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日本の未来は地熱・小水力発電?

最近、地上波テレビの報道番組、Youtube、等を視聴していると、地熱発電についての報道が目につきました。
「はて?地熱発電は昔からあったけど、テレビで報道するようなトピックなんてあったっけ?」
そう思って少し調べてみたら、太陽光発電はいろいろと問題点があり(助成金が終わったとか、パネルが台風で吹き飛んだとか)
風力も効率が悪く(低周波騒音、台風では止める、ブレードが怖い、採算が合わない)とかとか・・・
何か以前よりも勢いがないみたいなんです。
確かに太陽光パネルが台風の後、メチャメチャになってる写真を見たことあるし、電車に乗って郊外に行くと車窓には畑と太陽光パネルばかりが目につくし、なんか増えてるし。
風力は遠くから見るぶんには風車はカッコイイけど、回ってる風車の近くには行きたくないなあ・・・いつの間にこんな状態になっていたんだか?

そういった最中、民間の大手スーパーのレジェンドが目を付けた。

正直、食品販売の企業が『地熱』?物流とかじゃなくて環境系??
と驚きましたが、内容を見れば、うなずくところアリアリです。
そもそも「地熱発電」は、時間がかかるし、当たりはずれあるし、温泉業者ともめるだろうし、国立公園が近いから許可とれないし・・・
(欠点を2行で書けた)無理だろうなあ、とも思っていたのです。しかし
こんなやり方があったのか、と今は目からうろこの状態ですね。

温泉街も動いてますね、両方とも”企業”ですけど
(役人は本当に動きが鈍いです)

地熱利用は「難しいからできない」と、昔から言われてきましたがウソでしたね、実際は「できます」ね、上の動画が証明しています、技術というものは発展してゆくのです。
温泉発電(バイナリー発電)は温泉業者ともめることはありません、なぜなら温泉利用の一種だからです、温泉=観光、だけじゃなく「養殖」や「売電」という観光以外の「収益」も存在するということです

     ☆☆☆☆

もう一つの「小水力発電」は、黒部ダムのような巨大な水力ではなくて、用水路とか山の小川とか、流れをせき止めるような土木工事は極力行わない、小さな水力のことです。

なんかこれだけで自給率230 %って凄い!田舎の”郷”くらいなら大丈夫ですよね?残りの130 %を売電すれば、観光業とか農作物売らなくても収入あるじゃないですか?
なんというか、大都市を基準に考えるんじゃなくて、地方都市のさらに外の小さな市町村から自給率を進めて行けば、災害で陸の孤島になっても大丈夫ですよね?今後は少子高齢化で都市の人口も減ってゆくのだから、発電も小規模に向かうのは理にかなっていると思います。
電力(エネルギー)の「地産地消」は災害の時も役に立ちます、残念ですが日本は自然災害の多い国です、しかし、それならば災害を計算に入れた地域社会を作れば良いのです。そのおかげ、と言って良いのかわかりませんが、日本の土木技術は世界でもトップクラスで、道路や橋、トンネル、耐震建築、鉄道・・etc   現在、世界中で評価されています、落胆することはありません。

こういった技術は、島が多数ある、島国日本に合っているとも思いますし、島嶼(とうしょ)地域には他にも海を使う発電方法がありますので、なおさら発展してゆくとも思います。海を使う方法はまた次回に・・。

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