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b-ortho導入クリニックのご紹介「船橋歯科医院」

患者さんの健康な歯を残し、素敵な笑顔にしたい。
かかりつけ医にこそ矯正治療が必要。

船橋静香先生

船橋歯科医院は、岡山駅から車で約7分の国道沿いにあります。副院長の船橋静香先生は、歯科医師として約30年のキャリアを持ち、矯正治療の症例は小児矯正を含めると1,000件を超えています。
経験豊富な船橋先生が「b-orthoを導入したい」ということで、お話を伺いに行きました。

矯正治療が必要と思ったきっかけ

一般開業医ですので補綴をメインにしています。歯を削ることが多いと歯髄炎を引き起こし、抜髄になり、根管治療した歯は平均で11年くらいしか持たないと言われます。できるだけ歯を削らずに、患者さんの見た目を改善したいことを考えると、矯正治療は避けて通れませんでした。

最初はワイヤー矯正を行っていましたが、インビザラインを習得するために10年ほど前からアメリカ、トリノ、バルセロナまで何度か行き、学びました。何ケースもインビザラインを行い、一層式のアライナーでは不可能だった歯根を動かすことができ、患者さんの満足度も得られるようになりました。

インビザライン社の口腔内スキャナーiTero エレメント 5Dを導入

一般歯科では歯冠修復、欠損補綴を主に行いますが、長年経つと歯根から破折したり歯周組織に無理が生じたりしてきます。通常の治療と矯正治療の経験から、患者さんのためには一般開業医が矯正治療をセットで組み込む仕組みが必要だと思っていた時に「b-ortho」を知りました。このサービスは、複数の認定医ドクターによる説明やサポートを得られるので安心感があると思いました。

矯正治療を求める患者様のご相談

歯並びに問題があり、矯正を必要とする患者さんは多く、お子さんをお持ちの親御さんの悩みは深刻です。また、より完成度の高い補綴治療のために術前矯正が必要な場合は多くあります。矯正治療で歯茎のラインがスッと整うと、仕上がりが全然違いますから患者さんは喜びます。一般開業医には見た目を治したいと来院される方が非常に多く、奥歯は噛めていて、前歯の審美矯正の要望が多いです。そうはいっても、実は奥歯や咬合平面が崩れていることもあり、全顎での矯正治療が必要と判断して、患者さんに伝えなければならない場合もあります。

矯正の診断は、これまで顧問の矯正指導医や非常勤の認定医に相談しながら自分で行ってきました。私自身が歯の動きをわかっていないと、何が良くて、何ができるのか患者さんに説明できません。新しい治療法のインビザラインは200ケースは自分でやろうと思い、実際に行ってきました。そろそろ次の世代に技術を託していかないと、と考え始めていました。

噛み合わせをチェック

当社サービス(b-ortho)を導入した決め手を教えてください。

b-orthoは、教育システムにも活用できると期待しています。かかりつけ歯科は子供さんの頃からご家族で来院される方が多く、医療は持続的にサポートしていくものであり、私が引退した後も継続します。
現在当院には7人の医師がおり、20代30代が8割くらいです。次の世代にバトンを渡したいと思った時に、ドクターの経験アップが欠かせないと思いました。若い勤務医の先生に矯正ができるシステムを落とし込んでいくのに、b-orthoは向いていると思います。b-orthoで認定医のサポートを受けながら矯正治療に自信がつけば、さらに勉強への意欲に繋がり、若い先生が育つと思うからです。
矯正認定医には、月に1度来てもらい治療に当たってもらっていますが、朝から夜まで途切れず診療があるため、勤務医が教わる時間は意外と取れないです。b-orthoならデジタルツールで認定医と話せることも魅力です。

サービスへの期待と費用について

海外にしかインビザラインの情報がほとんどなかった10年前から、モニタリングの大切さが言われていました。信頼して来てくださっている患者さんに最新技術の恩恵を届けたいため、新しいものを取り入れることに抵抗はなく、好きな方だと思います。
Braceはデンタルモニタリングとパートナーシップ契約を締結されていますので、割安に歯科医を通じて患者さんにモニタリングを提供いただけることも魅力です。実際のところオールインクルーシブで75万円(※)の治療費は安いです。患者さんの敷居が低くなり、価格面でも使いやすいと思います。患者さんがたくさん集まらない地域では、矯正治療が費用面で高くなってしまうことが課題です。このシステム(b-ortho)を入れないと、地方都市の矯正は発展しないと思っていますので、気軽に選択肢に入れられるようになってほしいです。
(※)税抜き、費用のメリットは先生のブログに詳しく書かれています

Braceのサービスと矯正治療の発展

歯を削る治療には、トラブルがつきものですし、歯を何本も失うなど悲惨なこともあります。健康な歯をできるだけ残すために、矯正治療は大事であることを伝えるツールとしてもb-orthoが使えると思います。スマホでも相談できる手軽さもあり、同時に複数の認定医から丁寧な説明が受けられるので、安心感が違います。また、東京で働く先生が多い中、地域の歯科医院ではなかなか矯正医を雇用できません。どうしても東京一極集中になってしまうところ、地方都市をサポートしてくれるシステムはいいなと思います。

岡山は矯正の先生が多い方だと思います。矯正専門医と連携を取る治療は何度もトライしましたが、紹介状の文章では伝わりにくい側面があり、一般開業医が自分の求める治療を自ら行う方が良いと考えています。
かかりつけ歯科は患者さんの笑顔を素敵に、歯並びを綺麗にしたい、一生診てあげたいという思いが強いです。2院に通うと患者さんの負担もあります。かかりつけ医が責任を持つ、オールインクルーシブの治療は無駄がありません。そこを埋めていくツールがb-orthoだと思っています。

船橋歯科医院 正面

インタビュー後記

船橋先生は、3人のお子さんを育てながら歯科医師を続けてきました。
今は女性の歯科医師が多くなりましたが、不足している状況だと言います。子育ての時期はあるものの、医療は進化するのでキャリアを積み続けること、結婚や子育てで長く休むと復職はとてもハードルが高く、時代の進化に遅れず勉強し続けることが大事だと強調されていました。
Braceは、8時間勤務が前提ではない新しい働き方や、女性にとって働きやすい環境をサポートしていますが、先生に共感をいただけて嬉しく思いました。最後に「女性の矯正歯科医には、Braceに登録してほしい。娘も矯正歯科医をめざしており、お世話になるかもしれません」と冗談混じりにお話してくださいました。



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