*関東氷帝戦を読んで(ネタバレあり)

こんにちは。
テニプリにハマって129日(5ヶ月程)のオタクです。


この夏 4thシーズンミュージカルテニスの王子様〜青学vs聖ルドルフvs山吹〜を観に行ってからビタハマりしました。
とにかく熱くて青春のキラキラを一身に浴びました。
大変楽しかったです。


で、原作を今読んでいます。
原作は原作で面白くて、舞台にはない部分を摂取できてなるほどねとなったり、試合構成やキャラ達の動き、関係性等、本当に読み応えがあって味わいながら読んでいます。


山吹戦まではミュージカルで把握してたので
そのつもりで読んでいましたが関東氷帝戦からは初見になります。
いや完全なる初見ではないのですが、(ネット民だったので有名なセリフや大流行りしていた空耳動画…等で知っている部分もある)せっかくなので感想をまとめることにしました。

ハマりのきっかけとなったルドルフが好きなので時にいらん感情が垣間見えるかもしれません。すんまそん。


◽️関東氷帝戦

面白かった。氷帝戦ってもう少し引っ張ってもいいところを関東1回戦にぶつけるの、リアルタイムで追ってた人は不意をつかれたろうしさぞ楽しかったことでしょう…


〜宍戸・鳳vs乾・海堂戦〜

個人的には試合前・試合中どっちも描写が多いからか?
この試合が特に面白かった、ここに関しては乾と海堂の2人の描写もアツいし単純に萌えるからイイですね…

一旦宍戸と鳳について。
実力的には鳳のが(多分)上ってのがいい、鳳はタッパもあって、実力もちゃんとあって正レギュラー。
それでも宍戸のことあんなに慕ってトラウマになりかねない練習に付き合って宍戸のレギュラー復帰を一緒にお願いしてイイ子だ…。
髪切った時に大事にしてた髪を…!って発言なんかいいですね。男子中学生同士でそういう会話があったってことですよね。
髪綺麗ですね宍戸さん!って言わないとその会話に至らなくないですか?ああ、この髪大事にしてんだ。トリートメントにこだわっててな、うんたらかんたら……いや男子中学生だしリンスっていうかな。どっちだと思います?

乾と海堂について。河川敷の青春キラキラはたまんないですね、良いシーンすぎる。
海堂って本当にねこちゃんみたいですね…決めつけますが実際モデル猫でしょう?
可愛い海堂と普段ミステリアスな雰囲気なのにたまにみせるうっかりとかドジで異常にかわいくなる乾(個人的見解)、海堂は乾のそんな場面みちゃってえ可愛い、って思って欲しいし乾は後輩だし常日頃から海堂は可愛いって思ってて欲しい、
うーん感想がBLに向けたソレですね…

あと青春学園って今までそんな負けてないから割と貴重な負け試合じゃないですか。だからこそ描写が細かくていい、負けたけど得るもの多かったよ〜ってわかる。

ていうか乾が海堂焚きつけるのがうまい。この後の緑山戦も読んだ上で感想をかいてますが、緑山戦でのリベンジマッチも込みでめちゃいいからできればまとめてミュージカルでみたい。緑山の話し3、4話しかないけどかなり好きなんですよね…しませんか?ミュ

〜忍足・向日vs菊丸・桃代戦〜

好きに書いてるからあれですが時系列的にはこっちの試合が先。忍足向日の凸凹コンビ。氷帝の中では等身大の中学3年生って感じが1番する。
忍足はこのタイミングで関西弁、強豪校の中の天才枠って美味しいポジションだな〜、多分シングルスでも強いだろうにこの大事な局面でダブルスまかせられるんだからめちゃ有能なんでしょう。27歳みたいな顔してるし会社勤めになっても仕事できるんだろうな。

向日は菊丸と同時に猫ジャンプしてるみたいな画角が面白かった。あと一重ですね…彼。
正直もう一つのダブルスのが私的には面白くてこっちの試合はもう少し読み返していきたい感じ。作者が桃代を大事に扱ってるなって感じた。
あとあれだリョーマが跳ぶ必要ある?って今更なこと言うの笑いました。

〜樺地vs河村〜

これ良かったね。樺地が跡部をどうしてそこまで慕うのかはこれから知るとして。シンプルに尊かった。
全員呼んだらいい場面で跡部がいくぞ樺地!って言ったのなんで?ってなったけど面白かったしなんか良かった。

樺地の強さもよく描写されて分かりやすかった。チートじゃん!って思った。ただパワー系なだけじゃない。
技に適した発声まで考えてるなんてすごくテニスに真摯に取り組んでるんでしょうね。

正直試合の結末はつけようぜ白黒!って思いましたが、河村がどうしても負けられない理由、今年でテニスは辞めて実家を継いで寿司修行に励むよみたいなのは王子様たちの中で、貴重なテニスを辞めた後の将来について語ってる場面だからグッときました。立派な子ですね…。でもいくらなんでも15歳でその決断は早いかと思うよ…寿司だけに。

〜芥川vs不二戦〜

うーん、天才不二先輩ここにありって感じでした。
慈郎が満を辞して登場して参戦しただけに。

でも慈郎めっっちゃ可愛い〜〜。
眠たい時彫刻みたいな顔してるのに覚醒したらやたらキャッキャしてて和んだ。お休みになっていた時うちの裕太が足引っ掛けちゃってごめんね。(うちの裕太?)

