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【簿記2級学習】除却の「処分価額」は評価額

結論

除却時に出てくる「処分価額」とは、除却を実施した後の固定資産が持つ評価額のようです。
なので「貯蔵品」資産で計上します。
「処分」と聞くと「処分にかかった費用」と考えてしまいそうですね。気を付けます。




経緯

簿記2級の学習で下記の仕訳を解いてました。

このコピー機は直ちに倉庫に移管し、その処分価額を ¥ 80,000 と見積もった。

簿記2級 重要仕訳TOP100 固定資産の除却|簿記検定ナビ (boki-navi.com)

固定資産の「減価償却累計額」「減価償却費」を調べ、除却を実施。
実施後の除却損額を調べて解答する仕訳となります。

ただ、除却時に「処分価額」が出てきてます。
そして解説を見ると「貯蔵品」資産で計上しています。
「なぜ処分なのに貯蔵品で計上してるんだ?」と戸惑ったので、調べることにしました。



解説

「処分価額」の意味は「除却を実施した後の固定資産が持つ評価額」です。

もう少し自分なりにかみ砕きます。
固定資産を除却します。除却は「使うのをやめる」ことです。たとえ使うことをやめたとしても資産価値はいくらか残るわけです。
この資産価値が「処分価額」です。
なので「処分価額」は「貯蔵品」資産で計上します。



おわりに

「貯蔵品」資産で計上するイメージが湧きにくいですよね💦
「処分」ワードに引っ張られてしまうので・・・
調べて勉強になったので注意していきたい次第です。

以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!


参考

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