全ページに粉飾の文字が(^^;;
表紙の硬さからは想像できないくらい、淡古印(ホラー書体)や大きめの文字、図表を駆使してユーモアたっぷりでかなり読みやすいです。視点が立体的になる一冊。

かなりぶっちゃけてます(笑)

「忍者が跳んで着地後に辺りを窺う目つきで財務諸表を見るべし」

「相手(中小企業の社長)は一国一城の主。頭を下げているのはこちらのバックにある銀行という組織であるということを忘れないように」

など名言(迷言?)多し。
普通の財務入門書としてもオススメ。

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