慈郎…慈郎はね、まず名前がいい。
オタクは名前褒め出したら終わりって誰かが言ってたけど、ジロウの漢字 慈愛の慈ですし芥川って苗字の只者ではない感。実際その通りだし、裕太を15分で倒してるし観月戦の時みせなかった不二の必殺技を引き出してるし。君のこともっと知りたいな!

氷帝のピリピリしてる(今のとこは割とそうみえる)中に慈郎みたいな子がいるのステキですね…、なんか氷帝の奥深さを感じる。


〜跡部vs手塚戦〜

強き者同士のぶつかり合い、この時点で作中1番の名試合だと思いますが、この先含めた全試合の中でもこの試合が1番良いって言う人もいるよねってくらい熱い試合でしたね。

試合前の氷帝コールが終わって手塚「もういいのか?」跡部「あぁ満足だ。」は可愛いしほっこりします〜。
手塚の反応も跡部の返しも可愛い。手塚のことここで好きになった人もいるよねきっと。

普段クールで大事な場面でしか(偏見)発言しない手塚が汗かいたり肩痛めて表情を歪めたりするのも本気が伝わってきて良かった。

途中の過去回想、大和部長との掛け合い、柱になれって言葉をリョーマに継承しているって解るのとかこの作品の今後も軸になるところだろうし熱い。
に対する跡部。ニトキタにナルシーで性格悪いって言われてたの笑ったけど氷帝内ではそんなに性格の悪さはみえなかった。むしろ良い部長やん!って思うところが多々あった。カッコよかったし強かったし。

まぁ性格悪い部分は記憶が上書きされて薄れている感否めないですね…。

〜日吉vsリョーマ戦〜

出た、隠しコマンドかの有名な日吉若2年アグレッシブベースライナー。
日吉というキャラは知ってるから原作ではここまで隠されて満を辞して登場したってことに驚いた。

対戦相手校のメインキャラってこれまで何かにつけて因縁だったりもとからの関係があるタイプが多い(阿久津とか裕太とか赤也もかな)けど意図的に隠してる感じ、両校とっておきの切り札だもんね…。メタ読みすればリョーマは勝つから負けたのはしょうがない。

でも演武テニスっていい〜そういうの好きです。鬼滅で猗窩座が武術というか型に合わせた技を繰り出してるみたいなそういうの。
演舞テニスでポーズしてる日吉いちいち可愛くて面白い。日吉若演舞テニスポーズ集出したら一定の利益を生むよ。買うし私(日吉若みたいな)
そんで負けた後です、氷帝の良さを感じたの。
泣く日吉にみんな集まって励ましている…負けたら即レギュラーから外すって無慈悲な制度でピリついてただろうに氷帝内部をもっと知りたくさせるね…。

これで終わりはたしかに勿体ない!
滝ハギノスケさんとか全然今のままじゃ人となりが分かんねーな分かんねーよ!漢字も分からん!
でも全国でこの悔しさをバネに青学に再び立ち向かう訳ですね…

立海もそうだけど、氷帝は前年は都大会制覇!関東も準優勝!ってプライドとプレッシャーがある訳じゃないですか。
勝ちたい勝って全国に行くっていう思いプラス勝たなきゃいけないっていうのを背負ってる学校はなんだか儚さを感じます。人一倍練習もするし圧を感じて追い込まれたり、視界が狭まって他のことが疎かになっちゃいそうだし。思春期特有の色々危うい感じがその儚さをうむというか。
でも改めて私がその立場だったら投げ出すような厳しい毎日を、彼らは勝つその時まで努力し続けてて本当にエラいです。この後これで終わりなんて嘘だ、全国行くべき学校なんだって大会側が判断して関東で負けた学校から選ばれて全国に行くことになった訳でしょ…それはもう実力ですよ…。たとえ全国行った時やいのやいの言われてしまうことになったとしても、胸張って立っていいんだよって伝えたいですね(誰?)
それを乗り越えて、もしくは想いを丸ごと抱えて青学にリベンジを誓う氷帝は間違いなく関東よりずっと強いでしょうし…

氷帝の全国大会戦楽しみです。
ほんと、跡部と手塚の試合なんて20年前に皆さんひとしきり盛り上がったろうに今更なこの感想…。


今のところ氷帝で特に気になったキャラは榊監督です。イケおじ〜。



テニプリの物語は勿論なんですが、キャラのことをもっと知りたい!と思わせる、夢中にさせる力凄いですよね。
.5とかの設定集も今後読みたいです。

それでは拙い文章ですが、ご覧いただきありがとうございました。

気が向いたらこの先の感想も述べていきたいです。
テニプリ最高〜〜!!







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