[え、まさかアレが⁉︎]生活の中にある、意外な電磁波
こんにちは。
EMFA 一般社団法人日本電磁波協会 電磁波測定士インストラクターの、野島です。
今回お伝えする内容は、
「電磁波の種類、ひとつじゃないです」
「ネットで煽られているものばかり、電磁波気にしていませんか?」
のラインナップです。
あまり伝わっていないような、電磁波の強いものについても
お伝えしていきますね!
電磁波を気にされないかたも多いですが、
気にされている方々の声をまとめると
だいたい同じような、家電などの機器の電磁波を気にされているようです。
そして、電磁波には種類があることをご存知ではないので
全て同じ一種類の電磁波と思っています。
電磁波って
紫外線も電磁波、人間など動物の体にも微弱な電磁波があります。
電磁波を対策しようと、アクセサリーや不思議な置き物などの電磁波対策グッズが販売されていますが
どの電磁波を対策しているのか、ご存知ですか?
WiFiやスマホ、電子レンジ、IHの電磁波を
ひとつのアイテムですべて対策できる…
それぞれ特徴があるのに
ひとつでどう対策できているのでしょうか?
たとえば、紫外線だったら日焼け止めを塗る というふうに
世の中ではいわれていますね?
(私個人的には それはどうかと思っていますが)
紫外線カットとされる日焼け止めを
同じ電磁波のくくりに入る、スマホやWiFiの電磁波対策に使いませんよね?
これは わかりやすく大げさにしましたが、
そもそも よくわからない電磁波対策グッズで、様々な電磁波対策をしよう というほうが
無理があります。
電磁波というのは、周波数によって違います。
大きな括りでは、「電磁波」ですが
周波数が高いものもあれば 低い周波数のものもあります。
ちなみに、人間も周波数は 人それぞれですね。
いろーんな人がいます。
いろんな人がいるのに
『人には、このように接しなさい』と1パターンな対応で良いでしょうか?
怒りっぽい人もいれば
静かな人もいる
悲観的な人もいれば
松岡修造並みに元気いっぱいな人もいます。
でも
怒りっぽい人も、怒る時は周りが迷惑しやすいですが
いざとなると頼もしい時もあったり
静かな人も、何考えているかわからない時があったり
悲観的な人は、いつもは面倒くさいけど
こちらが悲しいことがあった時に寄り添ってくれたり
いつも元気いっぱいな人も
アクティブで健康的ですが、
朝ゆっくり寝たい ゆっくりしたいタイプの人からすると迷惑な時もあったり
これまで生きてきて
ひとりの人も、相手次第では
良い人だったり なんか合わないな って人だったりしたなぁ って思いますよね。
電磁波も周波数によって特性がありますから
高い周波数(高周波)には それなりの対策、
低い周波数(低周波)には それなりの対策があるわけです。
ちなみに、◯ヘルツ〜◯ヘルツは高周波
◯ヘルツ〜◯ヘルツは低周波、というのは
ここではお伝えしません。
読むかたにとっては意味がわからないどころか、
面倒な話と捉えてシャッターおろしちゃうので!
関心をよせていただいたかたは
ぜひ、ネットで検索されてみてください。
話を戻します。
そもそも電磁波というのは、
“電”場 と “磁”場 の “波”
という複合語です。
このことからも
電磁波には種類がある ということがわかりますね。
そして、
私たち、電磁波測定士がよく使うワードの
「高周波」は、
わかりやすくお伝えすると、
飛んでる電磁波のことです。
“電波”と呼ぶほうがわかりやすいものもあります。
マイクロ波も、高周波チームに混ぜてあげてくださいね。
そして
「低周波」は、
家電や送配電線・配線の ものを動かす電磁波です。
そして、さらに
どちらにも
電場(電界)
と
磁場(磁界)
が、あります。
高周波は波が細かすぎて、
もはや電場と磁場に分けることができません。
ですので、
低周波を対策していくことになります。
低周波の
電場に関しては、これまでもこのblogでお伝えしてきましたが
コンセント挿した時点で発生する、伝わる性質のある電磁波
です。
対策方法としては
「アース」をとって逃がすことで対策になります。
そして もうひとつ、磁場です。
「磁界」というネーミングのほうが、知られているかもしれませんが
私たち電磁波測定士は 「磁場」とお伝えしています。
磁場については、スイッチをONにすると発生する、貫通性のある電磁波 と
わかりやすくお伝えしています。
対策方法は
なんと、
離れる
ということしかできません‼︎
コンクリートの壁で遮ったところで貫通性があるため、
アルミ箔などの反射材をも貫いちゃいます。
なのに、
IHや電子レンジの電磁波を気にして
エプロンとかカーテンとかシート…そういうので対処していませんか?
