坂口安吾『風博士』

青空文庫。

第一段落
・小説の書き出し、始まりを、どこにどのように置くのかというのは不思議なことであるが、この書き出しはともかく読者に語りかけるようにして設定を、キャラを間接的に説明している。

あ、諸君はかの憎むべきry
・笑

第二段落
風博士の遺書
・遺書の書き出しが「あいつハゲ」ってなんやねん。
・蛸博士は人間ではない?

第三段落
・お、三番地。俺じゃーん。
・凝った表現でくだらんこと書いてるな笑
・蛸博士は48年前から禿げていた。
 ・蛸博士が禿げであることの証拠が挙げられる。
 ・ついでに風博士が自称美青年だったことも。

第四段落
・蛸博士は論敵。
・諸君へよいしょっぷりがすごい。
 ・そのことは風博士にいかなる印象を与えるか。
・蛸博士は無学。
・風博士の遺書は表現が凝ってるがその内容たるや薄い。

第五段落
・なんかバスクの話に。話が変わって食傷しないね。
・風博士、極東じゃぽん国とか言ってるが、どこ出身?
 ・第三段落にて48年前の「二人の日本人留学生」が蛸と風だと言われている。
・歴史の話はわからんけどなんか変だな。
 ・比喩じゃなく本当に義経がチンギスハンだって話があったのね。
・二人がいかなる点でやりあっていたかの話・

第六段落
・だいぶ派手に転んでて藁。

第七段落
・諸君がどんどんでっかくなるな。
 ・触手ってこいつ舐めてんのか。
・蛸博士、風博士の妻を寝取る。

第八段落
・不法侵入
・カツラを手中に。

第九段落
・落ち込みすぎで藁
 ・もっとほかにあるだろ。
・希死念慮へ。

第十段落
遺書終わり。
・終わりかい笑
・語り手は自殺の目撃者らしいが、さて。

第十一段落
・躁のチェーホフか?

第十二段落
いやもういいか。好きだわこの文章。

真面目に読む気を吹き飛ばしてくれるいい文章だ。

正気か?