（創作詩）聖戦

目の前の現実を見て震えているのか？
嘆き悲しんだとしても
現実は変わらない変えられない
零れる涙の熱さと不安を奥歯で嚙み殺す

これから自分に問われるのは
戦う覚悟だ
自分は大丈夫だと何度も唱えろ
自分はまだ戦えると嘘でもいいから言え
震える足を制し歩き出せ
恐怖を口にするのではなく
自分を奮い立たせる為の凱歌を咆哮する
後戻りはできない

だがな

戦略的撤退は逃げる事ではない
英気を養いまた戦えるまで
息を潜めるのは悪いことじゃない
虎視眈々と待つのも悪くない
勝つことのみにこだわるのではなく
生きることにこだわれ
生き抜くことが正義

僕は戦う、自分を守るために
僕は戦う、愛する人と愛する大地を守るために
僕は戦う、輝かしい未来を掴むために

あとがき

こんにちは、さきとです。

人には大小にかかわらず超えたい壁がある。もしくは状況がある。
もちろん人によって壁や状況は異なりますが、それが夢だったり、勉強だったり、人間関係だったり、自分自身だったり、トラウマだったりという感じです。

生きている以上は必ずやってくるものですからね。

この作品を読んでくださった皆様に感謝と愛を！
また次回の作品で会いましょう！