「離れる」だけは、無料です♪
その、「離れる」ことが対策の磁場。
何でもかんでも、電気を使うものは磁場が強い ってわけではありません。
ある日、電磁波測定の訪問先で
時計を ベランダに置いてあるかたがいらっしゃいました。
電磁波が怖くて、部屋に置けないのだそうです。
お話と思いをじっくり聞かせてもらって
最後にお伝えしました。
電池を使うものは、電磁波出ませんよ
と。
そのお客様は
え!
って驚かれていました。
絶対的だと思い込んでいることが崩れる時は、
人は パニックになります。
でも、そうなんです。
電池やバッテリーを使うものは直流電気といって
波を持ちません。
なので、電磁波の影響がない とお伝えしています。
その反対の、交流電気は 波を持ちます。
そうです、コンセントに挿した電気です。
この、交流電気が 影響を与えているので
交流電場も、交流磁場も 対策が必要
だ
ということなのです。
その交流磁場で、強い磁場が出る家電といえば
お馴染みの、IH・電子レンジ・ヘアドライヤー などです。
この家電は、必ずといっていいほど
the・電磁波 という感じで取り上げられます。
もちろん、実際に強い磁場を発生しますので
離れる ということをお勧めします。
ですが、このどれも
一日中 または 長時間使うことってありませんね。
もちろん、出来るだけ短い時間で使っていただきたいです。
なぜなら、磁場の影響としては貫通性を持っているので
動物の体内をも貫通し、遺伝子損傷 または
発ガン性がある
からです。
磁場については、
アメブロでも説明しています。
IHや電子レンジは、
IHの調理器具のある厨房にずっといるお仕事のかた
ドライヤーは美容師さんが 触れる時間が長いかと思いますが、
一般の私たちは
1日のうち長時間、しかも体から数センチ以内で接することは
ほとんどないかと思います。
しかし、
その他で、強い磁場が出る
暖房器具は 長時間、近い位置で体と接しています。
典型的な例が、こたつ。
そして、ホットカーペットや電気毛布。
最近では、
便利という観点から
足元を囲うパネルヒーターや、ペット用にも電気あんかや電気マットも続々出ています。
こういった家電は、磁場だけでなく電場も強く
長時間接していて さらに接するどころか触れることで役割を果たします。
ちなみに
ここは大切な部分ですが
私たち日本電磁波協会の電磁波測定士は
スウェーデンのMPR IIというパソコンの基準値を用いて
基準値を設定しています。
なぜ、スウェーデンなのか? というと
日本には、発電所の基準値程度しか
基準値が無いから
です。
その基準値(EMFAセーフティガイドラインといいます)は、
電場は 25v/m以下、
磁場は 2.5mG以下 として対策しています。
あれ?
さっき 1000v/m以上の画像あったよね⁉︎と、お気づきになったかたは
素晴らしいです!
この基準値から見ると
画像の数値がいかに高いか、がわかりますね。
人間だけでなく、
ペットのために と、 ペット用暖房器具を設置したところ
このように、電場や磁場の強い家電の影響をペットにも与えてしまっている結果に。
他にも、
私が測定で伺う際に 注視する部分があります。
それは、
食洗機。
ほとんどのご家庭が、システムキッチンの中央部分に食洗機があり
食材を切ったりする作業部分に立った時、お腹のあたりに設置されています。
これの何が気になるか?というと
なんと
スイッチをOFFにしていても、磁場が出ている
のです。
食洗機の稼働中も含めた画像を、見ていきましょう。
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